彼がシャツを脱いで、その下に着ていた白いTシャツ姿になった。
「全部脱ぐの。
何手休めてんの。
いっとくけど下もだからね?」
何手休めてんの。
いっとくけど下もだからね?」
彼はついにパンツ一丁になってしまった。
初対面の女性に裸体をさらすという羞恥に、顔は今にも泣き出しそうなほど赤くなっていた。
しかしどうだろう…
服を着ている上からでも凄かったが、改めて直に見ると本当に中学生くらいの少し痩せた少年そのものである。
しかし、さっきからその貧相な体に似つかわしくない、圧倒的な存在感のあるものが股間の膨らみにあるのにゆらは気づいていた。
彼はゆらの視線が自分の股間に集中しているのを感じると、瞬時に手で覆う素振りを見せた。