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・・・昔話をしよう。

二人だけの秘密を増やしながら日々は過ぎていった。

ヲレ達は夏休みになり、高校は休みになった。

だが、姉は受験生で予備校の夏期講習に通うことになった。

姉は今通っている高校の附属に進学を希望していた。

附属と言っても、試験はあるらしい。

「姉ちゃんだって、忙しいんだよ?」なんて言いながらも、笑いながらヲレとじゃれていた事もあった。

一方、姉も居ないし時間が余り過ぎているヲレはアルバイトを始めた。

姉が通っている予備校の近くの喫茶店。コーヒースタンドみたいな所だ。


なるべく、姉が予備校に行く日に合わせてシフトを組んで貰った。


予備校の終わる時間より、ヲレのバイトが終わる時間の方が30分ぐらい遅い。

姉は予備校が終わると、店内でアイスコーヒーを注文してヲレのバイトが終わるのを待った。

夏休みが終わる頃には、バイト仲間で「おい、またあの子来てるぞ。」なんて噂になった。

ヲレは誰にも姉だと教えなかった。


他のバイトの奴が話し掛けた事もあった。

「待ち合わせですか?」なんて内容の事を聞いたらしい。

すると姉は、「えぇ、彼のバイトが終わるのを待っています。」と答えたそうだ。

皆は残念がっていたが、ヲレは心の中でガッツポーズをしていた。

姉を以前よりも、もっと好きになっていくのが判った。


帰り道は、駅から家までの道を手を繋いで歩いた。

姉の手は細くて柔らかだった。その手の感触は今でも変わらない。

手を繋ぐと姉は妙にニコニコとする。「どうしたの?ニヤけて・・・。」ある日聞いてみた。

姉はヲレの顔を見ながら言った。「だって毒男と手を繋ぐのが嬉しいんだもん。」

途中の公園で、よく道草したりもした。夜の公園でブランコに乗ったり、ベンチで話をしたり。

・・・キスをしたり。

いつも一緒に帰ると親に怪しまれるかもしれないので、ヲレは家の前や公園で時間をずらして帰ったりする毎日だった。

そして、たまに夜中、姉の勉強の邪魔をしたりしてた・・・。


「姉ちゃん、勉強中?」夜中に姉の部屋にそっと入り聞いてみた。

「ううん、休憩中。

毒男が来るの待っていた。」冗談なんかマジなのか判らない答えが返ってくる。

普段はキスをして、会話をして部屋に帰る事が多かったけど、
たまにお互いの気分が高まってしまう事もあった・・・。


ベットに座る姉を、後から抱きしめる。

首筋やうなじにキスをしたり、胸を優しく触ると、姉の体がピクンと反応して熱くなっていくのが判る。

ゆっくりと手を滑らせ、姉の下着の中に手が入って行く。

後から抱きしめて、キスをしながら左手で姉の胸を触り、右手は姉の割れ目を触る。

姉は声が出るのを我慢している。姉の体は感じやすいのかもしれない。


「姉ちゃん・・・。」姉を愛撫しながら聞いてみる。

「うん・・・?」姉が甘い声で返事をする。

「指を・・・入れてもいい?」今まで触った事はあるけど、指を中に入れた事がなかった。

姉は途切れる声で、「うん・・・いいよ。」と小さく囁いた。

割れ目を触っていた人差し指と中指のうち中指を恐々姉の中に入れてみた。

湿っていて生暖かかった。姉の体温を直に感じる気がした。

指を出し入れすると、姉の体液が沢山指に絡みつき、卑猥な音を立てる。

「毒男・・・エッチだよ。」姉が恥かしそうに声を出す。


「姉ちゃん・・・。」と、ヲレが切ない声を出すと・・・。

姉は、「うん・・・判ってる・・・いいよ。」と言ってくれる。

後から抱きしめるヲレから開放された姉は、ペタンと床に座り込む。

そして這うようにベットに上がる。

パジャマを少し脱がされ四つん這いになっている姉を見て、ヲレはもう一つお願いをした。

「姉ちゃん、そのままの姿勢で・・・入れてもいい?」姉は、こっちに向き返り「いいよ。」と笑った。

パジャマのパンツと下着を一緒に姉の膝まで脱がす。

足をもう少し開かせた。四つん這いになっている姉の割れ目が全部見える。

少し触ってみた・・・。

「毒男・・・恥かしいよ・・・。」と言う姉に凄く欲情した。


ヲレはパンツを脱いで、姉の中に入っていった。

姉もヲレも慣れてきて、最初の頃よりスムーズに入れる事ができるようになった。

後から入れると、自分の手の自由が利く。

ヲレは姉に覆い被さるように体を密着させる。

そして左手は胸の先端を、右手は姉の感じる部分を触った。


姉は、まだ中はそんなに気持ち良くないみたいだった。

でも今日は入れられたまま、感じる部分も触られるのでいつもと様子が違うようだった。

もちろんヲレも、そんな姉の姿に・・・いつもより興奮した。

姉は声が出ないように、我慢して枕に顔を伏せている。

部屋の中は二人の繋がった部分から発せられる音だけがした。


姉が感じていると思うと、ヲレも気持ちが良かった。

で・・・つい、出してしまった。

「あっ!?」ヲレが引き抜きながら言うと・・・姉は荒い息をしながら顔を枕から持ち上げて言った。

「いいよ、平気だから・・・今日は多分。」ヲレの方を向きながら言った。

そして、ヲレの半分硬くなった脈打つ物を見て言った。

「綺麗にしてあげよっか。」姉がそっと手で掴み顔を近づける・・・。

「え?でも・・・。」慌てるヲレの事をチラッっと見た後、ヲレのものに付いた体液を口で舐めとってくれた。

「今日はいつもより・・・気持ち良かったから・・・ご褒美。」綺麗にしてくれた後に耳元で囁かれた。


その後は、少しマッタリとした後・・・。

「姉ちゃん、まだ勉強あるの!」と、姉の部屋を追い出された。

でも、部屋に帰る時に、「オヤスミ。」と軽く頬にキスをされた。
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