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昨年初夏の話です。

大学を卒業し就職した先は営業職。

厳しかった研修期間を終え、初めての一人営業。

営業といっても、アポイント先で契約を遂行してくるだけの仕事。

とは言っても初営業。

緊張感を持ち、事前に契約場所の下見もすましていました。

最寄駅から徒歩25分。

万全の態勢で出発したはずでしたが、思わぬ計算違いが…。



物心ついたころから便秘症の私。

そもそもの排便が3日に1度程度。

月に1度程度5日目に突入してしまう日があり、その日は市販の便秘薬を服用。

すると、翌朝かなり厳しい腹痛に見舞われ、20分程かけて5日分の便を出し切ります。

量もかなりの量になるため、途中で2度ほど水洗。

これをし忘れ、トイレを詰まらせたことが何度か。


初営業日の2日前、まさに便秘5日目。

当然のようにいつもの市販薬を寝る前に服用。

翌朝、トイレに腰掛けるも全くもよおす気配なし。

仕方なくそのまま出勤するも、結局夜まで排便は見られず。

こんな事、初めての事態でしたが、翌日に控える初営業のことを考え、追加で薬を飲むのは控えました。


で、営業当日。

結局朝も出るものが出ず、途中でもよおした事を想いかなり早めに家を出る。

営業先の最寄り駅についたのは約束時間の1時間前。

とりあえずトイレに腰かけ、最後の挑戦をするも10分経っても気配がなくあきらめる。


駅を出て歩き出して10分後、嫌な気配がお腹を襲う。

その1~2分後には確信に変わり、出さざるを得ない状況に。

営業先でトイレを借りることも考えましたが、初営業でトイレに20分籠るのもどんな印象を与えるかわからないと心配になり、どこかにトイレが借りれるような場所はなかったかと頭を巡らせる。

駅まで戻るには時間が足りない。

考えているうちに、この先に公園があったことを思い出し、公衆トイレで用を足そうとやや速足で公園へ。


公園へつき、冷汗が脂汗に代わりました。

トイレがない。

もう出す気満々で歩いてきていたため、まったく我慢できない状況。

私の視線は公園内の死角へ。

少しでも周りから見えなさそうな木に囲まれた一角を見つけると、そこまで一直線に歩きました。

ポイントについた時には、少し便が出てきているのを感じており、ひざ丈のスカートを捲り上げると、ストッキングとショーツを纏めておろし中腰になった瞬間、大きな排泄音とともに大量の便が出てきました。

すぐにでも終わらせたいところですが、ここはいつも通り激しい腹痛とともにとめどない排便が続きます。

トイレと違い穴のない場所への排便のため、そのままの場所で排泄を続けると便が臀部にあたってしまうため少しずつ前方に歩きながらの排泄です。

パンプスを汚さないように気を付けているため、かなり大股でお尻を浮かし前方に歩いている状況。

今思い出しても辛すぎます。


結局終わるまでにいつも通りの20分を要し、さらにショーツとストッキングにも便が付着していたため、その場に脱ぎ捨てていきました。


何とか営業にも間に合い、契約も頂きましたが、私にとって一生忘れることのないであろう1日になりました。