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 私がここに来てから、何日くらい経っただろう。

日の上り下りがなく、時計もないここでは僅か数日だったとしてもそれを知るのは難しい。

もっとも、今の私にはどうでもいい事でしかないが。


 ここにいると、日々はいたって単純に流れていく。

起きている時はご飯を食べるかエッチをするか、それだけなのだから。

 あれから私は、色々な事を教えてもらった。

いろんな言葉やおねだりの仕方。

相手の人の誘い方や、ご奉仕もできるようになった。

 お姉様たちは、私の《調教》は順調に進んでいると言っていた。

私自身、ついこの前までとは比べ物にならないほどエッチになったと思う。

 特に命令されるのが大好きで、それだけでマンコがエッチなお汁をだらだら零す。

そして、いったんエッチになると絶対に逆らえないマゾになる事ができた。

お姉様たちはそれをとても褒めてくれた。

 今日も、私は朝起きると言いつけどおりの事をこなしていく。

 《調教》を受ける部屋の隣に、寝泊りする部屋がある。

そこはキッチン以外の設備が揃っていて、空調も完璧だ。

ご飯はいつのまにか用意されているものを食べている。

正直あまり美味しくはないけど、どうでもいい事だ。

 次に、お腹の中を綺麗にしてマンコの毛を剃る。

お腹は昼にもう一度綺麗にしなきゃいけない。

 一通り終わったら、ラバーボンテージに着替える。

いや、着替えるという表現は正しくない。

私はここに来てから、一度もラバーボンテージ以外の服を着ていないのだから。

下着すら着用せず、また必要もない。

 調教をしていただく部屋に戻り、準備をする。

この部屋は後片付けが必要なく、気づかないうちに誰かがやっている。

椅子を重々しい扉の正面に置きながら、なんとなく扉を見る。

 外への出口はこの扉一つだけだが、私は扉に触った事もない。

最初は何度か出ようか出まいか考えたが、なんであんな愚かな事を考えたんだろう。

ここはお姉様に《調教》していただけるすばらしい場所なのに。

 クリトリスローター、バイブ、尿道バイブ、アナルバイブの付いた貞操帯を付けて、鍵をかける。

イけない程度に振動を抑えて、扉の前に用意した椅子に座る。

 椅子についているフックに、両手足の枷をはめれば準備完了だ。

鍵を持っていない私では外す事ができない。

こうして、イく事も動く事もできない状態でお姉様をお出迎えするのが日課。

 時間の感覚がないから、お姉様がいつ来るかも分からない。

すぐ来る事もあれば、何時間も焦らされて頭がバカになった事もあった。

自分では覚えていないけど、その時の私は発情した犬そのものだったらしい。

 今日はいつ来るんだろう、普通に《調教》されるのも嬉しいけど、おバカになっちゃうのもいいな。

目と耳と口をふさがれて、後ろから突かれるのも大好きだし、カメラに撮られながら立っておしっこ漏らすのも好き。

 今日の調教に期待を抱きながらまっていると、いよいよ頭がぼーっとしてくる。

今日はおバカになっちゃうんだ、と思っていた所でお姉様が来た。

「おはようございます、お姉様。

今日もマゾ奴隷のポチを変態に調教して下さい」
「おはよう、ポチ」
「いい子にしてた?」
「今日もたくさんしてあげるからね」
 どんな状態になっても出てくる挨拶の言葉。

エッチの時の私は人間じゃなくてペット。

だから真雪っていう名前は必要なく、新しくポチという名前を貰った。

 それにしても、お姉様が三人揃うのは珍しい。

いつも途中で入れ替わったりしている。

お姉様三人に調教していただけるのは初日以来だ。

「ポチ、こっちにもご挨拶」
「はい、よろしくお願いします」
 お姉様がスカートを落とすと、そこにはペニスバンドがあった。

ペニスバンドにしゃぶりついて、ちゅるちゅると唾液をまぶす。

 私に入れてもらう物を調整するのと同時に、ご奉仕の実力も確認してもらう。

ただ、今日は散々焦らされているので上手くいかなかった。

自分でも手際が悪いのが分かる。

早くエッチしてもらう事しか考えられない。

「随分必死ね、ポチ。

そんなに待ったの?」
「ちゅぷ……ちゅる、はい……ちゅぱ、もう、おかしくなりそうです」
「大変ねぇ。

もういいわよ。

おねだりしてみなさい」
「はぁ……ふぅ……。

ポチの、メス犬マンコも変態アナルもおちんちん欲しくてぐちゃぐちゃです。

どうかマゾ奴隷に、ご主人様のお慈悲をください」
「うん、何度見ても可愛いペットね」
 椅子に拘束されたまま、貞操帯を外される。

少し腰を浮かせて、お姉様が外しやすいようにした。

 振動したまま外されると、今まで溜まりに溜まった淫欲が一気に吹き出る。

我慢などもともとするつもりもなく、とびきりの絶頂を歓迎した。

「うああぁ! イく! イきます! ああうああぁぁぁぁっ!」
 アナルとマンコ、両方同時にイってしまい、おしっこを漏らしてしまう。

私は始めてのアナル絶頂以来、アナルでイくとおしっこを止められなくなってしまった。

「漏らしながらイっちゃうなんて、はしたないわね」
「うぁ……あう、ごめん、なさい」
「いいよ。

人間だったらお漏らしなんて許さないけど、ポチは犬だもんねー。

アナルぐちゃぐちゃにされて、お漏らししながらイっても許されるよ。

よかったね、ポチ。

人間やめて変態ペットになれて」
「そうそう。

ポチちゃんに我慢なんて期待してないからね。

そのかわり、しっかり従順でエッチにならなくちゃダメよ。

そうすればおしっこ撒き散らしながらイっても許してあげる」
「あぁ……はい、うれしいです。

人間やめて、犬になれて、嬉しいです」
 冗談とかじゃなくて、本気でそう思える。

こうしてイった余韻に浸りながら頭を撫でられると、飼われて過ごす将来が魅力的に見えた。

 手足の拘束を外されながら、首輪にリードを取り付けられる。

それに引かれて、ベッドに行って横たわった。

「足を開いて、マンコよく見えるようにしてね」
 思い切り開脚して、愛液でぐちゃぐちゃになっているマンコを両手で広げる。

「もう肉ヒダがびらびらだね。

使い慣れてるって感じ。

奥のほうからまだマン汁たらしてるわ」
「でも恥丘はつるつるだね。

この子、あれだけやってるのに普段はぴったり閉じてるんでしょ?」
「うわ、子供マンコの癖に中は淫乱かー。

ほんと変態だね。

そうしたのは私たちだけど」
「それにアナルも綺麗だね。

綺麗な桃色だわ、全然色素が沈着してない。

体質かな? 羨ましい」
 お姉様たちがマンコを評価する間、気持ちよくて焦れるのをぐっと我慢する。

一度スイッチが入ると、一回二回イったくらいでは満足できない。

私の体は、既にそういう体に変わっている。

「はい、じゃあ今日はアイマスクとギャグボールを付けるから。

顔を出して」
「手は後ろにね。

そっちも留めちゃうから」
 目の前が真っ暗で口も閉じられなくなり、同時に手も拘束される。

酷く不自由な状態だけど、不自由なだけ支配されいてる感じが私を興奮させる。

 体を反転して、いつものドッグスタイルでお尻を振る。

アナルにアナルビーズの付いた尻尾が差し込まれ、今日はマンコを犯してもらえるのだと理解した。

 ぶるぶると尻尾が振動している所で、マンコを後ろから串刺しにされる。

それだけでまたイってしまい、ほとんどないおしっこが太ももを伝って、ベッドに染み込む。

「ポチ、イくまで出しちゃダメだよ」
「ふぐぅ! ううぅぅぅ!」
 尿道に管が差し込まれ、そこから水が入ってくる。

あっという間に膀胱がパンパンになり、管が引き抜かれた。

その衝撃だけで漏らしそうになり、全力で尿道を閉める。

 尿道がひくひくしているのが、自分でも判る。

内側から圧迫されてとても苦しいけど、それすら快楽に変換される。

「今日は何度でもお漏らしさせてあげるからねー。

嬉しいでしょ、ポチはお漏らし大好きだもん」
 ベッドに顔をこすりつけながら、何度も頷く。

「本当に忠犬だねぇ。

中身はド変態マゾだけど。

それじゃあポチにはご褒美を上げよう」
 クリトリスがきゅぷっと吸い込まれる。

クリキャップが取り付けられたんだ。

さらに振動がクリトリスを襲い、重さで引っ張られながら吸い付かれ、その上振動するなんて耐えられない。

「ふぅぅ! うあ、ふわぁぁぁぁ!」
 すぐにイって、おしっこを漏らす。

パンパンの膀胱から勢いよくおしっこが通り、尿道も刺激して快感と開放感が同時に訪れる。

何度も開発された私の尿道は、もはや一つの性器として機能できる。

「イっちゃうの早いね。

アナルまでひくひくさせて、本当にいやらしいなー。

次補充しないとね」
 膀胱を満たされている間も、突かれ続ける。

太ももに大量に滴った愛液を、おしっこが洗い流すが、それでも追いつかないほど愛液はあふれ出続けた。

 アナルビーズの隙間から腸液がぴゅるぴゅると飛び出て、お尻や尻尾を濡らす。

生暖かくてねっとりとした感触が、妙に心地いい。

 胸に何かが貼り付けられた。

何も見えないから何を貼り付けられたか分からないけど、ぴりぴりという刺激が乳首から背筋まで走る感覚は気持ちがいいのでなんでもいい。

「体中震わせちゃって、そんなに気持ちがいい?」
「ふぅ、ううぅ!」
 私が頷くと、答える代わりに頭を撫でてくれた。

自分から頭を擦り付けて、喜びを表現する。

 口の周りはもう唾液でねとねとで、ベッドにかなり染みこんでいるだろう。

犬なんだから、そんなの我慢しなくていい。

「ポチ、これ好きだよね」
「うあああぁぁ……あぁぁ! うああ!」
 ペニスバンドの長さは、私の膣よりも長い。

本当なら肌が触れ合わないほどなのに、ご主人様は無理やり子宮口を押し込んで密着した。

円を描くように腰が踊り、子宮口をぐりぐり抉られる。

 この乱暴な刺激は、最初は痛かったものの今では最高の快楽だ。

びくんびくんと下半身が蠢き、まるで自分の体ではないような感覚に陥る。

「こっちもあげるねー」
 アナルビーズを出し入れされ、排泄の快感が襲い掛かる。

腸内に溜まった腸液を、アナルビーズが引きずり出す。

どばどばと溢れて、愛液に勝る量が飛び出た。

 入れられるときは力を抜き、出されるときは力を入れて、少しでも多く快楽を得ようとする。

アナルから響くぶちゅぶちゅという下品な音は、私を興奮させる役割しかない。

「二回目、イかさせてあげる」
 アナルビーズを全部引きずり出されながら、クリキャップを無理やり取られた。

さらにペニスバンドも子宮口が開くほど押し込まれる。

 充血して大きくなったクリトリスに乱暴な刺激があるだけでイけるのに、それに加えてアナルとマンコでイかされる。

頭から快楽以外の全てが抜け落ちるほどの快楽だ。

家畜の喜びが脳髄の奥まで染み渡る。

 お漏らしがご主人様にかかってしまい、申し訳なく思った。

粗相をひっかけてしまうなんて最低だ。

怒られないとわかっていても、悪い事をしてしまったと心の中で思う。

「うわ、派手にイったね」
「ちゃんと調教の成果が出てるわ」
「最初から予想以上に従順だったもんね」
 頭の後ろでかちりと音がし、ギャグボールを外された。

その後すぐに、顔は茂みと生臭い感触に支配される。

ご主人様のマンコだ。

「次は奉仕しながらやりなさい」
「は……ぁい、ごひゅじんさまぁ。

ごほーし、させていただきます」
 マンコの周囲を舐めながら、舌を差し込む。

肉ヒダを一枚一枚綺麗に舐めとり、隙間なく舌を這わせた。

溢れてくる愛液は、全て唾液とかき混ぜて飲み込む。

 頭を撫でてもらいながら、ご奉仕を続けた。

マンコなら気持ちよくなっているかがすぐに分かる。

ご主人様に気持ちよくなってもらいながら撫でられるのは、すごく幸せ。

「ポチのお待ちかね、アナルだよ」
「奉仕は続けなさい」
 やっとアナルを犯してもらえるんだ。

自然とご奉仕にも気合が入った。

 マンコに太いバイブを挿入され、さらにアナルも犯される。

さっきまではアナルビーズは細かったけど、今度は両方とも太く、体の中でゴリゴリ言ってるのが分かる。

 今ではもうマンコよりもアナルの方が感じる私は、入れられただけでイってしまった。

 何度もアナルをえぐられ、イくのが止まらない。

どんどん頭がバカになっていき、自分がどうなっているかも分からなくなった。

「うわ、ポチもう漏らすってレベルじゃないよ。

全く絞まんないや。

入れてもすぐ零しちゃってるよ。

うわすご、尿道が痙攣してる」
「アナルは真っ赤なのにちゃんと絞めてるわ。

本当にアナル好きね」
「殆ど意識ないっぽいけど、奉仕は続けてる。

上手く仕上がったわ、うちで働いてもらいたいくらい」
「こらポチ、ちゃんと絞めろー」
 ずぶっと尿道に、尿道バイブが差し込まれた。

まぶたの裏がチカチカするほどの刺激で、私の意識が急激に覚醒した。

 さらにクリトリスの裏側と、Gスポットの浦賀を交互に刺激される。

指でクリトリスも潰されて、脳がぐちゃぐちゃにかき混ぜられた。

「ねえ、ポチ。

私はイったら粗相を許してあげるって言ったけど、ずっとお漏らししていいなんて言ってないなー。

言う事聞かないと、蓋付きの管差し込んで、人にお願いしないと一生おしっこできない体にしちゃうよ」
 怒られた事を恐怖するのと同時に、被虐の快感もあった。

そんなものを差し込まれたら、本当に私の一生が人のものになってしまう。

「それともあれ? ポチは一生垂れ流しの方が好み? どこでもどんな時でもずっとお漏らししっぱなしで、いつも足におしっこ流れてて臭いのがいい?」
 そんな事されたら、もう普通に生活ができなくなる。

けど、それを考えるだけで背筋がゾクゾクするほど気持ちがいい。

「うわー、ポチってこんな事言われてマンコだらだらにする変態か。

そんなにして欲しいなら、今度二度と戻れなくしてあげる。

でも今は早く絞めなさい」
 尿道バイブが動かなくなるほど、全力で絞める。

アナルで軽い絶頂を繰り返しているので、かなり辛い。

「よし、じゃあまた入れるよ」
 膀胱に逆流されられて、それだけで軽くイってしまったのが分かった。

横から漏れそうになるのを堪え、膀胱の限界まで入れられる。

「いじめてばっかりじゃ可愛そうだから、おもいっきりイかせてあげる。

変態アナルでしっかり感じなさい」
「バイブも最大にして。

ポチの子供おっぱいで上からも気持ちよくしてあげよう」
「奉仕は続けてね。

自分だけ気持ちよくなってちゃダメだよ」
 嬉しいな、こんなに気持ちよくしてもらえるなんて。

 アナルを征服されて、小さい胸をこねられて、マンコに吸い付きながら。

 気絶するほど激しくイってしまった。

 幸福感に浸かりながら、修ちゃんにアナルを犯される夢を見る。

修ちゃんは激しく乱暴で、執拗に責め続ける。

それがとても嬉しくて、なんどもイってしまった。

 何度もセックスしている内に、自分が修ちゃんではない人に揺さぶられているのに気が付いた。

既にセックスはしていなく、それでも体を揺すられる感覚がある。

「ほら、真雪ちゃん、起きて」
「ぅあ……え?」
「ご飯にするから、お風呂入って体洗ってきてね」
 半ば眠りながら、あたりを見回す。

当然、周囲に修ちゃんはいなかった。

 お姉様たちは、軽く片づけをしているところだった。

私もポチではなく真雪と呼ばれたと言う事は、今日はもう終わりなのだろうか。

かなり激しかったとは言え、こんなに早く終わるのは初めてだ。

「あの……今日はもう……」
「そ。

午後からは休暇も兼ねたビデオ鑑賞ね。

それよりお風呂行ってきて」
 半ば部屋から追い出されるように、お風呂に向かった。

まだエッチしたいという欲求はあるけど、たしかに体は疲れきっている。

仕方ないかな、と思い直した。

 体中汗でべたべたなので、よく洗い流す。

お風呂に入って、体を思い切り伸ばした。

ここのお風呂は私の家のものと違い、数人がいっぺんに入れそうなほど広い、とても豪華なものだ。

 湯に浸かりながらさっぱりすると、大分頭も働くようになる。

ビデオって何見るんだろうと考えながら、お姉様たちを待たせないように早く出た。

 ラバーボンテージはまだ汚れたままなので、体をきれいにした後着る事はできない。

それに、調教をしないのならば着る必要も無いので、裸のまま戻る。

「真雪ちゃん、ちゃんと綺麗にした?」
「はい」
「うん、もうご飯届いてるから食べようか」
 朝と夜は一人で食事なのだけど、昼だけはお姉様たちと一緒になる。

だから、私はお昼ご飯が好きだ。

 たまにエッチしながらご飯を食べるけど、今日はなかった。

他愛の無い雑談をしながら、食べるのが遅い私を待っていてくれる。

 食べ終わると、お姉様が食器のみを外に持っていく。

多分外に食器ワゴンか何かがあるのだろう、すぐに戻ってくる。

 ちなみに、この部屋にはテレビが備え付けてある。

もっとも、電波は届いてないのでビデオを見るくらいしか利用できないのだけど。

 テレビの前に椅子だけを移動し、私たちは座った。

なぜか並びは、私がテレビの正面で、お姉様たちが横と後ろで囲むような形だ。

「再生するよ」
 デッキにディスクを入れて、画像が映し出される。

テレビに映し出されたのは、首輪を付けて犬のように喘ぐ私だった。

『ほらポチー、ちゃんと歩かなきゃダメじゃない。

散歩の練習にならないでしょ』
『ごめんらひゃぁい! れも、お尻気持ちよすぎですぅ!』
 舌を出し、顔を真っ赤にしている私。

充血したマンコから溢れる愛液が、地面との間で糸を引いている。

尻尾付きアナルバイブが震えるのに合わせて、お尻を振っている。

 私は、初めてエッチの時の私をみた。

今まで考えた事も無かったメス犬奴隷の姿は、とてもだらしなく人に見せられるものではない。

 四つんばいでリードに弾かれながらも、淫欲と幸福に満ちた顔で人の足元に擦り寄る少女は、本当に私なのだろうか。

「うわあ、見事なメス犬っぷりね。

自分から好んでポチなんて呼ばれてるだけはあるわ」
「あんなに小さい子供が、自分からお尻振っておねだりなんてやらしー。

こんなに淫乱なマゾは他にいないわ」
「エッチしてもらうためなら、何でもしちゃうんだもの。

こうなるのも当然よね」
 お姉様たちは次々に私を評価した。

反論なんてできるはずがない。

全て言うとおりなのだから。

 ポチの私は、差し出された足にすがりつき、熱心に嘗め回す。

その表情からは、一切の拒否や疑問が見られない。

そうするのが当然というように、屈辱の奉仕を続けていた。

 何故か顔が潮紅するのが分かる。

映される行為は気持ちいいことのはずなのに、それを見られるのがたまらなく嫌だった。

なぜ嫌なのかは、いくら自分の中で答えを探しても分からなかった。

『そうそう、ちゃんと舐めて綺麗にして……いい子だね。

ご褒美上げるから、カメラに見えるようにお尻を突き出して』
『ちゅぅ……ちゅく……うわぁい。

ちゅぱ……じゅる』
『なーに? 私の足がそんなに美味しいの? 仕方ないな、奉仕しながらイかせてあげる』
 やめて、そんな所見せないで。

私の思いは届かなかった。

 画面一面に、淫らなお尻が映される。

はしたないマンコがくぱくぱとセックスを要求し、アナルを羨ましがっていた。

アナルは見せ付けるようにアナルバイブをしゃぶり、尻尾を振ってそれを強調する。

 ピンク色のアナルが少しでも強い刺激をほしがり、アナルバイブを飲み込もうとしている。

本当なら押し出すだけのはずであるアナルは、器用に広がってはすぼまりを繰り返し、どんどんアナルバイブが埋没していく。

「きゃー、すごーい! ポチったらこんな事もできたのね」
「ここまでしてまで欲しいなんて、どれだけ変態なのかしら。

軽蔑しちゃうわ」
「足フェラの音がすごくよく聞こえるわ。

そんなに聞いて欲しかったのね」
 そうじゃない。

エッチに集中しすぎて、他の何も考えられなかっただけ。

こんなの本当は見て欲しくない。

 股の間に手を差し込んで、マンコを二本の指でくにっと開く。

マンコに溜まっていた愛液が大量に溢れて、手や床にだらだらと垂れた。

 始めてみるエッチの時の私のマンコ。

まさかこんなにいやらしいなんて思いもしなかった。

 毛を毎日綺麗に処理しているので、小学生にしか見えないマンコ。

一度エッチになり愛液で濡らしたとしても、あくまで遮るものがなく色の薄いそこは、淫らな子供のマンコでしかない。

 アナルも同じようなものだ。

普通のエッチでは使わない場所だとは聞いている。

それでも、より気持ちよくなれるならと教えてもらい続けた。

その代償が、今目の前にある変態の子供にしか見えない私のアナル。

『言われる前に自分で見せるなんて偉いね』
 アナルバイブの振動が最大になった。

始めてみる私でも、そこが喜んでいるとわかるほどの乱れようだ。

 一度大きくお尻が跳ね上がると、お漏らしを始めた。

アナルバイブは振動を最大にされたままなので、おしっこがいろんな場所に飛び散っている。

床に黄色い水溜りを作りながら、太ももにも、そしてマンコを開いている手にも。

 おしっこが止まらないまま、私は脱力して横倒れになった。

勢いの無くなったおしっこは、ちょろちょろと太ももの上を流れている。

それを気にする事もできずに、虚ろな目で荒い息をする私。

『ポチ、今日はどうだったか報告しなさい』
『うぁ……きょう、は、おさんぽの、れんしゅう、しました。

ペットの、こころえ、おしえていただきましたぁ。

それで、ごしゅじんさまに、ごほうししながら、しっぽふって、おしっこもらして、イきましたぁ』
『よし。

あと、手が汚れてるから綺麗にしなさい』
『あい。

ちゅぱ……ちゅぷ、ちゅうぅぅ』
 なんのためらいもせずに、おしっこと愛液で汚れた手をしゃぶる。

ぴちゃぴちゃと舌を這わせて、手首に流れたものまで舐め取っていた。

『味はどう?』
『おいひい……れす。

えっちのあじがしまふぅ』
 最後に、私はカメラにむかってにこりと笑う。

その表情を見たら、私のマンコがじゅんと熱くなった。

 あれがとても気持ちよくて幸せな事、それはわかる。

今も変わらない。

じゃあなんで、このビデオをお姉様たちにみられるのがとても嫌なんだろう。

 体を小さくして、両手で胸とマンコを隠した。

なぜか、ここを見られるのがとても嫌だったのだ。

「あはは! 自分のおしっこ舐めておいしいなんて信じられなーい!」
「アナル犯されては幸せそうに、足を舐めては幸せそうに、漏らしてまた幸せそうに。

本当に楽しいペットだわ」
「ポチって何歳だっけ? まぁ、何歳でもあんなマゾで淫乱なのはありえないけど」
 お姉様たちの罵りが胸に刺さる。

けど、マゾに調教してもらった私はそれさえ快楽のスパイスだ。

どんどん体が熱くなってしまう。

 場面が変わる。

こんどの私は、立ったまま腰を前に突き出して犯されていた。

 この時の調教は、激しく犯してもらえるかわりに自力で立ち続けなければいけないと言うものだった。

体を支えられないように、手だけ後ろで拘束されている。

 既に調教の時間は長いようで、私の膝はがくがく震えていた。

私の体で見えないけれど、お姉様は後ろから二つのバイブで私を責めている。

 腰が見せ付けるように動き、子供にしか見えないマンコを強調する。

ぐちゃぐちゃになっているマンコに、ふとキャップのようなものが見えた。

思い出した、確かこの時はお漏らしできないように尿道を閉じられていたんだ。

『ほらほらっ! 足の力を抜いちゃダメよ。

ちゃんと立ちなさい!』
『うあぁ! ひゃああぁぁん! おね、おねがいしますぅ! これ、もう抜いて! ぁぅ、うあああぁぁ!』
『なに、そんなに漏らす所見られたいの?』
『そうです! 見られたい、撮られたいのぉ! ひゃぅ、うああぁ! あああああぁぁぁぁ! おしっこ漏らしながらイきたいんですううぅぅ!』
『ふふっ、ダメよ』
『うあああぁぁぁ!』
 腰を振って絶頂を繰り返しながら、おしっこ出させてと繰り返す私。

お姉様の責めは激しく、容赦なく弱点を責めながら激しい挿入を繰り返される。

「ふふっ、見られたい、ですって。

じゃあポチがイきまくる所じっくり見てあげなきゃね」
「私たちって飼い犬思いー。

あんなに世話してあげてる上に、お願いまで聞いてあげてるんだからね」
 ちがう、と心の中で必死に否定した。

見られたくない。

なぜか、とても見られたくない。

 こんな姿、私はいつも晒している。

体の隅々まで、それこそ私が触れた事すらない場所まで触られているのに、なんで今更見られたくないと思うのだろう。

 嫌だという思いはどんどん強くなるが、同時に興奮もしていた。

愛液だけでなく、腸液まで椅子に垂れて染みている。

アナルは何かを要求するように、くぱぁと開いていた。

 向こうの私はもっと酷い有様だった。

度重なるアナル絶頂で尿道は既に脱力しっぱなし。

尿道付近のお肉がもこりと盛り出るくらいでも、それを遥かに超えるサイズの尿道バイブ相手では分が悪い。

『せっかく我慢の訓練してあげてるのに、ちょっと調教するとすぐこれだわ。

本当にこらえ性の無い駄犬ね』
『ごめんらひゃいいぃぃぃ! でも、でも、うあううぅぅ! あたまおかしくなりそうなんですぅぅぅ!』
『我慢の一つもできない駄犬なんだから、せめて漏らす事ができないのも気持ちよくなるマゾになりなさい!』
『ひゃいいぃぃい! がんばる! がんばりましゅううぅぅ!』
 そうか、これはマゾ調教だった。

私はこうやって一つ一つ快楽を増やしていったんだ。

この後私は苛められるのが大好きになった。

 はしたない私。

隠そうともしない私。

ゾクゾクと快楽が増す反面、恐怖心も増え続けた。

 ぐりぐりとお腹の中をかき回され、目の焦点がおかしくなっている。

立ち続けろと言う命令だけは忠実にこなしているけど、膣とアナルの締め付けが緩くなったのが分かる。

 二本のバイブが引き抜かれた。

ごつん、と重い音を立てて床に転がり、その後を追うようにごぽりと粘液が溢れた。

 頼りない足取りでふらふらしていると、お姉様が一瞬画面の外に消えて戻ってくる。

 私の胸は、慎ましやかと言うのも憚られるほど小さい。

それでも、乳首だけは興奮して大きく勃起している。

その乳首に、重りが付いた二つの乳首クリップで勢いよく挟まれる。

『うあああぁぁぁああううううぅぅぁぁぁ!?』
『誰か休んでいいって言った? そんなに緩いんならずっと開いてなさい』
 腰にベルトが巻かれ、そこから付けられている八つの爪が次々に取り付けられる。

アナルの四隅につけて、ベルトを引っ張ればもうアナルは閉じられない。

マンコも同じように広げられた。

『こっち緩めたら、今度はこんなもんじゃ済まさないからね』
『いああぁぁぁ! がんばります! がんばりましゅ!』
 尿道バイブでぐちゃぐちゃに犯されていた。

十分な調教を受けた私の尿道はこの頃既に性器そのもので、痛みはなく快楽だけがあった。

なにしろ、最近ではおしっこをするだけでイきそうになるのだから。

「見て見て、ポチのあの顔。

あんな事されてるのに、顔は幸せいっぱいって感じだよ」
「尿道犯されながらあんなに腰振っちゃって、どうしようもない淫乱ね。

発情期の犬も真っ青だわ」
 恐怖と快楽の攻めを堪えながら、肩を振るわせ続けた。

息が荒くなってきているのが自分でも判る。

エッチをしたいというサインだ。

でも、今は息を抑えなくちゃいけない。

もし聞こえたら、私が見られてしまう。

 ちらりと両横のお姉様を覗き見れば、画面に集中しているのがわかる。

そんなに見ないで。

『尿道こんなにほじられて、マン汁だらだら垂らすなんて。

そんなにこれが気持ちいい?』
『気持ちいい! すごいぃ! おしっこのあなだけで、あたまぐちゃぐちゃになっちゃううぅぅ!』
『おっぱいはどうなの。

ぺったんこの癖にそんなにがしゃがしゃ揺らしちゃって』
『こっちもいいですぅ! ちくび、ビリビリきちゃってるのぉぉ!』
『もう戻れないんじゃない? 子供の癖にこんなにいやらしくなって、快楽なしじゃ生きていけないんじゃないの?』
『そうですっ! えっちなしじゃ生きられない! ずっとずっとエッチされて生きてきますぅ!』
『そうよ、あなたはそれでいいの。

ポチは残りの生涯、セックスに隷属して過ごしなさい!』
『そうします! ポチは一生奴隷です! ひやあああぁぁぁぁ!』
 どれだけ正気を失っても、尿道を絞める事は忘れない。

連続で絶頂し、クリトリスが腫れ上がっていてもなおイき続ける。

隷属に徹した私には、それこそが喜びだった。

『思いっきり漏らさせてあげる。

ほらっ!』
『うああぅ! ありがとうございます! おしっこもらしてイきますぅぅ! あああうああぁぁ! ひゃあああぁぁぁぁ!』
 やめて、イかないで、見せないで。

通じるはずのない思いに、分かっていてもすがり付く。

しまりのないイき顔を晒している私には、まるで今の私をあざ笑っているように見えた。

 凄い量のおしっこが地面に向けて垂れ流される。

拡張されイかされ続けた尿道には垂れ流すという表現がぴったりで、前に飛ぶ勢いはなく滝のように真下に落ちた。

その半分くらいが太ももに渡り、黄色い川を作る。

 閉じる事ができないマンコとアナルからも、ごぽりと溢れた。

漏らすまでも大量に垂らしていたが、それすら少ないとおもえるような量だ。

 これほど激しい絶頂を迎えても、私は言われたとおり立ち続けていた。

メス犬の顔をした私が、やけに脳裏に焼きつく。

 マンコとアナルに付けられた爪が外されていく。

外されたからといってすぐに閉じるはずもなく、私の陰部はだらしない姿を余すところなく撮られる。

『よくやったわね、ポチ。

もういいわよ』
『ふぅ……ぅあ、あい』
 その言葉で膝の力が抜けて、座り込む。

おしっこも愛液も腸液も、何も気にしないでお尻をつけた。

 お姉様に撫でられながら、幸福の表情を私に向ける。

それは、とても憎らしかった。

「ポチは本当に忠犬ね。

いや、エッチが好きなだけかしら?」
「他の事は何一つできない駄犬なんだから、せめてそれくらいはやって貰わなきゃね」
「あはは。

最後のほうなんか、尿道だけで何回もイってたねー。

私は何でも言う事きく変態ペット大好きだよ」
 また場面が変わった。

快楽も恐怖心も、制御を離れつつある。

 私の心は、もう限界だった。

「……や……めて、ください」
 自分の体を抱え込みながら、私は囁く。

何も見えないように、全てをごまかす様に顔を伏せた。

 感覚の鋭くなった肌は、敏感に私に集中する視線を感じ取る。

もしかしたら被害妄想かもしれないけど、そう思ってしまっただけで頭に血が集中した。

「どうしたの、真雪ちゃん」
 犬を蔑むものではなく、あくまで優しい声色。

ペットとして扱ってもらったほうが、まだ諦めが付いたのに。

「体抱え込んじゃって、体調悪いの? 何をやめるの?」
「う……あ……、見、ないで」
 テレビからはまだ、私のはしたない喘ぎ声が聞こえる。

けど、きっともう誰もテレビを見ていない。

「あ、分かった。

エッチしたくなっちゃったんだ。

でも今日はもうお休みだよー」
「前からも後ろからも、椅子からこぼれるほど涎垂らしてるんだから、気持ちは分からなくもないけどね」
 クスクスという笑い声が聞こえる。

やめて、そんな所見ないで。

「ねえ、真雪ちゃん。

もしかして《恥ずかしい》の?」
 恥ずかしいという単語に、頭の中で何かがかちり、とかみ合った気がした。

 昔お母さんに言われた言葉。

裸を見せると言うのは、とても恥ずかしい事だから見せてはいけないと言われた。

私は今までずっと、それが分からなかった。

裸を見られても、なんとも思わなかったのだから。

 今は、裸を見られるのがすごく嫌な気分になる。

顔が赤くなって、何も考えられない。

ぐちゃぐちゃのマンコを、見られたくないと思う。

こういう事だったんだ。

「ぅ……ぁい」
「何、聞こえない」
「そうです! 恥ずかしいんです! だから私を見ないで!」
 より力をこめて、体を抱きしめる。

腕には痣ができているかもしれない。

 こんなに怖いのに、興奮は止まってくれなかった。

むしろ、胸やマンコに意識した分だけ、じくじくと熱くなってくる。

「ねえ、真雪ちゃん。

背筋伸ばして、腕をどけて欲しいな。

真雪ちゃんの体、全部見たいの」
 とても優しい口調で呟かれる。

耳に息がかかるほど口を寄せて、私を落ち着かせるように頭を撫でながら。

 見せるなんてできない。

私は今までどれほど恥ずかしい事をして、どれほど恥ずかしい姿になったのか理解してしまったのだから。

 それなのに、見せてと言われた時、背筋がぞくりとした。

マンコもアナルも発情しきった浅ましい姿なのに、見せた事を考えた瞬間、体が強く反応してしまう。

 お姉様たちは、私をどうするつもりなのだろう。

ここから先は怖すぎるのに、私はもう変わりたくないのに。

 一抹の望みを託して、最後の抵抗をする。

「めい……れい、してください」
 今にも切れそうな、細い蜘蛛の糸。

けどそれは、眩しいほどの光明に思えた。

「命令して、ください。

ポチって呼んで、ください。

そうすれば、私は何でもできますから……」
「私たちは、真雪ちゃんに命令なんてしないし、ペット扱いだってしないよ。

するのはお願いだけ」
 たった一つの希望は、一太刀で切り伏せられた。

それでも、僅かな抵抗を続けるしかない。

「すごく、恥ずかしいんです。

見せるなんて、できないんです……」
「正直になろうよー、真雪ちゃん。

見られるの、気持ちいいんでしょ」
 やめて、言われると自覚してしまう。

イきすぎてだらしなくなった顔とか、熟れて爛れたマンコとか見られるとどうしようもなく気持ちよくなるのに気づいちゃう。

 どんどん体を起こしたくなってしまう。

起こして、全部さらけ出したくなる。

はしたない姿を見られると、恥ずかしいからこそ気持ちよくなってしまうことが確定してしまう。

そうなったら、もうリセットできない。

「無駄な抵抗はやめたら? どうせ我慢できないんだから」
「そうそう。

どんなに粘ったって、どうせ最後には見せちゃうんだからさ」
「そんなことない。

……ううぅ……そんなこと、ない」
「あるよ」
 涙を零しながらも搾り出した言葉は、すぐに否定された。

「だって私たち、真雪ちゃんの体を徹底的にエッチ我慢できないようにしたんだもの」
 衝撃的な言葉に、脳の動きが止まる。

 ああ、そうか。

 私の体は、とっくに限界を超えていたんだ。

お姉様の言うとおり、ペットの時ではなくても、そこに快楽があれば耐えられない体と頭になってるんだ。

 ゆっくりと上体を起こす。

まだ胸とマンコは隠したままで。

 とても恥ずかしくて、今すぐ逃げ出したくなる。

けどそれはダメだ、これを受け入れなきゃ。

違う、この感覚を拒絶しているからこそ快楽があるんだ。

 いつのまにかビデオは止まっていて、後ろにいたお姉様が正面に回っていた。

三対の目が私に突き刺さる。

すごい、これ。

体中が心臓になったような、今まで経験した事ない快感だ。

「今のあなたはポチか真雪か、どっち?」
「に……人間の、真雪です」
「真雪ちゃんが体を見せたとき、どうなっちゃうか分かるかなー? もうペットだからなんて言い訳できない、誰かに見られたらすぐに全部見せたくなっちゃう変態になるよ。

それで、誰だとしてもセックスしてもらいたくなるの」
「そしたら今はポチじゃないからなんて安心できなくなるわ。

足まで濡らして、マンコとアナル見せ付けて男を誘うようになのよ。

そのまま拉致されて一生監禁されるかもね」
「どうする、真雪ちゃん。

もうやめる? それとも、一生治らない露出狂になる?」
 分かってるくせに聞くなんてずるい。

見られて気持ちよくなる以外の事なんて、もう考えられなくなってるのに。

 ゆっくり手を開いて、私の体をお姉様たちに見てもらう。

男を誘惑するフェロモンが、ぶわりと部屋中にひろがった。

「真雪ちゃん、今どんな気持ち?」
「はっ……はずかしいっ! うああぁ……、けど、きもちいい……。

はずかしいのって、こんなに気持ちよかったんですね……」
「足開いて、淫乱マンコ見せて欲しいな」
「はい、お姉様ぁ」
 椅子をまたぐように、ぱっくりと股を割る。

つるつるのマンコに視線が集まる。

まるで挿入されたかのような快感が脳に伝わった。

「真雪ちゃんのここは子供マンコだっていうのが売りなんだから、ちゃんと閉じて」
「あい……んぅ。

これで、いいですか?」
「うんうん、下半身だけ見たら小学校低学年にしか見えないわ」
「そっちの筋の人ならさぞや喜ぶでしょうね」
「ぅあ……あああぁぁ! 子供マンコ見られるの、すごいいぃ!」
 ぎちぎちに絞めてるはずなのに、愛液がとまらない。

完全に閉じているので勢いは出ないけど、恥丘は粘液で濡れててらてらと光っている。

 クリトリスが皮を押しのけて飛び出す。

まだ豆粒程度のクリトリスは、それでも懸命に見てもらおうと大きくそそり立った。

「真雪ちゃんの一番いいところはね、まだ小学生にも見える所なの。

そこをしっかり強調しなさい」
「ぅはいぃ! 私の、ちっちゃいマンコ、たくさんちょうきょうされてぇ、もうエッチなしじゃいられなくなっちゃったんですぅ! ぐちゅぐちゅロリマンコ見てぇ!」
「その調子でね」
 私の前に、カメラが設置された。

変態マンコが撮られちゃう。

 浅く座りなおして、体を後ろに倒す。

こうすればアナルまで撮られるはずだ。

視線が一つ増えたような気がして、疼きが強くなる。

「私のロリマンコ、すっかりお姉様に調教されちゃいましたぁ! 見られたらぁ、ふああぁ……すぐマンコ濡らしちゃうようになったんです……。

マンコふさがれないと……ふううぅぅぅっ、生きていけないんですっ!」
 まだ指一本触れていないのに、興奮はかなり高くなっていた。

これが露出の快楽だったんだ。

日常生活を送るのが難しくなった代わりに、こんなに気持ちいいことを見つけられるなんてとても幸せ。

 媚肉が早く顔を出したいと、マンコの中で蠢いている。

肉同士が擦れ合い、小さな快楽を伝える。

でも、そんな刺激では全然足りない。

 もっと見られるの恥ずかしくなって、気持ちよくならなくちゃ。

「ぅぅあぁ……私ぃ……まゆき、えっちだいすきぃ……。

まゆき、まんこくちゅくちゅされるのだいすきですぅ……ふぅぅ……うぁぁぁ……。

ぅあぁ……とろとろ、でちゃう……」
 マンコがうっすらと開いて、だらだらと愛液が漏れる。

生暖かい液体が割れ目を伝い、アナルを通って椅子の水溜りに混ざった。

ぷんぷん匂う発情した香りが、私を子供に戻していく。

「ふわぁぁ……まゆきのまんこ、見られてまんこのおしるこぼれちゃいましたぁ……えへへぇ……。

へんたいのにおいですぅ……」
「すごいエッチでかわいいねー。

おっぱいはどうなってるの?」
「まゆきのおっぱい……あつくてびりびりきてますぅ。

たいらなおっぱいなのに……ちくびかちかちです。

ちくびだけ、おとなおっぱいになっちゃいました……」
 胸の先端が痛いほど勃起して、刺激を要求した。

指先でそっと撫でられただけでも、いまの胸ならイく事ができるかもしれない。

 体を動かしたところで乳房は全く揺れない、そんな私の胸ではすこしばかり動いてもまったく刺激はないのだ。

けど、今は刺激を得るためではなく、見て楽しんでもらうためにからだをゆさぶった。

「うわ、愛液が椅子から溢れ出したわ。

どんだけ感じてるのよ」
「まだ13歳なのに極めつけのマゾなんて、これからの人生どうするのかしら。

本当にペットとして飼われて生きる?」
「そうしますっ! まゆきぃ、メス犬になって、ごしゅじんさまに……ううぅぅっ、つかえたいのぉ」
「エッチしかできない能無し駄犬が何言ってるのよ。

せめてお客様に腰振るくらいしなきゃ、誰もあんたかんか飼わないわ」
「するするっ! まゆき、ちゃんとえっちなごほうしします! ごしゅじんさまにいわれたら、だれにでもまんこひらいて、あなるひらいて、おちんちんなめます!」
 お姉様三人じゃない、もっとたくさんの男の人に組み伏せられてエッチされちゃうってどれくらい気持ちいいんだろう。

マンコの中がどんどんゆだってくる。

「アナルはどうなってるの?」
「えっちおしる、たくさんたまってますぅ。

おなかのなかで、たぷたぷいってるのぉ……」
「そ、頃合ね。

真雪ちゃん、いい事教えてあげるわ。

真雪ちゃんが撮ったビデオね、近々プロモーションビデオになるのよ」
「……ぅえ?」
「分からない? 真雪ちゃんのエッチをたくさんの人に見てもらって、その中で真雪ちゃんを気に入った人たち数人があなたを犯しに来るの。

きっとぐちゃぐちゃにされるわね」
 私の興奮が思い切り上昇した。

あのレンズの向こう側には、たくさんの人の視線があるんだ。

 まるっきり変態なはしたない姿を見て罵るのか、それとも喜ぶのか。

太いおちんちんで乱暴に挿入されて、きっと物のように扱われる。

 レンズから飛び出た無数の視線に、私の全身が突き刺された。

恥ずかしい、こんなにはしたない姿を晒してはずかしい。

けど、中学生なのにマゾの変態になってしまった私をもっと見て。

「う……あああぁぁ、ひゃああああぁぁぁぁ! イく、イくのぉぉぉ! 見られただけでイっちゃうううぅぅぅぅ!」
 マンコとアナルがぱくりと開き、内側を見せつけながら汁を吐いた。

椅子の端から滝のように流れて、淫靡な糸を何本も作る。

 イった拍子に、おしっこまで漏らしてしまう。

それを見られていると思うとまた気持ちよくて、連続で軽くイきながら垂れ流した。

 カメラがずいっと私に差し出される。

そうだ、まだ私はお願いをしなくちゃいけないんだ。

「はぁぁ……、まゆきは、見られただけでイっちゃう変態おもらし娘です。

エッチしてもらうためなら何でもしますから、どうか、つるつるロリマンコとロリアナルを犯しに来て下さい」
 きっとそう言った時の私の顔は、期待に満ち溢れていた。

 お姉様たちがクスクスと笑って、私のあごを撫でる。

「さすがにそれは嘘よ。

でも、随分気持ちよかったみたいね」
「あーあ、犯しに来て下さい、なんて言っちゃって。

本当に真雪ちゃんはマゾだねぇ」
「もう飢えた男どもにでも投げ込めばいいんじゃないかしら。

それか買い取ってもらうとか」
 言われた内容も理解できず、涎を垂らしながら絶頂の余韻に浸っていた。
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