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車は義姉を乗せて春めいてきた田園都市のたんぼ道を走っていた。

妻と約束しているホテルのチエックインには、まだ少し早かった。

「どうしようか…」というと義姉は「では文覚さんにお詣りしましょう…」と云った
文覚さんが何を奉ったお宮かも知らずに、義姉が案内する道を車は走る
車がやっと通れるほどの狭い山道だ
脱輪しないように注意して上り坂をゆっくり進むと次第に嶮しい山深くに入り込んでいく
漸く登りきると余り広くない駐車場があった。

そこに車を止め、石段を上っていくと稲荷神社にあるような朱の鳥居が並んで建っていた
それをくぐって更に登ると小さな拝殿があり、
義姉はその拝殿に向かって手を合わせて拝んでいた
何のお宮なのかわからなかったが、何やら変な感じのお宮だな…と思った
何となく拝礼をして石段を降り、駐車場の片隅に立てあった案内板に目を通す

そのお堂は「文覚堂」と称され
平安末期から鎌倉初期にかけて波乱の人生を送った文覚上人が奉られているという。


文覚上人は源頼朝の家来で友人の妻となった恋人を誤って殺し、
その罪で隠岐島に流され その罪を悔い、出家して名を「文覚」と改めた
やがてその罪が解かれて京都に帰る途中、この地に辿り着いたとき、病に倒れ、
死期を悟った文覚上人は
「予を真実に頼めばたちまち大願がかなうべし」と遺言し、ここに入定したという。

時が過ぎ、何時の頃からか、願いをかけたら腰下の病気が治る…と云われるようになり、腰下の病気回復に霊験あらたかと各地から多数の参詣者があり、今も信仰が絶えないという。


案内板を読んで、このお堂が何なのか理解して車に乗り込んだ
助手席に座っている義姉が
「けやきの賽銭箱があったでしょう… あれは女性のあそこよ、わかってた…」
「ああ、女性のアソコによく似ているな…と思ったが、恥ずかしかったから、ただ黙って見つめて、女のあそこを想像していた…」
「男性のあれもあったでしょう…」
「ああ、あれはすぐわかった。

けやきの根っこが男性のアレによく似ていた…」

お堂の正面の賽銭箱は、けやきの根っこで女性の性器に似せて造られていた 女性の突起に相当するその部分は参拝者の手て撫でられて光沢を帯び、肉襞に相当する部分も艶々していた 投げた賽銭はその穴に吸い込まれていく
その横には、男性の性器に似せたけやきの造りが置かれ、その亀頭は、これも参拝者が手で撫でて祈願する事からか、素晴らしい光沢で輝いていた その横には大小様々の男性器の造りが並べられ、それぞれ撫でられて光沢で輝いていた

「ここ、文覚さんは腰下の病気に効くと云われているの… 女性は腰下の病気が多いから、お詣りは女性が多いの…」
「アア、それで女性の下着、中でもパンティが沢山納められていたのか…」
確かに女性のパンティが沢山、男性器やその回りに納められていた
それはおびただしい枚数だった
それだけに女性には腰下の病気が多いとみえて、多くの参詣者がある事を物語っていた

義姉は今五十三歳、五年前に夫に先立たれていた
私は義姉にさりげなく問いかけた
「姉さんは腰下の病気はどうでした…?」
「ええ、私は幸い腰下の大きな病気もなく健康でした…」
「それでは夫婦生活も良かったでしょう… なんと云っても夫婦はアソコが健康でないとね… 女性のアソコが弱いと家庭も暗くなるし夫婦生活も悪くなるし… うちの女房は、アソコがちょっと弱いのか、夜の事を結構嫌がるのですよ…」
「まあ、敏ちゃんが…、体格もよく、性的にも元気そうに見えるのに…」
「人は見かけによらないね…、結構弱い… それに不感症なのか感じないようだし…」
「わたしなんか、夫が私より十歳年上だったから、結構、私をリードしてくれたの…、夫は持久力もあったので、私が、もうダメ…と云うまで終わってくれなかったの… 五年前に先立たれてから、日が経つにつれて夜が淋しく、つい楽しかったことを想い出してね…」
「そうでしょう…、まだ五十代なのだから…、五十代と言えば、男も女もまだ旺盛なんだから…」
そんな話題が私も義姉も次第にその欲情の中に誘い込まれていた
上目遣いで私を見つめる義姉の瞳は潤んでいた
それは欲しがっているような眼差しだった

それとなしに義姉の太腿に手を載せ、義姉の反応を探った
義姉は知らぬ顔をして外の景色を見つめていた
太腿をさりげなく撫でてみたが 義姉は知らぬ素振りでジットしていた
しかし、感じているな…とは思った 
なんせ夫に他界されて五年、久しぶりに感じる男の肌の温もりなのだから…

高鳴る胸の鼓動を押さえ、思い切ってスカートの裾から手を入れて素肌の太腿に触れる 
柔らかい豊満な女の肌だった
片方の手を義姉の肩に掛けて抱き寄せ 
もう一方の手は太腿の奥に忍び込ませ義姉の大切な園にと進んでいく
肩をグット引き寄せて義姉の唇に触れると義姉は
「敏ちゃんに悪いから やめて…」
そう言われても止めることはできなかった
一瞬、妻の面影が浮かんだが、それに勝って男の欲情が血走っていた
一方の手は既に義姉のアソコに進入していた
そこは少し潤んでいた
それを知ったその手は義姉に急所を撫で攻めていく
その刺激に義姉は反り返る
唇はキスでふさがれ下半身は男の刺激に耐えかねてか自然に腰が捩りだしていた
吐息が激しくなりそれが喘ぎ声に変わっていく
もう義姉と義弟との関係ではなく、男と女の関係になっていた
義姉の手が硬くなった男を探り求め、握りしめ、上下に扱いていた
五十三歳の義姉も、まだ男を充分楽しませる女のからだであった
夫に他界されて五年、久しぶりに男に愛されて感じた女の愛しい表情だった…