tekoki0988s
彼女づくりの話。

2010年3月中旬に 自分=G はC国から帰ってきた。

それから約6日後、Gは彼女づくりを実行する。


 
 Gには女友達は1人しかいない。

3月の時点では一応まだJKではあるのだが、そのJKは容姿も性格もGの好みのタイプではない。

それが逆に気軽にメールしたり、ポケモンゲームの通信などを一緒にする仲だ。

しかし明らかに彼女とかには向いていない。


 Gの通っているD大学の中でアドレスを知っている女子は同じ学科の後輩一人しかいない。

その後輩はGの知り合いの妹だ。

何かあったら後輩がGに何かを聞く(逆もあり)の関係でメールをやりとりしている。

前に一度だけGは直接会って話をした。

どんな性格なのかはあまり分からないけど、容姿だけでみたら自分の好みのタイプにある程度該当していた。

 基本は同級生がいいのだが、現在知っている人が他にいないのだからこの際気にしない。

                    
メールで作戦開始。

( )内は実際言っていないGの思ったこと。


G=自分 自分でも自覚するぐらいの内気で控えめな変人、C国で過ごした出来事がきっかけで…(詳細は「自分だけ未体験」)
   身長 164

Y=Gの後輩 ちょいロリカワイイ系 身長 155ぐらい 

G「決めた 突然ですが 俺が来年になっても、今と同じ状態(彼女いない)だったら 俺は 個 人 的 なこと(彼女として付き合うこと)をYさんに面と向かってお願いします。

  

Y「言っていることがよくわからないんですけど。

汗」

Gはホッとした、よかった、わかっていない方がこちらとしては都合がいい。



G「察していないのならわからなくていいです。

(計画通り)来年まで…。

 それまでいろいろと話でもしましょう(このセリフのせいなのか、後の原因は)。

最近調子どうですか? なーんて」

Y「なんとなくわかりました(ほんとかよ) だがうちには同じクラスに気になる?好きな人がいます。

だからごめんなさい。

(完全にわかっちゃったか、計画失敗)」

G「問題ない ただこのことは内緒にしてくださいね。

(この時点で振られるよりこのことが他人に知れることの方がいやだ)。


G「言い忘れてた 頑張れ 言うか言わないかをズルズル引きずって後で後悔することになる前に。

(中学の時は初恋ながら本気で好きだと思ってた女子が1人いたなぁ)」

Y「G君も見たことがあると思いますよ(えっ君付け!?先輩じゃなくて?) ●曜日●限に一緒に授業受けていました。

まぁ頑張ります。

(ごめん、その授業中は、俺の友達や先生以外の人は眼中になかったよ)」

 

 来年どころかいきなり失敗した。

20歳になって、Gは生まれて初めて振られた時の感触を味わう。

手始めに、試しのつもりで実行してみた。

でもこの方ががよかったんだ。

返信を見てGはあることを思い出す。

知り合いから妹Yに好きな人ができたという話をいつか聞いたことがある。


 振られたことには後悔はしない。

何もしないで終わる方が後悔は大きいということがこれではっきりとした。

しかし、手始めの試しであり、6割ぐらいしか本気じゃなかったのだから、Yさんには悪いことしたとGは思わずにはいられない。


(好きな人がいてよかったですよ、Yさん。

Yさんが上手くいったら「お幸せに」って言おう。

これこそ自分の性に合う。

)

 (よーし、新学期が始まったら、俺はできるだけ同級生の女子に積極的に話しかけるぞ~。

)

でも話題どうしよう…。

Gの現在の一番の問題点であるが、Gはまた少し積極性が増したことは確かだ。
サンプル