ketsu


1 :
オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 18:41:05.41 ID:Npy6DyzhO

スペック23歳オス会社員
私が初めて風俗に行ったのは21歳の三月だった。
東日本大震災後の一週間後あとだった気がする。
童貞だった。ヘルスだった。気持ちがいい体験をして、ヘルス・ソープにハマった。
累計15回ほど。まだまだ初心者だ。
その15人の中で特に印象に残った、3人の私を抱いた女たちの話をしようと思う。


3 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 18:47:48.51 ID:Npy6DyzhO
すまない。パソコンがアクセス禁止だった。

最初にA子の話をしよう。

彼女は神奈川の曙町のヘルスで私を抱いた。
私はフリーだった。店頭で写真を見た。
かつてAVにも出演したことがあった女性だった。
さぞかし綺麗なのだろうと考え私は彼女を指名した。


4 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 18:52:54.97 ID:Npy6DyzhO
携帯からだと書き込みが遅くなってしまう。

そのヘルスは痴漢をモチーフにしたつくりになっている。風俗嬢はコスプレをして10分ほど痴漢される。私はA子にOLの服装をさせた。私は案内されて部屋に入った。電車のつり革につかまって小太りな女性が私に背を向けて立っていた。

5 :名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 18:54:08.41 ID:DoH+ZkIK0
なんで受け身なんだよ


7 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 18:55:45.30 ID:Npy6DyzhO
まず、尻をなでまわした。
かたくなった肉を摘むと彼女は抵抗する演技をした。
その後後ろから乳を揉み、硬くなった息子を彼女の腰や尻に擦り付けた。

背後から抱きついた時、首筋から加齢臭を嗅いだ。


これが悲劇の始まりだった。


9 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:01:20.14 ID:Npy6DyzhO
胸騒ぎがした。
私は今よりもヘルス初心者だった。
うぶだった。何も知らなかった。
受付で
「ぽっちゃりお姉さん」
そう紹介を受けた。
--お姉さん
私はこの意味を理解できていなかった。

「興奮してるね」

擦れた低い声で彼女が振り返った。

    振り替えれば、ファンデーションを塗ったくった化け物がそこにいた。




11 :名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 19:04:01.57 ID:RadCd+2t0
ツムラやるなwwwwwwww
おもろいwww


12 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:07:42.49 ID:Npy6DyzhO
「堅くなってる」
彼女の分厚い唇が左右に裂け、低い声が私にふりかかる。
ジーンズのファスナーが降ろされた。
ピクピク痙攣する息子を、彼女がトランクスから引きずりだした。
「おりゃおりゃ」
と軽く指でつつく。
ふしくれだった指だった。
手は血管が浮き上がり、私の息子をつつく度に、ニターと音が出るくらい気持ち良く笑った。


13 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:15:04.03 ID:Npy6DyzhO
A子より化け物と表現しよう。彼女には申し訳ないが。

化け物は私の服を剥いだ。

私は無抵抗だった。抵抗したら、目の前の浜の怪物に息子を噛みちぎられる--そう考えた。

彼女は接客トークで私をリラックスさせようと勤めてくれた。


--人は命の火が消えかける瞬間、些細な事に目を向ける。


私は彼女の懸命なトークをよく聞くことができなかった。


ただ彼女が首を傾げたり、ちょっと体を上下させた時に飛ぶ、汗を見ていた。


ただ彼女の口から私の胸や腹部に飛び散る唾液を見ていた。


薄暗い部屋だった。

オレンジ色の光がぼんやり部屋に満ちていた。

その光を反射した、化け物の唾液と汗が美しかった。



14 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:22:25.21 ID:Npy6DyzhO
「シャワー浴びよ」
彼女は私をシャワー室に引きずり込んだ。
シャワー室は明るかった。
化け物の顔がよく見てた。
黒ぶち眼鏡をかけていた。
身長は私より20センチほど低い。

ほっぺたはソープ嬢-化け物はヘルス嬢だったが-によく見られる、口の回りと頬の間に深い溝みたいなシワが出来ていて、浮き上がって見えた。

乳の形に問題はなかった。
腹部は柔らかそうだった。
齢40代前半。
確かにお姉さんだった。
人生のお姉さんだった。

--かつてナチスがユダヤ人に行った許されざる罪を思い出した。

シャワー室。
命の墓場。
この時私はユダヤの民だった。


16 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:28:49.06 ID:Npy6DyzhO
私は彼女にAV出演について尋ねた。
彼女は答えた。
熟女として企画ものの数本出た事。
TSUTAYAで自分のAVを見つけてほくそ笑んでいたら、店員に追い出された事。
「痴漢ものにも出たんだ。私が出たのはね、地方の電車の中でSEXするやつ。
人が少ない時間帯に撮影するんだけど、私と男優さんの回りをスタッフの人がぐるーって囲むの。
その中で服破いてたったまま。フィニッシュは口で。」


17 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:34:30.04 ID:Npy6DyzhO
「他にはどんなものに?」
私は問答を続けた。
「あとは農家の嫁さん役でSEX。2人の農夫さん役の男優さんに畑の中やビニールハウスの中で。豚小屋の中はきつかった」
と彼女は答えた。唇は裂けたままだった。

--なぜそこまでしてAVに?

私はそう言いだしそうになったが、口をつむんだ。

私は他人の人生にこれ以上質問出来る身分ではない。


18 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:39:31.42 ID:Npy6DyzhO
「ずっと堅いままだね」
彼女はしゃがみこみ私の息子に息を吹き掛けた。

彼女は目が良くなかった。

彼女は気が付かなかった。
息子だけではない。
私の全身がかたかった。

まだ命の息吹は絶えていなかった。

しかし、体は、息子は、死後硬直のそれと似ていた。

「緊張してるのかな」

彼女は尋ねた。
「うん」
私は答えた。
これから喰われるのだ。
彼女の夕飯になるのだ。
時間は6時を過ぎていた。早めの夕飯だ。
緊張しないわけがない。

彼女は強力を発揮して私をシャワー室から引きずりだした。


19 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:44:13.51 ID:Npy6DyzhO
部屋は、壁ぎわに電車内のシートがあった。人が軽く三、四人座れるくらいあった。

私はそこに投げ出された。

彼女は私の前にひざまずいた。

「どっちがいい?」

彼女は尋ねた。
「和食がいい」
私は答えた。
あまり肉類を使わない料理ならば生きていられると考えたのだ。



彼女の唾液が私の視界に広がった。


20 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:49:46.66 ID:Npy6DyzhO
「残念だけど、お店の外じゃ出会わないって決めてるの」
彼女は私の膝を擦りながら答えた。
「攻めたい?攻められたい?」

私は攻めたいと答えた。鼠だって猫に噛み付く。最後の抵抗をしたかった。


彼女は承諾した。

「ちなみに私は中華が好きなの」

--鼠料理なんて中華に合っただろうか。


私はそう考えて、彼女に席を譲った。


私はご年配の方には席を譲る主義だ。


電車の席を譲るには彼女は早過ぎた。そんなにふけてない。


裸で向き合うには彼女は遅過ぎた。そんなに若くない。うんや、全然


22 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:54:12.82 ID:Npy6DyzhO
私は彼女にキスをした。
うねうねした粘っこいものが、私の舌を飲み込んだ。

私はワレメちゃんに指を入れ、刺激した。

彼女は眉間にシワを寄せた。深いシワだ。マリアナ海溝並に深い。

口元に手を添え、

「ブゥー、ヒィモチィ」
と喘いだ。

なかなかの演技力だった。

私は興奮してかき混ぜた。
指が膣の壁に当たるたび彼女は、
「バァー!バァー!」
と吠えた。


23 :名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 19:56:46.23 ID:32rzTqLq0
お前www
どんな野獣と絡んでんだwww


24 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 19:58:25.21 ID:Npy6DyzhO
彼女の顔はどこに何があるのか分からないくらい、ぐちゃぐちゃになった。

「遂に本性を出したか」

と私は言った。この化け物め。人間の姿から本来の姿に戻ったか。
「らってヒィモチィんだもん。Hな私になっちゃう」
と彼女は奇声を上げた。
何いってんだこいつ。


25 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 20:05:14.04 ID:Npy6DyzhO
「ふぁげじぐへめるのへ」
と彼女が言った。

激しく攻めるのね。

そう言いたいのだろう。

しかし彼女は日本人でも、ましてやこの星の生き物でもない。

--絶対火星から来た。
私はそう考えた。

攻める?違う。

「退治だ」
私は言った。
地球を守らねばならない。
生まれて、初めて、社会のために何かをしようと考えた。

誰にも誉められなくてもいい。

誰にも気付かれなくてもいい。

私が、彼女を退治しなければ。


「アヒャハア。Sなんだね、退治して、退治ひて」


何いってんだこいつ。


27 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 20:09:05.26 ID:Npy6DyzhO
私は最後の攻撃を彼女に加えた。

ひたすら膣を掻き混ぜた。

「ビャアアア!ビモヂイイ、ビモヂイイ、モッホ!モッホ!」

私は攻撃の手を緩めなかった。そして、


「バアアアアアアアア!ビグー!ビグ!ヒ゛ク゛ウウウウ!」


彼女は雄叫びを上げて、体を痙攣させた。


30 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 20:16:06.10 ID:Npy6DyzhO
私は使命感に燃えていた。
彼女は火星人だ。
我々の想像を凌駕する生命体だ。
徹底的に攻撃を食われるのだ。

私は膣を攻めた。

火星人は叫んだ。

「ビャヤ!ビャヤ!ヒッチャッハカラ、ボフ、ヒャメヘ!バアアアアアアアア!」


情けをかけるのは騎士道精神に反する。




--そして、火星人の反撃が膣から始まった!


32 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 20:36:00.32 ID:Npy6DyzhO
厳密に言うと膣ではない尿道からである。

その時私の顔は膣の真正面にあった。


いきなりだった。


瞬きした瞬間だった。


何かを吹き付けられた。


未知の液体が私の顔に吹き付けられた。


「ギャア」

私は倒れた。

「大丈夫」

化け物が尋ねた


--私は15回風俗へ行ったと書いた。

しかし火星人からしか受けなかったサービスがある。

潮吹きである。


34 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 20:39:21.38 ID:Npy6DyzhO
潮と表現したが、ションベンかもしれない。

「気持ち良くて出ちゃった」

火星人の宣戦布告宣言をBGMに私はタオルで顔を拭いた。
何があったか今でもわからない。

ともかく私は火星人にぶったけられた。


38 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 20:44:39.74 ID:Npy6DyzhO
「じゃ今度は私が、退治するね」
私が顔を拭き終えると、彼女にベッドに投げ倒された。
電車のシート以外にも、ベッドがある。

火星人は私の上に降り立った。


乳首を舐めてきた。

ビュビジュバ!ジュビジュバ!吸い上げてくる。

火星人は体をくまなく舐めてきた。

舌がざらざらしていた。痛かった。

「ハアハア」

彼女の鼻息が私の肌を汚染した。

怖かった。怖くて怖くて動けなかった。

41 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 20:50:59.55 ID:Npy6DyzhO
それにこの部屋にたまりこんだ加齢臭はなんとも言えぬ。

臭くはなかった。

しかし気になった。

火星人は私の本丸に口を近付けた。


「ンーバ!ンーバ!」

我がタマタマを火星人は吸い込んでは吐き出し、吸い込んでは吐き出し、それを繰り返した。

「スゴい、ずっとかたいまんまだよ」

当然だ。死後硬直が生前から始まっているのだ。


--その時が、そして来た。



42 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 20:56:09.86 ID:Npy6DyzhO
火星人が私の本丸を咥えた。
唾液と空気が生み出す鎮魂歌を、火星人が奏でた。

「バハアー」

火星人が私を見ながら本丸を上下に舐めた。

その姿に戦慄した。化け物が、地球外生命体が、嬉々とした表情で、我がオチンチンをなめ回している。


恐怖以外のなにものでもない。


「キモヒイイ?」

火星人が交信してきた。
「ハイ」

私は屈伏した。


43 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 20:59:35.46 ID:Npy6DyzhO
目は見開いていた。頬はへこんでいた。
「ングーングー」
言いながら本丸が吸い上げられていく。

全身から体液を吸い上げられていく感覚がした。


「キモヒイイ?」

「ハイ…」
「モッホキモヒイイことしてあげる」
火星人が本丸から口を外した。

「バカッ」「ガパッ」とかそんな音がした。



44 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 21:11:23.92 ID:Npy6DyzhO
火星人はローションを私の息子に塗った。
冷たくてヌメヌメしていて快感だった。

火星人は私に跨った。

素股である。

前後に体を揺り動かした。


「バ!バァー!」

また人外の声を上げる火星人。
腰の動きが激しくなってきた。

息子が、痛い。

もう少しゆっくりがいい。


45 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 21:13:52.73 ID:Npy6DyzhO
本丸が降伏を、私に要求してきた。
私が無条件降伏を彼女に申し出ると、口か素股かを選ぶよう選択を要求した。

私は口を選択した。

素股は痛い。火星人は下手だ。



46 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 21:22:05.97 ID:Npy6DyzhO
火星人が本丸を咥えた。
また上目遣いでだ。
食われるかと思った。
私は目を積むって、日頃おかずにしている同級生を思い浮べた。

--高飛車な女だった。小生意気で私を見下していた。

美人でいい体をしていた。
私はいつも脳内で彼女を、夜勤ナース服のコスプレをさせ、中出ししていた-

私は目をつむった。

今息子を舐めているのはあの女だ。

脳内であの女と会話する。

-「もっと音をたてるである」
-「許してください」
-「黙るである」
-「ごめんなさい。もうバカにしません」
-「うるさいである」


「こっち見て。目を見ながらのほうが興奮するよ」

火星人が私に命令する。
「ハイ」
私は従った。


空想は私をいたわる。

現実は私を傷つける。


47 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 21:30:10.59 ID:Npy6DyzhO
化け物だ。
キラキラ目を輝かせて私を見ている。
怖いのに本丸は快楽に包まれる。

ジャボジャボジャボ

ズボンズボンズボン

フェラはこんな音をたてるのか。


「イク…イクイク」

私が喘ぐと、火星人はスピードを上げた。
耳にまとわり付く、粘着性のある、リズム…。

私は火星人の口に種を出した。

火星人は、収穫品を、口に含んだまま、私に口付けした。

お帰り、精子。


「気持ち良かったね」

火星人は私の肩を枕にして寝転んだ。

--私と火星人の戦いはこれで終わりである。

加齢臭が一時間ほど鼻孔に残ったこと、
ヘルス店のトイレで吐いたこと、

その店にそれからいっていないことを付け加えておこう。



48 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 21:33:22.91 ID:Npy6DyzhO
一人目の物語「火星人に抱かれた話」はここで終わりである。

二人目、三人目は風呂と夕食後にかかせていただく。


49 :名も無き被検体774号+:2012/06/10(日) 21:34:17.32 ID:Q6MxC9VF0
抱かれてないじゃん


56 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 22:42:43.27 ID:Npy6DyzhO
遅れたすまない。
片山津温泉ソープで隕石が落ちてきた話をしよう。

昨日のことだ。私は片山津へ行った。


古くは風俗街として発展したこの街は、今は平凡な温泉街として観光客を集めている。


女の体・たばこ・酒・レントン教授シリーズ、逆転裁判シリーズ、第五期のゲゲゲの鬼太郎猫娘と脳内でいちゃいちゃするしか趣味がない私にとって、これはゆゆしき事であった。


私は異性と交際したことがない。

恋愛する前に風俗遊びに目覚めてしまった。
短く見れば健康的だが、長く見れば不健康的である。

以前告白をしようとしたことが二回あった。


しかしあるトラブルによって、彼女たちと過ごした


時間は、闇の歴史として私の心に残っている。



話を戻そう。


このスレは私の精子が飛び散るスレだ。


愛を語るスレではない。


57 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 22:44:57.96 ID:Npy6DyzhO
片山津は昨日で三回目だ。

片山津のシステムは、インターネットで風俗嬢をみて予約してSEXする、というもののようだ。

川崎堀之内―とある大手グループ―のように手軽にはいけない。
時として写真すら見せてもらえない時がある。
おまけに写真もインターネットと同じ。
写真を店内で見ようが、インターネット予約しようが同じなのだ。

正直不満足であるが、やはり女の体をなめたい。

だから私は片山津へ行くのだ。

私は昨日ある店にフリーで入った。


写真を見た。「巨乳 ぽっちゃり 20代前半」。その歌文句抱えた金髪ギャルの写真を見かけた。


写真にはモザイクがなかった。


私の浅はかな経験から、地雷嬢と判断した。


普段なら私は絶対指名はしない。


しかしその時の私はおかしかった。


冒険をしたくなった。



私はこれまでの生涯を振り返った。

なんの冒険もない、起伏もない、ありきたりな平凡な人生だった。



58 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 22:53:21.32 ID:Npy6DyzhO
私にとって最初の異性は母だった。

母はいつも離婚届を居間のテーブルに広げていた。

掃除・洗濯はしてくれた記憶はなかった。
いつも臭いとみんなから言われていた。
洗濯を自分でしようとしたが、母はそれを嫌がった。
食事はいつもご飯に納豆。夕飯はスーパーの半額の惣菜だった。

小学生の時、私は容姿と不潔さを理由にいじめられ、中学でも同じく。

高校でも不良にからめれ体の一部を骨折、不登校・ひきこもりを経て大学に進学。

「もっと勉強していいところ行けばよかったんだ」


と母に言われた。それは私の努力不足だ。学校に通うのが精いっぱいだった、と言い訳しかできなかった私のせいだ。

トイレしか居場所がなかった負け犬のいいわけだった。

バイト先では低学歴と揶揄され、同級生はみな学歴コンプレックス。


成人式では「あんたの値段は1000円だ。男として扱われるにゃ100万だよな」と中学の同級生の女性に言われた。


卒業論文執筆に失敗し、ゼミ教授から「お前は四年間成長できなかった。四年間無駄だった」と当たり前の評価を頂いた。


不景気による就職難と私自身の市場価値のなさでなかなか職にありつけず。幸いにも正社員の職を得られたが、会社の先輩方からは


「なんでこんなひどい会社入ったの?そんなに就職難なの」


「大卒ならもっといいとこいけたんじゃない?」


「新卒で入る会社ではない」


と厚いアドバイスを頂いた。


私は若かった。何も知らなかった。世の中上記で述べた「普通の人生」じゃつまらないと思っていた。


勇気を出したかった。


冒険を、己の意志でこんなんに立ち向かう。そんな誰もが幼い時に経験しておくべき経験を私は今頃になって手にいれたくなった。



――私は、その地雷壌を指名した。




59 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 22:58:06.87 ID:Npy6DyzhO
五時すぎたった。雨のせいで片山津温泉の空は、日本の未来と同じ色をしていた。


数分待った。案内され地雷嬢にあった。





--私の予感は的中した。


そこに女性はいなかった。


肉の塊がそこにあった。



60 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 23:02:30.96 ID:Npy6DyzhO
肉の塊に、目があった、鼻があった、口があった、耳があった。

「こんにちわ!今日はよろしく!」


明るい雰囲気で私を迎えた。


生きている生き物だった。


しかし私は彼女が人間に見えなかった。


肉。たんぱく質。脂質。


その集合体以外の何ものでもなかった


61 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 23:17:15.13 ID:Npy6DyzhO
しかし私の心は晴れ晴れとしていた。

「なんで爽やかに笑ってるの?」

と、肉に尋ねられた。

嗚呼、これが冒険。


私はこの時、困難の中で己を試す求道者だった。


困難を乗り越えてこそ人は成長出来る。

私にそのチャンスがやってきた。
平凡な人生に終止符を打ち、一回り成長出来るそのチャンスが、今舞い降りて来たのだ。


肉は大阪から出荷されてきたと、部屋に入って自ら語りだした。


「今日暑いからパンツ履いてないんだよ!」


と彼女はスカートを捲った。


ノーパンだった。陰毛は周囲のたっぷりついた霜降り肉が擦れたせいで、薄くなっていた。


--デブは肉のせいでワキ毛なんかが薄くなるんだぜ。


私より体重が20キロ弟が以前、サイゼリアでハンバーグを二口で平らげた後、何の脈絡もなく吐いた格言を想いだした。




64 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 23:26:36.24 ID:Npy6DyzhO
私の挑戦が始まった。
壁を乗り越えたら、その壁は自分を守る楯になる、と言う。
なるほど、確かに素晴らしい楯に彼女はなるだろう。

私より30キロは重そうだった。

腹はたるんでいた。
まるで妊婦だ。臨月で5人は入っていそうだった。
そして汗臭かった。

「ウニャー」

と豚の分際で猫の真似をして私のチンチンを撫でてきた。
硬くなられない。

よかった。前もって私は、

「俺、なかなか勃たないんだよね」
と伝えておいて。


「お風呂入ろう」

彼女は私を風呂に導いた。
初め風呂の水は、たっぷりあった。風呂の中で立つと、私の太もも真ん中まであった。

彼女と風呂に入ると水がナイアガラの滝よりも勢い良く、タイルの上に、ベッドに流れ込んだ。


「あー!ごめんね。ベッド少し濡れちゃった」


大丈夫。私は予測していた。


風呂から上がると、私の膝より下まで水位が下がっていた。


65 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 23:35:24.93 ID:Npy6DyzhO
「体洗わないの?」
と私は尋ねた。
「汚くないじゃん」
と腐敗した豚肉は答えた。
理論的だ。


--マットかベッドか。

彼女は尋ねた。
私はベッドを選択した。

マットを選択したとしよう。彼女なら必ず滑る。

私に落下してきたら内臓破裂じゃすまない。

私は、また逃げてしまった、と唇を噛んだ。


66 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 23:42:39.95 ID:Npy6DyzhO
この時まだ、私は何も理解していなかった。
ベッドにしてもマットにしても、同じだと言うことに。



67 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 23:49:09.89 ID:Npy6DyzhO
ベッドに私は寝転んだ。
汗臭い肉の塊が私の乳首を吸った。
強烈な吸引力だ。
ビクビク体の神経が電気を流した。

「チョホホホホ」

私は喘いだ。
肉は興奮したようだ。
さらに吸引力が増した。

掃除機に例えるなら日本製だ。中国製はこんなに吸えない。


「気持ちよさそう。あたしも興奮しちゃう」


豚は私の体をなめ回した。唾液以外にも個性的な臭いを発生させる汗が、ナメクジの歩いた後のように、私の体の上で輝いていた。



68 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 23:53:33.94 ID:Npy6DyzhO
私の体は肉汁のコーティングのお陰で輝きだした。

豚は私の息子に銃口を向けた。

咥えられた息子。
口を上下させた時の快楽は諸君にわけてあげたい位だ。

しかし彼女のフェラは万全ではない。

如何せん、静止時の舌使いが下手だった。

--そして私は閃いた。

69 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/10(日) 23:57:46.27 ID:Npy6DyzhO
「なあ、立ったまま舐めてくれへん?」

彼女は承諾した。

私はベッドの上に仁王立ちした。
豚は舐めだした。

--やはりそうだった。

こちらの方が数倍気持ちがいい。
私だってただちんこを舐められているわけではないのだ。

風俗嬢が能力を最大限にまで引き上げるために、ほんの少し頭を使うことくらいできる


70 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 00:04:40.86 ID:Npy6DyzhO
私のチンチンはギチギチになった。軟式ボールならバントしても大丈夫なかたさだ。

「そろそろあたしも欲しいな」

豚がベッドに寝転んだ。
衝撃で震度2の地震が起こり、ベッドの上の窓ガラスが踊った。

私は正常位で肉の中に、私の肉棒をねじ込もうとした。



--この時、最大の危機(一度目)が私に襲い掛かった。




肉棒が、届かない。


豚の肉が厚すぎて、私のチンチンが膣まで届かない。


ちょっと待て、私のチンチンは15センチあったぞ。

そこまで短くないぞ。
なんで届かない。

71 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 00:10:22.10 ID:YD/0t5XxO
私は諦めなかった。

諦めたらそこで試合終了だ。


努力すれば成功できるとは限らない。でも成功者はみな努力している。


私は困難から逃げなかった。

何度もチャレンジした。

萎えたらまた舐めてもらい再挑戦した。


三度目の失敗後、

「バックはどうか」
と豚が提案した。

--しかし、肉の壁は、ベルリンの壁よりも、高く、厚く、そして血の代わりに汗で染まり、届かなかった。


73 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 00:15:44.40 ID:YD/0t5XxO
私は、自分に負けた。
困難に打ち克てなかった。
成長できなかった。
平凡な人生を変えることができなかった。

どん底に落された私に肉の塊が同情した。


「騎乗位しようか」


嬢は萎えた私のチンチンをまた咥えた。

これは気持ちがいい。
ベッドに立ったまま私は舐められたが、思わず腰を前後に動かしてしまった。

私はベッドに寝転がり彼女は私の上に乗った。


--この時、私は最大の危機(二回目)を迎えた。


75 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 00:23:39.53 ID:YD/0t5XxO
思えばもっと早く気が付くべきだった。
彼女の体重を私が支え切れるわけがない。

「行くよ!ほりゃ!」

彼女が上下に動き出した。
一度目のピストンで確証を得た。やっぱり重い。

「ゴブゥ!」

私はむせた。
「大丈夫?ごめんね。あたし少し重いの」
何いってんだこいつ。
「大丈夫だ。続けてくれ」

彼女はピストンを続けた。

その間ハンマーで腹部を殴られている気分だった。

ベヂンベヂン!

と皮膚が引き裂かれる音がした。


76 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 00:35:27.55 ID:YD/0t5XxO
彼女とのセックスは生涯において、忘れられないものになるだろう。

息ができない。

腸が痛い。
だんだん意識が遠退いてきた。
嗚呼、レイプされる女ってこんな気持ちなのかなと思った。

--書き忘れたがこの時、私はゴムなしでやっていた。


直に女の膣を味わった事はなかった。

彼女の膣の中は気持ちが良かった。肉がたっぷりつまっていて、きゅうきゅうだった。

苦痛と快楽の間で命のやりとりを彼女としていた。



78 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 00:41:32.59 ID:YD/0t5XxO
そんな私を差し置いて彼女の攻撃は勢いを増した。
息遣いが粗くなった。
膣が締まってきた。
欲情した肉が私の上で跳ねている。

やがて私のチンチンも限界を迎えた。同じく精神も限界を迎えていた。走馬灯が脳裏をよぎっていた。






--その時だった。



81 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 00:56:15.23 ID:YD/0t5XxO
1人の女性が肉の塊の代わりに私の前に現れた。
幻覚なのは分かっていた。
肉の代わりに私の上で跳ねているように見えた。
幻覚なのは分かっていた。

それでもよかった。

ずっと逢いたかった人だった。

「友里(仮名)…」

と私は呟いてしまった。

友里。

半年前に色々あって謝る事も出来ずに、そのまま卒業してしまった、片想いの同級生だ。

二年前に知り合ってから、いやに気が合ってよく一緒にいた女性だ。

何より私の扱いがうまかった。ユーモアセンスがあり、勤勉で実直だった。
「ウケケケケ」と笑った顔が可愛らしかった。

告白しようと思ったが、色々あってダメになってしまった。


謝らなくちゃいけないことが彼女にはあった。


でも言えなかった。


チャンスはあった。

でも、私は言わなかった。
勇気がなかった。
もう友里に謝れない。

--でも、今友里は私の上で飛び跳ねている。

あの時みたいに、一緒に、遊園地歩いた時みたいに、
「ウケケケケ」
って、産毛だらけの、化粧下手の、肌荒れした、目の周りのシワが変な感じの、ゲッシ類みたいな大きめの歯を剥き出して笑って、私の腹の上で飛び跳ねている。



86 :名も無き被検体774号+:2012/06/11(月) 01:22:01.27 ID:PyGYdzWS0
オモロイ
紫煙

87 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 01:36:31.31 ID:YD/0t5XxO
--友里。ごめん。ストーカーして。
言い訳させてくれ。
友里、私は人好きになる方法わからんのや。
昔からそうなんだ。
なんか、関わり方わからなくなんの。
理由はあると思う。でも言えねえよ、自分のせいやし。
友里、すまん。ごめん。
これだけは言わせてくれ。
性欲理由に友里に近づいたんじゃない。私は友里の友達でオナニーは出来るけど、友里では出来ないもん。
嘘じゃない。
私、一度だけだよ、友里のことで勃起したの。一緒に帰った時。
いや、二回か。
後ろ姿見て、なんか愛おしくなって、ハグしたくなったんよ。
その二回だけよ。嘘じゃないよ。
だから、その、すまない。
許してくれなくていい。
謝らせてくれ、友里、最後まで自己中ですまない。
最後の迷惑や。最後のセクハラや。
ごめん。友里、ごめん。


私は心の中で彼女に刹那であったが、謝罪した。

同時に友里に射精した。


88 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 01:43:22.80 ID:YD/0t5XxO
意識が混濁していた。肉の塊のおかけで私は疲弊していた。
だんだん友里が消えていく。
だんだん肉豚が現われてくる。

「なんで泣いてるの。だれ、友里って」

と、怯える豚。

豚いわく、ピストン中、私がいきなりぶつぶつ呟き出して、つむった目から涙一筋流れたそうだ。

フィニッシュの時には小さく「友里!」と断末魔の叫びを上げて肉の中に出したらしい。



91 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 01:53:13.25 ID:YD/0t5XxO
私はなんでもないと鼻をすすった。

風呂に入り体を洗ってもらう間、私は友里のことを考えていた。


友里と少しだけ向き合えた気持ちになれた。


嗚呼、困難を乗り越えるとはこの事か。


--私たちは思い出の延長上に生きている。その思い出とどう向き合うかで、未来が決まるんじゃないだろうか。


私の心は晴れ晴れとしていた。

今を、生きている。それを実感できた。

ちんちんを洗う豚を見た。私はこの肉の壁を乗り越えた。

この肉の壁はもう盾だ。

成長することとは何か。

一つの答えを私は出した。
思い出に勇気を持って向かい合うこと。
それもまた成長じゃないだろうか。

私の心は晴れ晴れとしていた。

肉豚は、話しにくそうにペラペラトークを続けていた。


93 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 02:04:23.16 ID:YD/0t5XxO
私は決意した。
友里に謝ろう。電話番号、メアドは知っていた。今すぐ、謝ろう。
遅いかもしれない。
変かもしれない。
でも最期に惚れた女なんだ。
自分なりに誠意を見せたい。


帰りぎわ、豚に部屋の出口で言った。

「今日はありがとう…貴女は私の盾だ」
そして、病人を見る目で彼女は私を見送った。


その後、私は友里の携帯に電話を掛け「おかけになった電話番号は~」のアナウンスを聞き、メアドが届かず戻ってきたのを確認した後、自宅に戻り、逆転裁判をクリアして眠りに就いた。

この間、体が痛かったことを付け加えておこう。



97 :名も無き被検体774号+:2012/06/11(月) 02:11:15.84 ID:O/s8xeYk0
ツムラ先生お疲れ様

楽しみに待ってるwwww



118 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 22:59:24.56 ID:YD/0t5XxO
――全てはあの時に始まった。



「誇り高き風俗嬢に童貞を贈った話」



119 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 23:01:11.80 ID:YD/0t5XxO
――そういえば。

私は夜道を走らせていた。ラークの煙が目にしみて、蛇行運転をすでに始めていた。


――初めてソープへ行ったのは、一年前の六月だった。


あれから一年。私はヘルスよりもソープへ通うようになった。


いろんな風俗嬢に会った。

しょんべんをかける火星人、尻の肉の防護壁のせいで膣までおちんちんが届かなかった豚肉―彼女をレイプすることは不可能だ―…美しい女性がいた。
男の性をかけて勃起させた地球外生命体がいた。

巨乳がいた。

Bカップで乳首が鼻の穴に入らないくらいでかい女性がいた。
男たちに夢を吸われてしぼんで垂れ下がったおっぱいにあった。

たいていはCカップがいい。


特に横浜ファッションヘルスの自称不動産会社で経理を行う女性は柔らかくて、温かい乳をしていた。今度横浜に行ったら彼女におちんちんをぺろぺろしてもらおう。


120 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 23:02:32.08 ID:YD/0t5XxO
ブレーキが踏み遅れて交差点の真ん中で停止し、トラックの運転手に怒鳴られた私の記憶は、一年前の六月へハンドルを回した。


「ソープは筋書きのないドラマだ」


バイロンか?いや私だ。


カーテンを開けるまで、何がいるのかわからない。女か人か知的生命体か。


カーテンの向こうにはいつもドラマがあった。


図鑑に載っていない生き物がいた。


心身ともにイケメンな女性がいた。


扉の向こうには天国か、地獄か。


写真でも、ネットでも予測が困難な世界だ。羅針盤・マニュアルは不要だ。当てにはならない。己の命をかけてカーテンを開けるのだ。




――甲子園には魔物がいる。ソープにも魔物がいる。

甲子園の魔物を見たものはいるだろうか。
私はソープの魔物を見たことがある。
そして、抱かれた。


121 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 23:05:03.84 ID:YD/0t5XxO
もう一年か」

ラークの火種を太ももに落としてスーツに穴をあけた私は、二本目のラークに火をつけた。


――懐かしい思い出だ。どうして思い出はいつも、こんなにも綺麗で、あんなにも醜く、私のもとにもどってくるのだろう。




一年前、私はヘルスにしか言ったことがなかった。

理由があった。
生身の女性の体をなめることに慣れておきたかったからだ。

そして、その日が来た。


「そうだ、ソープへ行こう」


川崎堀之内。私は向かった。


その前の年の1月。

予約はしたものの、女性の体をいざ見ようと思うと恐怖で体が震え、結局ドタキャンした店だった。

もうその時の私ではない。ヘルスへいった。火星人に返り討ちにあった。手コキ以外で射精した。


123 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 23:07:15.71 ID:YD/0t5XxO
満を持して私は堀之内へ降り立った。
気分はノルマンディー上陸作戦。
人生史最大の戦い――私はこの日、素人童貞になるために、この土地にやってきたのだ。

店に入った。日曜だった。朝四時だった。我慢できなかった。


店の写真を見てNO1の女性を指名した。


26歳新人。


ここで私は写真指名の鉄則を学ばなかった。綺麗な写真には、毒がある、そのことを。



店には誰も客がいなかった。私は10分ほどで中に呼ばれた。


ボーイがカーテンを開けた。


私は目をつむった。


今日、卒業します。さらば、愛しき童貞よ。


「お楽しみください」


店員がせかした。私はゆっくり、目を開け、NO1の女性を視界の中にいれた--。



124 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 23:08:51.30 ID:YD/0t5XxO
回想の果て、自宅についた。
自称不動産会社経理のCカップでオナニーをし、焼そばを食べ、風呂に入り、自称不動産会社経理のCカップでオナニー失敗をし、今この文章を打っている。



前置きはここまでだ。もう始めよう。




――全てはあの時に始まった。




そのことを。


125 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 23:22:21.60 ID:YD/0t5XxO
「こんにちはあ!」
カーテンの向こうには大男がいた。
ぎょろりとした巨大な眼が、細くなって私を捕縛した。

「!」

私は絶句した。
飛び上がった。
その反動で、体を壁にぶつけてしまった。
ファニーボーンが―非常階段か物置かわからないが―銀色に光るドアノブにキスをした。
腕が震えた。


126 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 23:23:08.17 ID:YD/0t5XxO
彼は自分の腕を私の腕に絡めた。
そう。ファニーボーンを強打した腕だ。しびれた足を動かす感覚が、指先からひじにかけて100メートル走みたいに駆け抜けた。

「やっぱり写真と違った?」

ええ、性別も異なります。
階段を上る間、私は現実を受け止めようと必死だった。

この日私は90分コースを予約していた。

初めてのSEXだった。
ちゃんと中でいけるか不安だった。
長めに予約した。

――今日、この男と90分間を過ごす。


128 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 23:50:39.26 ID:YD/0t5XxO
「よく全然違うって言われるんだよお」と男は言った。
私は言い淀んで彼女の発言を肯定した。
「でも、写真より美人さんだよ」
「フヒョ。ありがとう」

階段を昇るにつれて私の心は落ち着いた。

死刑台の階段を上る死刑囚もこうして平静を取り戻して地獄へ行くのだろう。
私もそうだった。
上へ昇っていくのに、下に落とされそうだった。

よく考えれば彼は女性だ。

声がそうだ。おかま口調ではない。
しかしでかい肉体だ。
私より大きい。
肩幅ががっちりしている。デブではない。
鍛え抜かれた肉体だ。
筋肉で研ぎ澄まされた肉体だ。
その証拠に組んだ腕が、硬い。
柔らなくない。
硬い。
力瘤じゃなかろうか。
そして、このぎょろ目は恐ろしい。水木しげるが書いた妖怪の目に似ていた。この妖怪は本当ななんという名前なのだろう。ゲゲゲの鬼太郎を見返さねばならない。

――そうか。私の隣にいるのは妖怪か。



129 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/11(月) 23:53:14.85 ID:YD/0t5XxO
部屋に入った。湯気が立ち込めていて、湿度が高かった。
それでもこのぎょろ目に見つめられているよりははるかにましだった。
「なんでもしていいんだよ」
彼女が私に両手を伸ばした。
唇をとんがらせておどけた顔をした。その時髪の毛が左右に広がった。
その気になれば取り出せそうな目玉。
胸の形ははっきりしていたが、女性の体には見えない肉体。
そして広がった髪の毛。
やっぱり妖怪だった。

「なんでも」

と、私は復唱した。
「なぁーんでも!」
と、やまびこが返ってきた」
「…!」
私は動けなかった。
妖怪だからではない。
こんなにオープンに
「抱け!」
と、言われたことがなかったからだ。

今まではゆったりとしたムードで、だんだん気分を盛り上げていくものだった。

太ももを触り、互いに服を脱がしあい、体なでまわし、金により結ばれた愛の営みを始めるのだ。

ところがどうだろうこのもののけは。

いきなり私にトップギアを踏めというのだ。
童貞の私に180kを出せというのだ。

一瞬の沈黙。

もののけは、
「やっぱりチェンジ?」
と、私に言った。


130 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 00:00:40.64 ID:GUMkN+euO
それは違った。
私は童貞だ。21年の長きに渡り、好きな人じゃなきゃと頑なに貞操を守りぬいてきた誇り高き童貞だ。

--私にはこの期に及んでまだつまらないプライドを持っていた。


プライドと誇りは違うと言うのに。


彼女のぎょろ目に悲しみの色が浮かびかけた。


私は魂のパンツを脱いだ。


「私は、童貞だ」

131 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 00:03:32.96 ID:GUMkN+euO
彼女が首を傾げた。
「何」
「私は、童貞だ」
「ごめん。聞き取れない」
「私は、童貞だ」
「ゆっくりお願い」
「私は、童貞だ」
「はっきりと」
「私は、童貞だ」
彼女は沈黙した。
「私は、童貞だ」
「あっ!そうなの」
彼女は理解した

132 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 00:23:23.48 ID:GUMkN+euO
「じゃ私から行くよ」
妖怪は私に巻き付いてきた。イカのように私に絡み付いてきた。
やはり妖怪は体を鍛えていた。体を締めあげられる。
口付けをされた。タコみたいに舌と舌が絡み合う、ネチネチした音がした。

後頭部に手を回された。動かないように固定された。

妖怪あかなめ並みの舌使いは、私の頭蓋骨に振動を与えた。その揺れは私の脳を刺激した。

--脳を刺激されると性欲が増すのだろうか。

1週間精子を溜め込んだオチンチンが、ジーンズを盛り上げ、雲仙普賢岳に匹敵する火山活動を始めた。



133 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 00:37:52.20 ID:GUMkN+euO
「ンバア」
彼女は不意に私を解放した。
後ろにベッドがあって助かった。
四肢をうまく操ることが出来ず、私は倒れこんだ。

呼吸が出来なかった。体があつかった。


妖怪は私のジーンズに手を掛けた。

私は抵抗した。
「ちょ、ちょ」
「どのくらい溜め込んだの」
「1週間です」
「そりゃこうなるわ。写真撮るね」
「駄目だったら」
「嘘だ」
畜生。

私の抵抗虚しくあかなめは私のオチンチンを取り出した。


135 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 00:52:27.92 ID:GUMkN+euO
体の痺れがますます強くなった。
奴は私の体内に毒を入れたに違いない。

あかなめは私のオチンチンを口に吸い込んだ。その時、変な音がした。器用な妖怪だ。口から屁を出す事も出来るのか。


執拗な攻撃が始まった。

感想を言おう。
痛い。力入れすぎ。吸うな、舐めてくれ。
私はあかなめにその旨を伝えた。

「慣れてないからだよ」

あかなめは吸引を続けた。
精子以外のものも吸い出そうとしているのだろうか。



136 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 00:56:32.81 ID:GUMkN+euO
あかなめは口からオチンチンを吐き出した。便所を掃除する例の黒いゴム製のあれで、便所の糞づまりを解消したような音がした。

「ジーンズ脱がすね」

私は抵抗した。
「待って。お風呂にも入っていないのに」
「駄目だ。今抱いてやる」

その時私は初めてみた。

--コンドームを。


137 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 01:06:14.39 ID:GUMkN+euO
私は今までAVでした見たことがないものだ。

--そうか。卒業するのか。


私はこの20年間に思いを馳せた。


--長かった。


童貞の誇りは時として足かせになった。

リア充の恋愛トークではいつも「急に喉の調子が悪くなった人」を演じた。
女性達に幻想を抱いた。

--私は女性と話すのが出来なかった。

母親ともだ。メスニャーは問題なかった。

女性も私には近づかなかった。メスニャーやゴキブリ、百足ぐらいだ。


あかなめがコンドームを私に着けた。


バチン!と音がした。

ゴムに我がタマタマの密林が巻き込まれた。
「イッダアア」
と私は言った。

あかなめは自らのカバンから、眉毛を切るはさみを持ち出し、迅速に密林を刈り取りはじめた。


139 :名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 01:11:04.37 ID:NV49zykWi
>>137
ひでえwwww


140 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 01:23:41.36 ID:GUMkN+euO
「準備よし」
とあかなめは人差し指をオチンチンに差した。
まな板のさんまになった心地だった。
「動かないで」
とあかなめは命じた。
「かしこまりました」
と私は答えた。

--そして騎乗位が始まった。

因みにあかなめは女子高生の服を着ていた。


141 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 01:33:41.10 ID:GUMkN+euO
--女子高生に童貞を捧げる。

このシチュエーションを私はオナニーで鍛え上げた妄想力で生み出した。


私の妄想力はフリーザ様のそれよりもあると思う。

髪の毛が肌に触れる感触、背中に回った女の手のぬくもり、肌に弾ける汗の温度も妄想した。
リアリティーをうむために、ふきのこしのうんちの香り、ワキガ、膿んだにきびまで妄想した。

「よおーくみてな。童貞卒業の瞬間だよ」

女子高生コスプレをしたあかなめが私の鋼の妄想力を破壊した。

所詮、現実には勝てやしない。



142 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 01:38:57.42 ID:GUMkN+euO
「3」
あかなめがカウントダウンを始めた。

「待って」

私は喘いだ。こんな初体験は嫌だ。あかなめでもいい。
でも心の準備が。

「2」

あかなめはカウントダウンを続けた。

「いやあ」

と私は叫んだ。
さらば童貞。君と過ごした毎日はいつもティッシュが臭かった。

「0」

あかなめはカウントダウンを終えた。

「アーッ!」



143 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 01:44:19.16 ID:GUMkN+euO
MISIAの
「ヨーエブリィースイーン、ヨーエブリィースイーン、あなたが、思うよりつよおくう」
が聞こえた。

「入ったね」

あかなめが言った。オチンチンのプラトニックな思いをほふった笑みを、ぎょろ目は讃えていた。

「入りましたね」

同時に私は射精前に賢者タイムに入っていた。

--私はあかなめと一つになった。


あかなめは急回転でピストンを始めた。


144 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 01:51:41.22 ID:GUMkN+euO
あかなめの膣はきゅうきゅうだった。
締まっているというより、私のオチンチンにはやや小さかった。

また、

ドンドン!
腹部が衝撃を受ける。日曜に話した肉豚程ではないが、痛い。
あかなめの尻はかたかった。かたい尻が落ちる衝撃で、私の玉袋がベッドに打ち付けられた。

まるでタマタマでドラムを叩いているようだ。


ギンギン痛くなってくる。

何故か私は銀色の痛みと頭の中で表現した。

「もう少しゆっくり…」

私は哀願した。

「AVはこんなもんだよ」

何言ってんだこいつ。

--どうしてこのスレで語った風俗嬢達の騎乗位は似ているのだろうか。



146 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 01:59:25.03 ID:GUMkN+euO
しかし私の妄想力が最後には勝利した。

真の妄想パワーが目覚めた。

--あかなめは女だ。女子高生だ。彼女は初めてのセックスを私としている。だから下手なのだ。乱暴なのだ。でも一生懸命なのだ。愛おしく思うべきだ。
この命を育む営みを。
彼女を。


妄想力はタマタマの真の力をまで覚醒させた。

オチンチンはかたくなっていたが、それだけだった。
しかし、妄想力により、オチンチンは敏感になった。

膣と擦れる感触。

肉と肉がぶつかる乾いた音。
「フン!フン!」
とピストンする女子高生。

--私の脳髄のタガが外れた


148 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 02:15:41.24 ID:GUMkN+euO
「ァア」
私はゾンビの如く身体を起こした。

「寝てなよ」

あかなめは私の肩を掴んだ。押し戻そうとした。

しかし私は負けなかった。

女子高生の胸を掴んだ。
ブラジャーの上から掴んだ。

--ブラジャーを掌でもんだ。かたい感触。

ブラジャーの下にやわらいだ感触。

「ん、もおー」

あかなめは私の後頭部をまた抱えた。

キスをした。あかなめは前後に動いた。これは痛くない。私は胸をもんだ。柔らかい、柔らかい、柔らかい。


「ンン、ボプ、ゴブブ」

夢中であかなめの口を吸った。

あかなめは疲れたようだ。腰の動きが落ち着いた。

結果的、オチンチンには優しい。

これが膣。未知の感覚だ。ゴムがあるとはいえ、なま暖かい感覚がオチンチンを支配した。


その時初めてあかなめの太ももを意識した。

あかなめの足は筋肉質で太いが、太ももは、まだむっちりと表現されても許された。

太ももの体温を脳が意識した。

またオチンチンがパワーアップした。

そのままの状態でセックスをした。

オチンチンがムズムズしてくる。

「イキソウデス、イキソウデス」

「片言は止めて」
「出そうです。出そうです」
「イインダヨォー」
とあかなめは私の顔に頬を寄せた。
胸が締まった。
女性にこんな風に抱き締められたのは初めてだった。

だいぶ無理な体制であかなめが上下運動を始めた。

またキンタマに激痛が走ったが、それにも興奮した。

尿道が、熱い。



149 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 02:21:24.14 ID:GUMkN+euO
「ヒグッ、ヒッチャウ、ヒッチャイマス」
と私は言った。
「イインダヨ!」
とあかなめは言った。

--尿道に激流が走った。

--オチンチンが、あかなめに、子供達を、放った。

「ガッ、アッ、ガッ…」

そう、私は射精した。
体の痙攣がおさまらなかった。
電気マッサージを受けているみたいだ、とあかなめは言った。

あかなめは私から降りなかった。

強力で私を締めあげていたたが、それすら心地よかった。



150 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 02:26:09.38 ID:GUMkN+euO
もう目蓋が閉店を告げている。
今日は帰宅が遅れた事を許してほしい。

ここ迄が三人目の前半である。

私が射精したのは入って20分たたず。
まだ一時間はある。

--なぜ、彼女が誇り高きソープ嬢なのか。後半で語らせて頂くとしよう。



154 :名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 04:22:21.06 ID:FOOnWRglO
先生、続き待ってます!



157 :名も無き被検体774号+:2012/06/12(火) 08:56:01.93 ID:ifTgvOZp0
先生絶対30代後半だろw

158 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/12(火) 12:45:20.98 ID:GUMkN+euO
昼休みだ。続きを書くだけの時間はない。

頂いたコメントの中で、物書きであるか尋ねられた。物書きではない。


教養がない森見登美彦の文、酔っぱった江戸川乱歩の文と言われるが、物書きではない。


また私は23歳だ。ゆとりだ。平成生まれだ。

断じて30歳以上ではない。
ではまた。


178 :
オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:31:03.99 ID:oTuELf8AO


――なぜSEXを人はするのだろうか。

本日正午、会社のトイレでオナニーをした私は考えた。


答えはすでに決まっていたようなものだ。



私たちはSEXによって命を授かった。


SEXは私たちの原点だ。


SEX。それは私たちが原点に戻る行為だ。


短く生きた者がいた。長く生きた者がいた。


太く生きた者がいた。短く生きた者がいた。


いかなる生涯を歩もうとも私たちはSEXで原点に戻る。


己の、自分自身の始まりの瞬間に戻るのだ。


SEX。それは己の歩んできた道を、振り返り戻る作業でもあるのだ。


SEX。それはタイムマシンでもあるのだ。



――それが何を意味するのか。私はそれを語るほど、膣におちんちんを入れてはいなかった。




ドアにノックの音がした。


――早く出ろ。


掃除のおばちゃんだ。


私はトイレを出た後、ティッシュにくるんだ子供たちを水子として葬る儀式を忘れていたことに気がついた。



――ティッシュはタイルの上に置いたままだった。




179 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:33:06.09 ID:oTuELf8AO
自宅で下書きを書いた。今夜は一気に投稿しよう。


あかなめ。最初の女だった。


誰かと出会うのことでその人の人生が大きく変わることがある(by加藤あいinハケンの品格)。


そんな出会い、生涯に何度もあるだろう。誰もがそうだろう。一分でもいい。思い出して頭の中にリストを作って欲しい。何人もいるだろう。


私のリストにも何人もいる。その中にあかなめの名前が、私と彼女の陰毛を組み合わせて表現されていた。


記憶は、また今夜も、部屋の窓を開けて、一年前へと精子を飛ばした。




180 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:35:04.64 ID:oTuELf8AO
「落ち着いた?」

あかなめが私に尋ねた。


あかなめと部屋に入って20分くらいたっていた。まだ一時間もあった。


私はうなづいた。


「SEX。怖くないでしょ」


怖くはなかった。妄想力のおかげで気持ちがよかった。代わりにいたかった。タマタマが痛かった。銀色の痛みは治まらない。


「はじめにやっちゃえば、気持ちが楽になるでしょ」


とあかなめは供述した。


私が裁判官なら執行猶予なしの終身刑3回を彼女に下していただろう。


181 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:37:54.19 ID:oTuELf8AO
私とあかなめは服を脱いだ。あかなめの肌はきれいだった。小麦色をしていた。

太股はむっちりしていた。アフリカの人々の肌の色をマルコムXは黄金の肌と表現した。あかなめの肌もそれに近かった。


「ブラジャーをとって」


ベットに腰をかけて私に背中を向けたあかなめが要求した。私は承諾した。


下着を取った。


――私はヘルスで風俗嬢のおっぱいを数人なめてきた。

しかし。この瞬間、私は初めておっぱいを見た時のことを思い出した。


そのヘルス嬢は小柄だった。


下着姿でも私は正視できなかった。


こたつの中で、家の住人の足の裏の悪臭にまみれた空気を吸いながら眠るような、笑顔をヘルス嬢はした。


「女の子のおっぱいみるの恥ずかしいでしょ。私も恥ずかしいよ」


ブラジャーを取り外したのは私だ。やたら周りが静かだった。ヘルス嬢のおっぱいが拡大されて私の目に走った。


かわいいおっぱいだ。Cカップ。もむと硬かった。でもかわいいおっぱいだった。


――ちなみにヘルス嬢とのプレイは彼女の太股に精子をぶっかけて終わった。




ブラジャーを外した瞬間、私は、言葉では言い表すことができない、「ときめき」を思い出した。


殺伐とした世の中で、そういう気持ちをずっと持っていたい。そう思った。



182 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:42:27.90 ID:oTuELf8AO
「ああ」
と、あかなめが言った。
「ヘルス言ったことあるんだよね、じゃあおっぱいは見慣れているのか」

嗚呼、あかなめ、あかなめよ。

そうか、そなたは私を盛り上げようと、こんなにももったいぶっておっぱいを見せないでいたのか。

嗚呼、あかなめ、あかなめよ。

そうか、そなたはSEXが下手でも、こんなにも盛り上げることに心を費やしてくれるのか。



――あかなめが振り返った。初めておっぱいを見た時のような、静寂がした。

水を風呂に入れている音がする。
蒲団がこすれる音がする。
でも聞こえない。
いや、聞こえているが、どこか遠くから聞こえてきた。



――あかなめの巨大な乳房は垂れていた。

男たちに夢を吸われて垂れていた。
黒ずんだ乳首が下を向いていた。
乳首の毛穴がはっきり見えた。
大きかった。つかんだときは確かに大きかった。そう、実物も大きかった。
でも重力に負けていた。
派手に負けていた。
壮大に負けていた。



と、言うのは大きな嘘だ。



――あかなめの巨大な乳房は垂れてなどいなかった!

Eカップ!Eカップ、そうだ!
諸君Eカップだ!褐色の乳房が室内の白い光を反射して輝いた!
乳首!そう諸君、乳首はどうだろうか!
ピンク!人間のおっぱいの色をしていた!がっかりおっぱいなどという代物ではなかった!
私の前には完ぺきな!そう!
古今東西南北老若男女レディースエンドジェントルマンおじいちゃんおばあちゃん少年青年壮年老年幼女少女熟女誰もが認めるおっぱいが!

――私の。


――目の前に。


――あった。



183 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:44:23.87 ID:oTuELf8AO
「形は自信あるんだよ」

ぎょろ目のあかなめが言った。同時に腹部も叩いた。


「腹筋も自信あるんだよ」


「!」


私は驚愕した。あかなめの腹筋は綺麗に六つに割れていた。


「貴女、その腹部は」


「夜腹筋してるの。ダンベルも」


あかなめは私の手を引いて立ち上がった。


「why?」


「見た目がいい」


何言ってんだこいつ。


よく見ると彼女の肉体はアスリートだ。無駄な筋肉がなかった。


--確かにSEXはスポーツだ。でも、こんなに筋肉はいらない。



184 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:46:18.21 ID:oTuELf8AO
彼女は髪の毛を縛って私の体を洗った。

洗われている間、私はインタビューをした。




あかなめ――何歳に見える。


私――26歳。


あかなめ――そうそう。でもそう見えないでしょ。風俗やってるとホルモンのバランス乱れちゃうから、老け顔になりやすいんだよね。どのくらいいると思う。


私――新人とあるから一カ月。


あかなめ――今年で三年目です。


私――ベテランではないか。


あかなめ――ううん。まだ新人。これだけは譲れない。


私――どうしてだろうか。


あかなめ――最初に全てがある。そう考えるから。最初に料理を作った時、最初の恋、最初のSEX。最初に経験したことに全てがあるの。後から経験したことは、おまけ。だから私はずっと新人。


私――哲学的だ。


あかなめ――ニーチェの話でもしようか。



185 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:48:13.09 ID:oTuELf8AO
私――なかなか教養があるようだ。

あかなめ――風俗嬢のたしなみなだけ。新聞は毎朝三紙読んで来てる。


私――そうだな、アルフレッド・ヒッチコックについて話そうか(映画監督だ)。


あかなめ――北北西に進路を取れの良さがわからないわ。


私――! 私もだ。


あかなめ――君もか。


私――アルフレッドはサスペンスが下手だ。


あかなめ――でもホラー…スリラーっていうのかな、区別がわからなくなったけど。そういったものは得意だ。


私――! サイコか。


あかなめ――レベッカもよ。ヒッチコック。骨のある監督だった。


186 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:50:23.68 ID:oTuELf8AO
私――…なかなかの趣味だ。ダシ―ル・ハメット(ハードボイルド作家)についてはどうだろうか。「マルタの鷹」は傑作だ。

あかなめ――ふ。嘘が上手。「血の収穫」があたしは好き。


私――! 私は君をバカにしていただけのようだ。


あかなめ――コンチネンタル・オプ。最高の探偵よ。


私――君の勝ちだ。好きにしたまえ。


あかなめ――それじゃ、NCフライス盤のことについてお話しましょ。それともダイヤモンド工具がいい?


私――私は文科系だ。


あかなめ――あたしは高専卒。切削工具が大好きよ。


何言ってんだこいつ。


私――秘密の言葉だ。ぬるぽ。


あかなめ――ガッ。


私――!


私は負けた。


あかなめ――NC工作機械についてはググれ。


完全に負けた。サイパン島並みの敗北だ。玉砕だ。天皇陛下マンセー。



187 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:52:56.53 ID:oTuELf8AO
――風俗にはたくさんのお客が来る。それぞれの話に合わせられるよう、広く学ぶ必要があるの。

あかなめはつぶやき風呂に入った。ちなみにあかなめは体を洗うのがうまい。

ときどき私の体にキスをした。しかし吸い過ぎだ。キスの跡が赤く残った。

風呂に入ると彼女は私の体に寄り添った。硬い。石みたいに硬い。


「SEXって体でするものじゃないの。知ってた?」


「解説を頂こう」


「キスや抱きしめあった圧力は触覚。

息遣いや体液の音、体をなめる音は聴覚で。
相手の体を視覚で。耳で感じて、肌で感じて、目で感じて。
でも一番なのは気持ち」

「!……気持ち」


「見えるけど」


「見えないもの」


あかなめはうなづいて、

「引用元:遊戯王」
といった。

「どうしたら気持ちよくなれるんだろう。一人だけ気持ち良くなっても意味がないの。二人で組み立てるもの。それが」


――SEX。


「!……二人で組み立てるもの」


私の生涯で今まで考えたことがないものだった。




188 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:55:09.95 ID:oTuELf8AO
――私にはそんな経験がなかった。

思えばヘルスでも自己中心的な思いでヘルス嬢たちのおっぱいをなめまわしていた。

相手が気持よくなかろうとどうだろうと、そんなこと考えもしなかった。

ただ射精する。それだけを私は考えてきた。


ところがどうだろうか、あかなめは。私とあかなめは金でつながれた関係だった。90分。それだけの関係だった。


しかしあかなめは、私に言った。


――SEXは気持ちでする。


思いやり。


慈しみ。


愛おしさ。


一番大切なことはテクニックでも容姿でも、年齢でもない。


気持ち。


見えるけど、見えないもの--。



189 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:58:41.28 ID:oTuELf8AO
「なんてね。君が私が言ったことどう考えようとどうでもいいよ。
ただお金もらってきてもらっている以上、最善を尽くして楽しんでもらいたいだけ。
君が気持よければどうだっていい。なんで風俗嬢にやってるか話したっけ」

「聞いていない。話すかどうかは君に任せる」


「はじめはお金。生活費じゃない。遊ぶ金欲しさ。演技していれば貰えたから楽だった。

だんだんムキになってきた。夢中になる性格なんだ。昼間の仕事、工場で技術職なんだけど、と並行して、どうやったらいやらしくキスができるか、腰の動きができるかを考えている。
同僚見ながらどんなプレイが彼は好きなのか考えている。
決して人からほめたたえられる職業なんかじゃない。
いろんな意見があるけど、私はそう思う。
だからこそ私には矜持(きょうじ・誇りのこと)がある。
一人一人満足してもらいたい。特に童貞の君にはそう思う。私には責任がある。
私とのセックルがこれからの君のソープ生活を左右するの」

「だいぶキャラが変わってきたな」


私は指摘した。


彼女は風呂の中で腕を組んで胡坐をかいた。




190 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 23:01:36.59 ID:oTuELf8AO
「そこなんだよなぁ。どうお客さんを迎えたらいいのかわからない。どんなキャラが一番なのかって。
ましてや君、童貞でしょ。私の考えだと童貞君はAVみたいなプレイを期待して来るって思ってるんだよね。初体験どうだった」

私は素直に言った。


「うーむ。一番いい方法がわからない。ごめんね」


「なぜわからないか教えてあげようか」


「女には男の心がわからないっていうんでしょ。水と油なんだね、男女の気持ちって」


「違う。前に進んでいるからわからなくなるんだよ」


「単刀直入に答えをいいなさい」


「あまり考えすぎず、自然に向かうことだ、と思うよ」


「それが一番か」


とあかなめは目をこすった。


「まあ風俗嬢なんかに言われたかないって思うだろうね、こんなこと。でも自分で決めて続けた仕事だから、カッコつけさせて」


「なぜこの話をした」


「こう言ったら君も『偉そうなこといって手を抜いている』って文句が言いやすいでしょ」


どうもあかなめは思い込みが強いみたいだ。

一生懸命な奴は怖い。視野が狭くなってしまっている。
私はとても抗議しにくい。先ほど言った苦情に罪悪を感じた。



――しかし、この一連のやり取り、しぐさを見て、私は決めた。あかなめに童貞を贈ろう。


191 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 23:03:35.70 ID:oTuELf8AO
いかなることでも道がある。
その道を極めることは全裸でチョモランマを征服するのと同じくらい困難だ。

道を歩くときに出会う、吹雪、寒さもろもろの困難。


それを耐えしのぐのは何か。


――才能か


違う。


――運か。


おしい。


――んじゃなに?


答えよう。




矜持だ。誇りだ。




その道を選んだ己を尊ぶ魂だ。



192 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 23:07:50.78 ID:oTuELf8AO
むろん迷いはある。
なんでこんなことをしているんだろう、俺は、あたしは。

こんなことに意味はあるのだろうか、俺のやっていることは、あたしのしていることは。


当然だ。人間だもの。


でも思い出せ。


その道を選んだ時、君は、俺は、その時一番最善な道を選んだはずなんだ。


それは偶然よりも必然と表現してもいいかもしれない。


一番の不幸は失敗することでも逃げたことでもない。自分の選択を後悔することだ。


後悔は一種の自己否定を持って私たちのもとにやってくる。


だからこそ、言いたい。

自分のことをとやかくいてくれるのは他人だ。身体的暴力、精神的攻撃、罵声、嫌味などなど。
せめて自分のことくらい、自分の選んだ道くらい○をつけてやってもいいではないだろうか。
確かにどんな時でも強くなければ生きていけない。
しかし、大事な時に他人や自分に優しくなれなかったら生きてる価値はない。

矜持。それは強さと優しさを持った味方なんだ。





-―私は言った。


「貴女に、私の童貞をささげよう」


193 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 23:11:39.89 ID:oTuELf8AO
「もうもらったよ」

「違う。あれは奪われたのだ」


「同じじゃん」


「違う。私から貴女に贈りたいのだ」


「君は本質を見よう。君が私を指名した。それだけでもう贈り物は貰ったも同然なのだよ」


「!」


本質を突かれた。


「もういいかな」

と、あかなめは私のおちんちんを触った。

みるみるおちんちんは大きくなっていた。


「元気ですなぁ」


と彼女は風呂の中で私を仰向けにした。

当然だ。七日オナニーをしていない。
そして、勃起する理由が、あかなめに、あった。


――二回戦が始まった。




194 :名も無き被検体774号+:2012/06/13(水) 23:23:52.96 ID:zNlkFHt00
まだ50レス位しか読んでないけど
面白すぎるwwwwwww


197 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/14(木) 00:20:15.87 ID:g50wNaYPO
風呂の水を一緒に吸い上げているのだろうか、ジュボジュボ音を立ててフェラをしてきた。

「今度はAVみたいな過激プレイをしないでくれ」


「フォイ」


と彼女は答えた。


このフェラは気持ちがよかった。始めからこうしてくれよ。


肉棒を舌でまんべんなくなめる。水の音が官能的だ。


風呂から出た。ベットに横になった。


そこであかなめからSEX講義を受けた。


「体はそらないこと。そった跡が痛い」


「愛撫はゆっくり。そしたら濡れてくるよ」


「指を膣に入れるときはゆっくり。よく濡れてから。湿ってなかったらこうして指を舐めてもらうこと」


私はあかなめの体を背後からまさぐった。


やっぱり体が硬い。でもおっぱいは柔らかい。


膣はちょっとだけ、初めより湿っていた。


「大切にしたい人ができたら、下手でもいい、優しくしてあげて」




――あかなめは複雑な男心を掌握することにたけていた。その時私ですら分かった。

でも、いい。あかなめの掌で転がされよう。




198 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/14(木) 00:21:48.62 ID:g50wNaYPO
コンドームをあかなめが取りだして私のおちんちんに装着した。

バチン!


「あっ」


「ギョン」




私は正常位で彼女の中に入れた。自分から初めての挿入だ。ちんちんはしぼまなかったが、入れ方がわからない。


あかなめの誘導で、アナル挿入寸前で、膣から彼女の中に私は入った。


腰の動きがうまくいかず何度か抜けた。


「さあ。もういっちょ。バッチコイ」


と彼女は誘導した。


彼女の膣は小さかった。きゅうきゅう入って気持ちがいい。


でも抜ける。


「10回ピストンできるまでやり直し」


スパルタだった。


199 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/14(木) 00:23:35.30 ID:g50wNaYPO
やっと10回ピストンができた。

「今度はバックを教えよう」


「はい。先生」


彼女はよつんばえになった。


慎重に膣におちんちんを向ける。


「スタップ!スタップ!そこはうんこの扉じゃ」


「あいや失礼」


バックは難しい。体格でもできるかどうかが決まる。


私はAVでしかバックを見たことがなかった。だから自分の腰をひたすら振った。


「違う!違う!相手の腰を持って。引く!そう!相手の腰を引く!ゆっくり!君は腰を突きだす!相手の腰を引く!」


おお、これは難しい。


「10回ピストン!」


「はい、先生」


私は10回ピストンをした。


「よし!」


私は汗だくだった。SEXがこんなにも大変なものだとは考えもしなかった。



200 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/14(木) 00:24:51.63 ID:g50wNaYPO
「疲れたでしょう。今度は私が上になる」

あかなめは私に跨った。



騎上位だった。うんこ座りのような体勢でのピストンが始まった。


胸をつかんだ。柔らかい。言われた通りゆっくり揉んだ。


「素直ね」


あかなめが言った。


当然だ。私はあかなめとのSEXを楽しんでいた。


――気持ちで感じる。


私の胸はドラムみたいになっていた。


正上位もバックもあかなめ硬い体に触れるだけでドラムはそのテンポを上げた。


――いとおしかった。


不器用で、視野が狭くて、一生懸命で、ぎょろ目で、ぬけさくで、思い込みが強い、あかなめがかわいらしかった。愛らしかった。


この時私は風俗嬢とSEXはしていなかった。


一人の人間らしきものとSEXをしていた。


――時間が終わらなければいいのに。


私はそう思った。



201 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/14(木) 00:26:31.32 ID:g50wNaYPO
あかなめの息遣いが荒くなる。あかなめは言った。

「ムードを盛り上げるために声をあげたりするのも大事」

と。

演技だろうがなんだろうがしったこっちゃない。


私は興奮した。腰を突きあげていた。


その時あかなめの膣の入り口がきゅーと締まった。


もともと狭い膣。入口がさらに縮まった。締まった女性器でのピストンは気持ちがいい。おちんちんの根元から亀頭までが刺激された。


よく見るとあかなめの胸が汗ばんでちょい桃色になっていた。


――どこかのAV雑誌の見解によれば、これは女性が感じている時の身体現象らしい。


引用元があれなので私には事実かどうかはわからない。しかし、その姿にますます興奮した。


私はあかなめの名前を呼んだ。


「気持ちいい?」


「ああ、気持ちがいい」


私が答えると、あかなめが状態を倒してきた。


私の首周りに手を回し、耳をなめた。


「君も舐めていいよ」


そう言われて私も舐めた。


あかなめのピストンは終始ゆっくりとしていた。密着を楽しむかのようにゆっくりピストンしていた。私も腰をゆっくり突き上げた。



--時が来た。


私はそのことを伝えた。あかなめはうなづいた。


腰の動きは変わらない。でも私を抱きしめる力が増した。


痛い。でもいとおしい。


この痛みにすら愛おしさを感じるとは、私も結構なMだ。




――私は射精した。




202 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/14(木) 00:27:51.49 ID:g50wNaYPO
射精後あかなめはすぐに私から降りなかった。あつい食べ物を覚ますかの如くハフハフハフ呼吸している。私は味噌汁ではない。



あかなめは私から降りた後、腕枕をしてきた。


「気持ちがよかったよ。ありがとう」


「どういたしまして」


「貴女に、童貞を贈ることができてよかった」


「本当に好きな人とがいいんだけどね」


「致し方がない。これが私の選んだ道だ」


その後風呂に入り、あかなめに体を洗ってもらった。


「早く、恋人を見つけな」


あかなめにそう言われて私は店を去った。


また来よう。そう思った。




――当時私はなるたけたくさんの女性とSEXがしたかった。一度は言った風俗嬢に入るのはなんとなく気が引けたのも理由の一つだ。


しかしあかなめは違った。また会いたくなった。


――いつか逢おう。そう思った。



203 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/14(木) 00:32:52.58 ID:g50wNaYPO
--いつか。そう、いつか。

今思う。いつかと考えたあの瞬間、私とあかなめの関係は決まっていたのだろう。


--いつか。そんなもの絶対に来ない。


--いつかとお化けと幸せは求める者にはきたりやしない。


そのことに気が付いたのは、先月のゴールデンウィークだった。



204 :名も無き被検体774号+:2012/06/14(木) 00:52:17.52 ID:HZoTeqzvO
>バチン!

>「あっ」


>「ギョン」


ワロタwwww



208 :名も無き被検体774号+:2012/06/14(木) 10:47:08.28 ID:XGV258xdi
ちょっと人生の教訓としてなるほどなあって思っちゃったけど、これただ童貞が素人童貞に進化しただけの話だよな…


211 :名も無き被検体774号+:2012/06/14(木) 12:49:24.11 ID:FrqdqFJO0
>>208
だから面白いんだよ。


222 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/15(金) 01:06:25.28 ID:0cSu64FyO
>>220
下書きだけ書いた。
誠に申し訳ありませんが、このところ二時過ぎ就寝なので早く寝たい。
明日の業務に差し障る。
--もっと、私が昨今ブームな早期離職者になれたエピソードを語るきっかけになれたらあれだが。

また、金曜日の夜なら夜更かししやすい。

思い出せた拙きセックス・オナニーの話もしやすいだろう、と勝手に考えた。
話せるのは後「犬になった話」「業が深いオナニーをした話」くらいだが。

本日はいくつかあった質問・お誘いに答えるに留めたい。


まず風俗の誘い。

私は風俗へは一人で行く。人は皆、他人には伝わらない箇所を持つ。人は皆、突き詰めれば1人だ。
だから私は1人で行く。

好きな女性について改めて。

近年女性の社会進出・技能向上・高学歴化が進み、私の生涯賃金よりも遥かに稼げる女性が、以前に比べてやや増えた。そうでもないといい意見は、当然ある。
しかし現代女性の方が遥かに男性よりも、収入を得る機会が遥かに多いと私は断として考える。
闇の歴史に基づく見解である。悲しい事に、人は、自身が経験した悲劇でしか、他人を語れない。
私は同世代女性の方が稼ぎがいいと頑なに考えている。許して頂きたい。

--私は寄生虫になりたい。


根本的な思いがそれだ。炊事洗濯は出来る。料理も可。オムライスも作れる。平成生まれの男性の男子力は実用的なのだ。


これからは女性が内外で活躍し、野郎はパラサイトになる時代だ、と私は考える。


私は宿り主を求めている。


だから金が第一だ。

ある価値観によれば、女性はかつて稼ぎをステータスとしてみていた。
ならば、その価値観を採用するとすれば、私達野郎は女性の稼ぎを、ステータスとしてみる事が許されてもいいのではないか。

金がなければ煙草が吸えない。

金がなければお酒が飲めない。
金がなければ風俗に行けない。

だから私は金のある女性が好きだ。


そのように考えるならば私はずっとひとりだ。


後悔はある。どの道を選んでも後悔はするのだ。ならば一番自分らしく生きたい。


私は金がある女性しか好きになれない。

故に私は永遠にひとりだ。
異論は、オチンチンピロリロリン。

職業について。

一般的業種。大衆的な職種だ。

以上だ。

皆様、体調には気を付けて下さいませ


237 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:23:24.17 ID:8XfLB9fwO
今年のゴールデンウィークだ。

私は川崎にいた。


この日私はある目的があって川崎にいた。


ソープだ。


あかなめに会いに来た。




――私があかなめとSEXをしてから一年間私の身の上にはいくつかの災難がやって来ていた。それらはすべて闇の歴史となっている。


生涯、私はこの一年間を忘れない。全てが駄目になった。

これから私が歩いて行くかもしれない道はなくなり、これまで歩いてきた道も崩れていた。私はその場で立ち止まるしかないだろう。


238 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:24:40.68 ID:8XfLB9fwO
同時に何人もの風俗嬢に抱かれた。風俗とは人生だ。直面した時にはいかなる悲劇も、時がそれを喜劇に現像してくれる。それを信じなければ、私たちは生きていくのがなお辛い。


239 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:27:32.01 ID:8XfLB9fwO
何度もあかなめに会いたくなった時があった。でも、次の機会へと先送りしていた。
私はあかなめが風俗嬢として矜持を持ち続けているとばかり考えていたからだ。

何度もあかなめの肉体でオナニーをした。あの締まり具合を思い出した。あのフェラを思い出した。あの抱きしめられた時の激痛を思い出した。



あかなめは私にとってかけがえのない風俗嬢の一人となっていた。



なぜ逢いに行かなかったのか


いつでも逢いに行けると思っていたからだ。


一度SEXした女性と逢うのが私の中で気負いになっていたからだ。



今思うと自分がゆるせない。タイムマシンに乗って、その時の私のアナルにおちんちんをねじ込んで成敗してやりたい気持だ。


240 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:29:42.33 ID:8XfLB9fwO
不意に、あかなめに会いに来たのに理由はなかった。一年ぶりのSEXをしたかった。
童貞を贈った誇り高き風俗嬢に会いたかった。闇の歴史を紡ぐ中で不安に駆られ、ちょいとばかり甘えたかった。そんなところだろう。


ともかく私はあかなめにSEXするために川崎に来た。


一年前、宙を飛んでいく気持ちで歩いた道を歩き、その店に入った。


しかし、その店にあかなめはいなかった。


店員に尋ねると、あかなめはGW前に店をやめていた。




――私には、それが真実なのにエイプリルフールの冗談に聞こえた。



241 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:39:26.46 ID:8XfLB9fwO
私はこれまでSEXした風俗嬢が今もその店にいるのかどうか、思い出したように調べる癖がある。
私を抱いた風俗嬢たちが店を去ったことは何度もあった。そのたびにそれが真実なのだと認めてきた。

あかなめの場合、冗談としか受け取ることができなかった。


あかなめは、ずっと離れないとばかり思っていた。



――あかなめとSEXしたい。おちんちん舐めてもらいたい。



どこかの店にまだいるのかもしれない。


それが希望だった。愚かな希望だった。利己的な希望だった。


失われた童貞を求めて私は堀之内を歩いた。


242 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:41:24.17 ID:8XfLB9fwO
店に入るたびに以下の会話を重ねた。

――ぎょろ目の女に会いたい。


――変わった趣味でございますね。


――私が、童貞を贈ったものだ。


――は、はあ…さぞかし、思い出深いでしょう。


――いないか。


--従業員のプライバシーは守ります。


と、言われたが、


――誰しも、言葉にできない思い出を持って生きています。

風俗はその象徴。男も女も、客も従業員も、言葉にできない思い出をここで作って去っていきます。
仮にいたとしても、他人の私が申し上げることは無粋です。

と言いたいのだと、私はわざと勘違いした。


--そうか。


去りゆく私の背中にその従業員はため息をついたが、


――思い出。時として味方に、時として敵になります。厄介な物を、私たちは抱えていますね。


と、言う意味のため息だと私は意図的に解釈した。



243 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:44:25.60 ID:8XfLB9fwO
店を渡り歩くたびに、胸がピアノ線で絞められた心地がした。

おちんちんが硬くなってきた。


不安定な私はコンビニのトイレでオナニーをすると言う自殺行為の後、いくつものソープを回った。

でもあかなめはいなかった。


――あかなめ。あかなめ。どこへ行った。お前とSEXしたい。おっぱいを触りたい。

硬いお尻をなでまわしたい。あかなめ。あかなめ。どこへお前は言った。



流浪の旅は終わらなかった。日が暮れた。川崎へ来た時は日がまだ高かったのに。



私はある店に入った。


244 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:45:52.02 ID:8XfLB9fwO
――ぎょろ目の女はいるか。

――どうしてだ。


その従業員は中年の男だった。裏道を歩いてきた彼の風格が私の首筋を強張らせた。


――私が童貞を贈った女なんだ。


――そいつを探しているのか。


―――ああ。


男は紫煙をくゆらせ、


――もう、お前の初体験はもう終わったんだ。そいつの膣からペニーニを抜いてやれ。


と私に言った。




その時、私は自らの浅はかさにようやく気がつき始めた。


245 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:47:12.77 ID:8XfLB9fwO
愚かな希望にすがり、逢いに行けるときに会いに行けず、自分の気まぐれで逢いに来て、逢えずに狼狽している。


そんな自分に気がついた。



――私の初体験は一年前だ。あかなめで何回も射精した。あかなめに今日は逢いに行こうかと考えた。

この一年、あかなめのことを何度も思い出して精子を出した。
この一年間、私はあかなめとのSEXで使用済みとなったコンドームをおちんちんに、ずっとつけたまま生きてきたのだ。



都合のいい女として私は彼女を扱ってきたと今理解した。


246 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:48:42.13 ID:8XfLB9fwO
都合のいい女。それは間違いだ。


誇り高き風俗嬢たるあかなめをそのように扱うのは、間違いだ。



私は従業員に言った。


――ああ、もうコンドームは外すよ。


と。


--そ、そうか。


と彼は答えた。


247 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 14:51:21.93 ID:8XfLB9fwO
かつてあかなめは言った。最初が大切だと。最初に全てが詰まっていると。

あかなめは私にとって最初の女だった。あかなめに全てが詰まっていた。


あかなめ、もう、君を探さない。


あかなめ、でも、君がいったことを真とするならば、これから先逢う風俗嬢はみなおまけなのだろうか。



あかなめ、それでも、もう君を探さない。


最初であることには変わらないだろう。時として最初とは最後であることもあるのだ。君が最後であるかもしれない。


それは今でもわからない。


あかなめ、だからこそ、もう君を探さない。


堀之内でも、どこかのソープでも、風俗誌でも、そして私自身の思い出の中にも。


あかなめ、もう、君を探さない。




――こうして私の一年をかけた初体験が終わった。


最後にその男性従業員がいる店で、Bカップの乳首がでかい女性と大変興奮するSEXを過ごしたこと、フェラで射精したこと、バックで射精したことを付け加えておこう。




以上で終わりだ。



248 :名も無き被検体774号+:2012/06/16(土) 14:59:50.26 ID:TkBPKMmqi
>>247
生中出しか?



251 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/16(土) 17:24:40.33 ID:8XfLB9fwO
生中だしではない。
挿入時の腰の振り方やテクニックが素人みたいで興奮した。

あかなめには惚れてないない。

ただ特別な性の対象だった。

ところでこの後如何しようか。