04
妻の話。

ディルドを使った疑似3Pでは、江口の名前を呼ぶわりに
妄想止まりで、私の寝取られ願望には、まともに付き合わない
日テレの杉上佐智枝アナに似た43歳主婦、佐智枝。


前篇で触れた、会社の水泳クラブに、私の大学の後輩でもある伊藤という男がいました。

俳優の伊藤英明似でイケメン、180?超えの長身で競泳体型なのに、
見た目を裏切るお調子者で下ネタ好きの楽しい男です。

既婚で、小学生の子供二人にはとても優しい、子煩悩な33歳。

江口との事を拒絶する佐智枝に向けた秘密兵器が彼でした。


男三人と女二人の若いクラブ仲間を自宅に招待して、食事会をした事がありました。


他の独身男子二人もそれなりにお洒落でいい感じに見えますが
やたらと大きな声や、意味のない爆笑は佐智枝の苦手とするところ。

落ち着いた声で、人の話をよく聞き、ボケや下ネタで返す伊藤が
間違いなく佐智枝のお気に入りだと判りました。


彼が近々、海外駐在で家族でインドに行くであろう事も知っていました。




「伊藤君がね、ほら、いつか呼んだ、水泳クラブの・・」

「あの三人の中の誰だっけ・・・」  解っているくせに白を切る佐智枝。


「インドへ行くらしいんだ、家族で」
「あ、そうなの・・・どんな人だっけ」

まだ白を切る佐智枝にあのスマホの写真を捜して見せました。

「あっ!・・・・何これ、あ・・・ああ、そうそう、真ん中の、面白いイケメン君ね」

プールサイドで三人の男達が競泳用ビキニパンツで仁王立ち。

笑顔で中心に立つ、伊藤のバナナのような、その膨らみは他を圧倒する大きさで
大きな亀頭の丸みもはっきり分かる「とっておき」の写真でした。


真ん中の男とは言ってないのに何故判る?と追及はしませんせしたが。


「伊藤君もね、佐智枝の事、凄く気に入ったらしくて、綺麗でセクシーだとか、
先輩には悪いけど、ムラムラするだとか・・・
なれ初めとか、趣味とかも、やたらと知りたがるんだよ。


「そうなんだ・・」
もう一度スマホの写真をじっと眺めていた佐智枝が発した言葉に驚きました。


「じゃ、今夜のディルド君は伊藤君に変身っていう事?・・・・・・」

写真のあの膨らみは、「男」を意識させるには充分でした。

四つん這いの尻にバックから差し込まれる太いディルドは
確実に伊藤とのセックスを妄想させ
大興奮して伊藤の名を叫び、腰を振る佐智枝と、
異常に燃えたセックスで二回も放出した私でした。


早速、計画をスタートさせた私は
互いを意識させる煽り話を吹き込みます。

(寝取られの実現にはこの「恋のキューピット作戦」が一番かと)

「佐智枝がね、お前にぞっこんなんだよ。

いい男ねって」
「まじですか?じゃ、両想いじゃないですか!やったあ!」
茶化しながらも、本心から喜ぶ伊藤に追い打ちです。


「昨日の夜も君の名前呼ぶんだ、もっこり写真もみせたよ 」
「えーっ?またまた、いいんですか?そこまで言っちゃって・・・・まさかあんな奥様が」

そして佐智枝には
「伊藤くんさ、やっぱり会った時から一目ぼれで、佐智枝にハマったらしいよ
是非一度お願いしたいってさ・・・・馬鹿だろ?」

「最近あなた、そんな事ばっかり。

江口君だの伊藤君だの・・・・
いつからそんな趣味になったの? 本気で言ってるの?
そんなに私を他人とくっつけたいの?」

好奇心の強い佐智枝がキッチンのノートパソコンで「それらしい事柄」を検索したり
調べて読んだりしている事は容易に想像ができました。

賢い佐智枝のことです、私のハマってしまったその願望にも気付いていたでしょう。


水泳クラブの競技会の打ち上げで、我が家での二度目の食事会は前回より大人数でした。

伊藤を意識したのでしょうか、
白地に花柄の薄いカットソーのミニワンピ―スはドキッとするほどセクシーです。


伊藤と佐智枝が互いを見る目、照れたようなビールの注ぎ方、食器を洗い場に運び
楽しそうに話す二人は、恋に落ちた中学生のようでした。


隙さえあれば佐智枝の体を舐めるように見つめる伊藤。

佐智枝もその視線には気が付いているようでした。

キッチンから、笑顔で話す伊藤を微笑みながら見ている佐智枝。

目が合うと、見つめ合っているような時間もありました。


宴も大盛り上がりの騒ぎの中、廊下奥のトイレの前でニアミスしたふたり。

長身の伊藤に背伸びするようにささやく佐智枝の腰に手を当て
さりげなく尻に触れ、撫でる動きを、私は見逃しませんでした。


冷静に対応するほかの後輩達とは別のまなざしで伊藤を見つめ、見送る佐智枝は
名残惜しそうで、少しさみしそうでした。

帰った後のテンションの下がり方は、こちらが気の毒になる程でした。

あとかたずけを手伝い、風呂も済ませ、さっそくベッドにディルドが登場しますが。



「あなた・・私・・・・伊藤君と・・・・してもいいの?・・・してほしいの?
最近知ったわ、あなたのそうゆう趣味の事・・・インドに行っちゃうなら・・・
一度だけなら・・・・いいかなって」

「ホントに?・・・・ああ、想像するだけでたまらないよ!
 今頃、あいつだって佐智枝をネタにして、凄いオナニーしてるよ、きっと!」

パンティーの後ろから差し入れた尻の割れ目には愛液が垂れていました。

伊藤の名前を何度も呼びディルドにまたがる佐智枝は
いつもより簡単に、そして激しく登り詰めました。



インド行きが決まった週末、伊藤を自宅に呼ぶ事に。

佐智枝の提案の送別会だと伝えた時は目を輝かせて喜んでくれました。


「あいつ、凄い寂しがっちゃってさ、折角、知り合いになれたのに・・とか言って。

ゆっくり癒して思い出作ってやってよ」

「オス、光栄です、いいんすか、お別れ楽しんじゃっても」
 違う意味の期待が含まれていたのかどうかはわかりませんでしたが。


前日には佐智枝に
「明日は安全日なの?」
「もう・・普通の顔してそんな事、よく聞けるわね」


当日の夕方、俺達を玄関に迎えに出た佐智枝はとてもまぶしかったです。


紺色Vネックの、ゆったりしたドルマン・ワンピース
白い腿がまぶしい、少し短目の丈は、佐智枝の覚悟と欲望を表しているようにも見えました。


旨い手料理とビールやワイン。

いつもよりハイテンションの佐智枝は遠慮なしに伊藤の肩に手を触れ
ゆったりと酔い始めた伊藤もさりげなく腰や腿に触れているようでした。


食事中の話題に出たDVDをテレビ台の下から捜すふりをして
四つん這いで、前かがみになった時
真っ白で透けるようなパンティーをチラリ、チラリと私達に見せてくれた時は
二人とも無言になり、唾を呑み、食いつくように見つめました。

誰が見ても、おいしいシーンだったと思います。


三人共、随分飲みました。

ソファに移動して話し始めた二人を確認すると
私は打ち合わせどうり、タイミングを見て
半分引き戸を閉めた、隣の暗くした和室に入り
ダウンしたふりで狸寝入りをします。



5分、いや10分位経った頃か、いよいよ何か始まった気配。

「でも・・・・」
「いいのよ伊藤君、もう寝ちゃってるし、・・キスして・・」
テーブルの向こうのリビングのソファで抱き合う二人が暗い和室から見えます。


キスをしながら伊藤の髪や耳、そして頬を撫で、舌を絡ませる、佐智枝。

 ワンピースの上から胸を揉む伊藤。

たまに響く「エッ?アッ!ウッ!」という佐智枝の声。

あの佐智枝が私以外の男と唇を重ねている・・・
それだけでもめまいがする程興奮しました。


キスという行為はフェラチオや挿入とは違った、
どこか、「気持ち」や「情」が繋がり、互いに求め合うような様子が、私の嫉妬心を刺激し、
その切なさで、興奮する私の心を強くいたぶります。


長い長いディープキスの後、ささやき合った二人が立ち上がり、ドアをあけ、
二回の寝室へと階段を登って行きました。


私も少し時間をおいて、音を立てないようにそっと階段を登り、
寝室の隣の、クローゼット替わりにしている元子供部屋に侵入。

静かにサッシ戸を開けベランダに出ました。

二部屋続きのベランダの壁はコンクリートの打ちっぱなしです。


少し開いておいたレースのカーテンの向こうでは、
凄い光景が展開されていました。

ワンピースを着たまま、下半身裸で足を大きく開かれ、伊藤にクン二されている佐智枝。

ガラス越しに、中の喘ぎ声も微かに聞こえます。

凄い光景に私の心臓はもう、飛び出そうでした。


気が付くと、伊藤は、すでにズボンも下ろし
クン二しながらシャツも脱ぎ捨てています。


そして、スルリスルリとゆったりしたワンピースを持ち上げ、脱がすと
想像どうり、ノーブラの胸が、コリコリに起った乳首と共にあらわれます。

貪るように乳房に吸い付く伊藤の髪を両手でかきむしる佐智枝。

「アーッ!アッアッ、アーッ!」
しばらくすると、伊藤はもう一度、下半身に舌を這わせ、
味わうように、吸い尽くすように佐智枝の秘部に顔を埋めます。

ジュルジュルといった音が聞こえてきそうな激しさでした。

両胸を自分で掴み、首を振って喘いでいた佐智枝も
今度は伊藤をベッドに寝かせ、息を整えた後、伊藤の乳首にキスを始めます。


ボクサーパンツの上から、バナナのようなそれを確かめるように擦り、
おもむろにペロンとパンツを引き下げました。

あのディルドよりもう一回り長くて太いものがビュンと姿を現した時の
ポカンと口をあけた、佐智枝の顔は今でも忘れません。


大きく口を開け、愛おしそうに咥え、両手で握り、
扱き、飲み込むように、時間をかけて、しゃぶりつくす佐智枝の尻や秘部は
伊藤の長く伸ばした大きな手で弄ばれています。

たまらなくなった佐智枝が自分から上になって、それを跨ぎ、
手を添え上からゆっくりと挿入していきます。


「大きい―っ!無理・・大きすぎる!・・凄い・・凄い!」
半分も入らないそれは佐智枝の穴を押し広げ身動きが取れないようでもありました。

徐々に慣れて広がった穴は、ほとんどを呑みこみ、伊藤も下から突き上げる様になります。


競泳体型の大きな体の伊藤の上で、のけ反る佐智枝のきゃしゃな裸体は
芸術的に美しく、暴力的にエロティックな光景でした。

嗚咽の様な、悦びの声を絞り出し、腰を丸くグラインドさせる佐智枝は
自分の両手で両乳房を揉み上げています。


やがて、伊藤の突き上げのテンポがはやくなると
「逝きそう!アー!ダメッ、こんなの!・・・イクイクイク・・・・イクーッ!」
佐智枝がこんな大声で絶頂を迎えるのを初めて聞きました。

倒れ込んで伊藤とキスを続ける結合部分からは、
中だしされた伊藤の精液が垂れ落ちるのがはっきり見えました。


気が付くと私のパンツの中は精液でトロトロになり、
悟られないようにそっと下へ降り、着替えて和室で寝転ぶと、
佐智枝が飲み物を取りにキッチンへ入り、私の様子を覗きに来ました。


20分もしない内に又ガタガタとはじまった気配を感じて
再びベランダに戻り、そこから覗き込んだベッドの上では、
四つん這いのバックでガンガン突かれている佐智枝がいました。


突くのを止めると、つきだした佐智枝の生尻を手で広げ
リビングでの露出の続きを楽しむように、そこをゆっくりと眺めます。

記憶に留めているかのように見つめ、舐め上げた後、また突き入れます。


声も枯れる程、豪快に突き入れられ、舐められ、揉まれ、
最後に正上位でキスをしながら絶頂を迎えた佐智枝の、拡げられた両足が
痙攣するようにぴくぴくしていたのは、堪らない光景でした。


和室に降り、布団を敷いた私はその光景をオカズに
悦びに震えながら、一人射精したのです。


寝たふりのままの私のいる、暗い和室の入り口で
「ごちそうさまっした」と小声で挨拶した伊藤は、タクシーで帰したようです。

「ごちそう」は佐智枝だったという事はお互いの認識だったでしょう

お互い何度も絶頂を迎えた後、「よかったか!どうだった!」と騒ぐのは野暮でもあり、
特別な空気の中、別々の部屋で疲れて眠った私達でした。


朝、珈琲の香りで目を覚ました私の耳元で
「怒っては・・・ないよね・・夜・・又夜話そね。

今日はあの子達とランチよ。

近いのに、ほとんど実家には寄り付かない子供二人が珍しく揃って帰省
行きつけのフレンチレストランでランチ。

そして買い物。

夕食を和食の店で済ませ、二人を駅に送る佐智枝は、いつもの若く美しい母親でした。


その夜、ベッドで私の髪を撫でながら、
しっかり目を見て話す佐智枝は母親から女へと変身します。


「怒らないで聞いて・・・といっても、あなたのその変わった趣味からして・・・
言ってもいいかな、と思うけど・・・」

「正直・・・今までで一番気持ち良いセックスだったわ。

・・と言うより別次元ね
キスの仕方から、やり方もすべて違うし
もちろん・・強さも・・・・大きさも・・・・もう驚きだったわ
奥に熱いのが注がれたとき・・・たまらなく、愛おしいっていうか
セックスがこんなに素敵な事だったって、この歳で始めて知ったわ。

ごめんね・・でも他人に抱かれるって・・・・最高に気持ちいいわ!ほんとよ」

「あなた。

それが、聞きたかったんでしょ」と私を見つめて微笑む。


「他の人と寝るなんて、「犯罪」くらいに思ってたのに・・・・
体を折りたたまれて、目いっぱいの大きな物を入れられた時
ああ、もうやめられないって思ったわ」

私の勃起したそれを扱きながら
「ねえ・・・江口くんとだって・・・・キス位ならいいかな」

ディルドに負けない江口の物の大きさも永い付き合いで十分確認済です。


期待以上に変わってきた佐智枝に、歓びと共に驚きも隠せない私がいました。