0699
あたしの中学生のころの話。


みっちゃんのはちょっぴりしょっぱかった。

それに・・・ちょっとおしっこの匂いがした。


舌の先で、つつくようにみっちゃんの感じる部分を押した。

「あん、あん。

いい。

きもちいい」
みっちゃんは、顔を手でおおっている。

恥ずかしいんだ。


あたしは、もっと下の、小指が通るほどの穴を調べた。

真っ暗なその穴は、おしっこの穴とはちがうようだった。


うんちの穴はその下にすぼまっているところだし・・・

人差し指をそこに持っていった。

赤い肉のひだのようなものが奥の方に続いている。

あたしにもあるのかな。


あたしはもうパンツを脱いでいたので、すぐに確かめることができた。

同じ部分にあたしも指先を入れようとして押した。

プンと弾力のある入口に、じゅわっと指先が入っていった。

関節を折って、みると、ふわっと腰が浮き上がるような感じがした。

「なおちゃん、どしたの?」
みっちゃんは、きょとんと膨らみかけたおっぱいの間からあたしを見た。

みっちゃんをほったらかして、自分で盛んに指を動かしていたあたしは、
「へ?あ、ごめん」
「なめて。

もっと」
「うん」
みっちゃんは、なかば命令するように言った。


あたしは、あらためて、みっちゃんの割れ目に口を近づけて、そのかわいい花びらを舌で開いた。

「あふう」
みっちゃんの腰が浮く。

ブリッジをするように。

ふくらはぎが、きゅっとふくらんで、力が入っているのが分かった。

ぶじゅ、ぶじゅ・・・
くちびるで、唾をひろげて、びたびたにしてあげた。

唾の匂いがきつくなった。

でも、唾だけじゃなくって、みっちゃんのほうから、お汁が垂れてきているようだった。

「あうん、ああん。

なおちゃん、なおちゃんー」
あたしの名を、呼び続けて、ぴーんと足をつっぱらせたかと思うと、ぐにゃんとくずれた。

「きゃっ」
と、ネコのような鳴き声を聞いたような気がした。


みっちゃんは動かない。

「ねえ、みっちゃんてば」
あたしは、みっちゃんを起こそうとゆすった。

「ふううん」
寝言のような音をみっちゃんの口がたてた。


あたしのあそこも糸を引くようなぬるぬるした液がお尻の方まで垂れていた。

「うああ。

すごいことになっちゃってる」
指をもっていくと、するりと穴に入っていった。

「あふっ。

気持ちいい」
あたしも、あごをあげて、ひざ立のまま指を出したり入れたりした。

あとから、あとから、とろとろとおつゆが流れてくる。

気絶しているようなみっちゃんをよそに、あたしは、自分の世界に入っていった。

従弟のこうちゃんのウインナーのようなおちんちん・・・
あれが、あたしの中に入っているみたいな錯覚。


あたしたちは、大人のやることをまねて、会うたびに、エッチごっこといってしていた。

「こうちゃ・・・ん」
あたしは、ばたんと仰向けに倒れて、中指を穴に突っ込んでかきまわしていた。

手のひらは突起を押さえつけている。

べちゃ、びちゃ、くちゅ・・・
激しい動きに、音も大きくなる。

「あうっ」
急に背中がつるような、激痛が走り、目の前が真っ白になった。

「ぎゃわっ」
電気が切れたみたいになった。

何も見えない。


目を開けた時、みっちゃんがあたしのあそこを子猫がミルクを飲むようになめていた。

あたしはみっちゃんの三つ編みの髪をいじって、撫でた。

「みっちゃん・・・ありがと」
うふっと笑って、みっちゃんはビーバーのような前歯を見せた。