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私の露出癖の原体験とも言える高校3年生の時の話です。


私の高校は人口約3万人の田舎町の進学高で、難関私大を目指していた私は当然の
ように毎晩遅くまで勉強していました。

家から徒歩5分くらいのところに本屋があり、よく行っていたのですが店先に当時
でいうエロ本の自動販売機がありました。

その前を通るたびに何故かどうしても目が行ってしまいドキドキしながら通り過ぎ
ていました。

そんなある夏の深夜2時頃でしょうか。

私は勉強のストレスからかどうしてもあの
自販機に行ってみたい、エロ本を買ってみたいという衝動にかられました。


ところが、どうしてそんなことを思いついたのかわからないのですが、私はなんと
全裸になってその販売機まで行こうと思い立ってしまったのです。


私の部屋は母屋から離れていたうえ、そんな時間ですから部屋のサッシを開けてそ
っと出かけるのは簡単なことでした。

ただ私は真っ裸だったのです。


家を出て、目の前の道路に人影も車もないことを確認して、歩きはじめます。

家々の明かりは全く無く、街灯だけがほんのりとまだ硬さの残る私の裸体を照らし
ます。

自販機までは信号のない四つ角を2つ曲がらなくてはなりません。

角に来るたびに
左右の道路をうかがいながら進みます。

びくびくと震え、家々の塀や戸口に隠れるようにして歩きながら、何故かどんどん
大胆になっていく自分がいました。

自販機まで無事に着き、深夜に煌々と光る明かりの中、何冊かのエロ本の中から一
番いやらしそうな漫画雑誌を選び急いでボタンを押して買いました。

もし車が一台でも通っていたら、エロ自販機の前に屈みお尻丸出しでエロ本を取り
出している少女の姿はどんなに異常に写ったことでしょう。

幸いにも、誰にも見られることなくエロ漫画本を抱えて無事部屋に戻ることができ
ました。

その本は本当にいやらしく、私の想像を絶するものでした。


その後、2~3回同じようなことをして、机の引出しの奥におよそ女子高校生には
ふさわしくないエロ本がたまっていきました。

一度、自販機まで行ったら先客の男
性が買っており、怖くなって家に帰りそれきり全裸散歩はやめました。


今でも思い出すと熱くなる20年以上前の話ですが、これこそがその後、人気のない
デパートの屋上や階段の踊り場、駐車場、公園のトイレなどでいろいろと妄想した
り、果ては脱いだりオナニーしてしまう私の原点であったと確信しています。