160715-612
 毎日毎日、悶々とした日々を送っていた。

私は気が狂わんばかりだった。


 もうこのままでは駄目だと思い、私は決心して正直な今の気持ちを妹に打ち明ける事にした。


 こんな馬鹿なことを言って大丈夫だろうか、言ったが最後取り返しのつかない事になりはしないだろうか。

 しかしこのままでは、私の体がもたないような気がした。


 誰もいない昼間、私は真面目な顔でこう言った。

 「お前とやりたい、セックスしたい、あのお前が自分でしてるのを見てから俺はおかしくなった。

頼む!一生のお願いだ!やらしてくれ! 兄妹でそんな事をするのはおかしい事だが、もうどうにもならないのだ! 頼む!」

 私は頭を深く下げて頼んだ。

 妹はビックリしたような表情で私を見た。


 駄目よそんな事兄妹で出来ないわよ。

と妹は言ったが、何度も何度も真剣に頼む私に負けて、とうとういいと言ってくれた。


 妹はあの日私に見られた事は気づいたらしい。

 あの床に落ちたザーメンも分かって拭いてくれたらしい。


 妹の寝室にいった。

 妹は下着姿になるとベッドにもぐりこんだ。
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