きまま_058
妻の裏切りの話。

男は私よりも7歳年上で身長181cm、色黒のいい男。

妻と13歳の女の子がいるそうだ。

家は横浜にあるが、仕事で遅くなった時の寝泊り用に会社の近くに1LDKのマンションを所有している。

つきあい始めて3ヶ月位経った頃、妻は男のマンションに行った。

白で統一された室内は綺麗に手入れされており、あまり生活感を感じないリゾートマンションのようだったそうだ。

妻はこんなセカンドハウスが欲しいと思ったらしい。


リビングでワインを飲みながらしばらく談笑。


それからベッドルームに行くと、そこには3台のビデオカメラが用意してあった。

3台ともベッドに向けて三脚で固定されており、それぞれAVケーブルで3台のテレビモニターに繋がっていた。

妻はこれが何を意味するのかを察し、身体の芯が「ッ…」と熱くなったそうだ。


男は妻をバスルームに案内し「シャワーを浴びなさい」と命じた。

妻がシャワーを浴びバスローブを羽織ってリビングへ行くと、男は「服を身に着けてベッドで待ってて」と言いシャワーを浴びに行った。

その日は膝上20cm位の黒いレザーのタイトスカートにサテン地のブラウス、下着は白。

靴も5cm程のヒールのパンプスと指定された。

まるで秘書のような「いでたち」だ。

この男にはSEXごとにテーマがあるようだ。


シャワーを浴びた男はビデオカメラとテレビのスイッチを入れた。

3台のテレビモニターが一斉にベッドの上を映し出す。

男は妻をベッドに座らせ、やさしくキスを始めた。

ブラウスの上から胸を揉み、光沢のあるストッキングに包まれた太腿を撫でる。

ビデオ撮影されながらの愛撫に妻は異常な興奮を感じ、すぐに濡れてしまったらしい。

男は服を着たままの妻を立たせるとストッキングの股間の部分を破り、パンティーを横にずらし、妻の左太腿を抱えると向かい合って立ったまま挿入。

妻は足が長いため僕にはなかなかできない体位だが、男は大柄なためスムーズに挿入されたそうだ。

チークダンスを踊るように静かに抱き合いながら腰を突き出し、妻もその動きに合わせて腰を振った。

やがて男は妻をベッドに寝かせるとブラウスのボタンを外し、ブラを上に押し上げ、あらわになった胸を円を描くように揉みながら乳首を吸う。

破れたストッキングを剥ぎ取り、スカートを捲り上げ、パンティー越しにクリトリスを刺激する。

妻はうっとりと目を閉じていたが、男が突然「目を開けて」と言った。

目を開けた妻の視線の先には、ライトを浴びて輝きを増したサテンの下着や脱がされかけのブラウスを身に纏い、うつろな目で男に抱きかかえられた妻が映し出されていた。

そんな自分の姿に妻は「いやらしい…」と感じたそうだ。


頃合を見て、男は妻が纏っているものを全て取り去った。

そして妻の足を大きく広げて、そのまま動きを止めた。

恐らく妻のあそこを視姦していたのだろう。

妻は「とても恥ずかしかった…」そうだ。

それから指を入れてGスポットと呼ばれる部分を刺激する。

妻は思わず「アぁぁ~」と声を出してしまったそうだ。


妻が陶酔の世界に身を委ねていると、突然アナルに冷たい感覚を覚えた。

男がアナルにローションを塗ったのだ。

そして遠くで「ジーッ」という音が聞こえてきた。

わずかな不安が頭をよぎった瞬間、何かがアナルに侵入してきた。

軽い痛みを伴って、それは奥へと突き進む。

そしてアナルの奥でバイブレーターがくねくねと動き始めると「気を失う程の興奮に襲われた」という
僕は気が強い妻の性格を「サド」だと思っていたが、実は「マゾ」だったことにやっと気づいたのだった。


そんな妻の様子を見ながら、男は妻に挿入した。

2点同時征服という訳だ。

僕も妻と結婚する前、「やるだけの女」とつきあった時にアナルを経験していた。

あそことアナルは薄い皮1枚?で仕切られており、入れている時にアナルに指を入れると指の感触がアレに伝わってきて興奮が倍増される。

「ゆっくりと腰を送っていた」という妻の言葉からもわかように、男も興奮が倍増していたに違いない。

ただでさえ締まりのいい妻のあそこにバイブの振動が加わっているのだ。

ピストンのスピードを上げれば、すぐにフィニッシュしてしまっただろう。

興奮が倍増するのは女も同じようで、妻も何度となくいってしまったそうだ。


やがて男は妻の身体からアレを引き抜くと妻の口に押し込み、そのまま口の中に欲望の塊を流し込んだ。

初めてのフェラが口内発射だったという訳だ。

男の「飲め!」の一言で妻は男の精液を飲み込んだ。

その時、男の精液がとても愛おしく、とても美味しいと思ったそうだ。


僕も何度か妻の口の中に出した事があるが、いつも嫌がっている様子なので「ごめん…すぐにうがいをして!」と言ってしまう。

本当は「おラッ!飲めよ」と言いたいのだが、言える訳がないと思っていた。

でも、それは僕の勘違いで、妻は喜んでいたのかも知れない…

男は交際を始めてから、わずかな時間で妻の本質を見抜いていたのだ。

そして、そんな男に妻が惹かれていったのも無理はない…と僕は思った。