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俺の彼女のアナル体験談。

 俺の彼女は美琴と言います。

女子大生です。

俺と付き合うまでは処女でした。

しかしながら、アナルでの経験はあったらしいです。

経験と言っても、ディルドウで貫かれただけみたいですが。

しかも女同士で。


 聞いたところによると、相手は高校時代の先輩とのことでした。

美琴は女子寮に入っていたのですが、そこは上下関係がとても厳しく、先輩の言うことは絶対だという雰囲気があったようです。

そんな寮で、相部屋のパートナーになったのが、レズビアンの先輩だったのです。


 一年生だった美琴は、入寮初日に先輩から迫られ、断り切れずレズプレイに応じてしまったらしいです。

 もっとも、最初のうちは、クリトリスを弄られたり舐められたり、あるいは美琴の方が先輩のクリトリスを舐めさせられたり、そういった前戯で終わっていたようです。

先輩も鬼ではないので、レズっ気のない後輩の処女まで奪おうとは考えていなかったみたいです。

 美琴は、クリトリスを弄り合うだけなら、それほどの抵抗感はなく、どちらかと言うと楽しんですらもいたようでした。

とはいえ、膣にしろアナルにしろ、バージンを捧げるつもりは更々なかったようです。

あくまでも触るだけならばという条件付きで先輩を受け入れていたのです。

 最初のうちは、先輩もそれで満足していたのですが、人間には慣れというものがあり、常に新鮮な感覚を求めてしまうものです。

 夏が近くなった頃、先輩は美琴の処女を貫きたがるようになりました。

ペニスバンドを嵌めて犯したい、と言って迫ったらしいです。

 これにはさすがに美琴も抵抗していたのですが、先輩に「ならアナルバージンを頂戴」と言われ、折れざるを得なくなったようです。

上下関係の厳しい寮において、先輩が譲歩までして頼んできたのだから、断り続けるのは至難の業だったでしょう。


 暑い夜だった、と美琴は言ってました。

 ベッドに潜り込んできた先輩は、いつもの全裸ではなく、ペニスバンドを装着していたとのことです。

ディルドウを口に咥えさせられたのですが、それはこの時が初めてのようでした。

 先輩は、美琴の口内を犯しながら、ローションを尻穴に塗り込んできたりしたらしいです。

美琴の印象としては、どうにも手慣れた感じだったとか。

 唾液でたっぷりと濡れたディルドウが、美琴の口から引き抜かれると、先輩は、流れるような仕草で正常位の体勢を整えた、らしいです。

ディルドウによる疑似フェラチオから解放されて、一息つけたと思ったら、次の瞬間にはアナルに先端を押し付けられていた、とのことでした。

 先輩は躊躇なくディルドウを埋め込んできたけれど、不思議と痛みはなかったようです。

ローション効果でしょうか。

 普段クリトリスを弄り合っている時は、会話が結構あったらしいです。

「気持ち良い?」とか「濡れてきたよ」とか。

 しかし、アナルバージンを捧げた時は、なぜかあまり言葉を交わさなかったようです。

先輩は無言で腰を動かしディルドウを突き入れてきて、美琴の方も、わずかに息を荒げながらひたすら尻穴の違和感を耐えていたのだとか。

 きっと、薄暗い部屋の中で、美琴の呼吸音と、アナルを抽送する音だけが、辺りを支配していたのでしょう。

 先輩は10分近く黙々と正常位で美琴と疑似アナルセックスを続けていたらしいです。

そして唐突に腰の動きを止め、ディルドウをゆっくりと引き抜いていったのだとか。

 美琴のアナルバージンロストはそれで終わりです。

ふたりとも汗だくになっていたので、一緒にシャワーを浴びて、あとは普通に寝たらしいです。

 先輩は満足したようでした。

おそらく、アナルバージンを貰うことそれ自体が先輩にとっては重要だったのでしょう。

 それからも、先輩が卒業するまでの約半年間、レズ関係は続いていたようですが、ディルドウが持ち出されることはなかったらしいです。

時々アナルに指を埋め込まれるようにはなったようですが。


 話を聞いた日、俺は美琴とアナルセックスをしました。

最初で、おそらくは最後のアナルセックスだと思います。

 バージンを奪われた肛門を俺が貫き直して、先輩の存在を過去のものとする。

そういうつもりで俺は臨んだし、美琴もきっとそうだったでしょう。

 俺は、彼女の先輩と同じように、正常位で挿入して、黙々と出し入れをしました。