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私は東京都の大学生です。

当時、私は高校2年生でした。

私の学年には「階級」が存在し、1群から5群までありました。

1群は、学年LINEを運営する派手めなちょいギャル。

2群は、流行などは分からなくても、スポーツ万能で、体育祭などで大活躍する運動部。

3群は、至って普通のどこにでもいる子。

4群は、地味めだったり、オタクだったりして、暗い子。

5群は、ぼっちキャラ。

というような感じです。

私は流行に敏感な方で、ギャルだったので1群でした。

そのため、あんな事は絶対に起きてはいけなかったんです・・・。


2
その日はとても暑く、私は夏風邪をひいていました。

教室の中は冷房がキンキン。

風邪をひいている私は、もちろんお腹が痛くなりました。

いつもの私だったら、派手なので、先生にトイレ行っていいー?みたいなノリで言うはずです。

しかし、その時間中に、一足早く先生にトイレ行っていいですか?と聞いた子がいて、その子に対して先生が大激怒してトイレに行かせた事があり、言い出しづらかったのです。

また、風邪だからテンションが低い、というのもあったのかもしれません。


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授業開始から30分ほど経ち、私のお腹は限界でした。

もうこれは無理!そう思って先生に声をかけた瞬間のことでした。

やっとトイレに行ける、と安心して力を緩めてしまったのでしょう、ブリブリブリッ!と大きな音を立ててウンチが出てきたのです。

その時、私は席に座っていたので、お尻より下に出てこれなくなったウンチは、破壊力満点のパワーで背中へニュルッと上がってきました。

みんな唖然としていましたが、数秒後、女子はくっさーい、きったなーいなどと近くの子と話し始め、男子はあー!もらしたー!と大声をあげ始めました。

私は恥ずかしさと情けなさで大泣きしながら、保健室へ行きました。

背中がとても気持ち悪かったのをよく覚えています。


4
保健の先生はとても優しく、号泣する私を慰めてくれましたが、次の日からはもちろん5群落ち、プラスいじめられました。

高校卒業までずっとそんな感じで(ちなみに高3の時にもう一回漏らしました)、今は離れた東京の大学で、平凡な生活を送っています。