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多少フェイクを入れています。

A子…妹
B男…妹の元彼
C美…彼と仲のよかったキャバ嬢

A子に初めて彼氏ができた。

ことあるごとにB男の話をしてきて、話を聞く限りではいい人そうだなーと思っていた。

ある日、B男がキャバクラのボーイをしていたことが判明。

A子には工場の仕事だと言っていた。

B男は「幻滅されると思って、どうしても言えなかった。

騙す結果になってしまってごめん。

生活サイクル辛いし、まともな仕事が見つかるまでの繋ぎだから」
と謝罪し、A子も「真っ当な職につきたい気持ちがあるみたいだし」と許した。



ある日、A子とB男が遊んでいるとB男に電話が。

B男が楽しそうに話しているので、A子が「誰?」と聞くと
「あぁ、俺が今担当しているキャバ嬢だよ。

仕事の話で悩んでるみたいでさ」と。

A子は仕事の話だからしょうがないよね、と自分を納得させた。


それから数日後、A子がB男の家に遊びに行くと(B男はA子に合鍵を渡している)
B男は電話中で、A子が来たことに気付いていないようだった。

A子が驚かせてやろうと思ってじっとしていたら

B男「え~?彼女いないよ。

俺モテないし…
C美ちゃんこそ、俺と電話してて怒られないの?彼氏いるでしょ~…(略)あはは、じゃまた連絡するねー」

勿論喧嘩になった。

しかしB男に「売れてる子がやめないように管理するにはこうするしかないんだよ。

実際何もしてないから」と言いくるめられ、
A子にもやもやが残ったものの、その場は落ち着いた。


が、どうしても納得がいかないA子はC男が買い物に行っている隙に携帯メールをチェックした。


B男「C美は俺と付き合いたい?」
C美「若干気になってるかな~…(照)B男さんは、私にキャバやめてほしいって思う?」
B男「やきもち妬いちゃうかなー。

C美「そっか、じゃあお金貯まったらB男さんの為に辞めるね」
B男「それがいいよ!俺が養うからね?(ハート)」

耐え切れずB男が帰ってくる前にA子が泣きながら自宅に帰ってきて、
私はどうしたのかと思い尋ねたら上記のことを相談された。

いくらなんでもそれは…と思い「耐えられないならその2人に関係がなくても別れた方がいいよ。

」とアドバイスした。

A子も時間が経って頭を冷やして考え、次に会ったときに別れ話をしようと決めた。


そしてA子がある日別れ話をしようと彼の家に行くと、B男と知らない女の人がベッドで寝ていた。


「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」

別れるつもりであってもいざその場を目の当たりにしたA子が発狂し、その騒ぎで2人が起きる。

B男「ちょ…A子!なんで?来るって連絡なかったじゃん…」
A子「別れ話しようと来たの!その前に私の置いてるもの引き取ろうと思ってたの!それよりこれどういうこと!」

おずおずと女が「え~と…すみません…あなたとB男さんはどういうご関係で…」と口を挟む。

A子「彼女!!!あんたこそ誰!!!」
C美「私は同じ仕事場で働いてるC美です。

B男さん、彼女いたんですか…?」

しどろもどろになるB男。

A子もここでC美も騙された側であることを察した。

A子「で、いつからこういう関係に?」
C美「つい最近です…B男さんからもうすぐお店を辞めるから付き合おうと言われて…」

A子がB男を睨みつけ、しばしの沈黙。


そして、黙っていたB男が逆ギレ。

「ゴチャゴチャうるせーんだよ!大体お前はキャバにすら入れないブスのくせにうぜぇんだよ!
大体お前と付き合ったのは家政婦の目的もあった。

家事だけはできるからな。

都合がいいときに来てくれるからで、本命にしないに決まってるだろ。

本命はC美なの。

わかる?」

仮にも付き合っていた人に言われ、ショックで泣き出すA子。


C美が口を開いた。

「B男さん。

あなた最低ですね。

今まで優しいと思って惹かれてました。

でもそれは嘘だったんですね。

今からお店に行って、上の方に全部話させて頂きます。

今までのメール、全部取ってありますから。

確か規則違反でしたよね?ボーイと関係を結ぶのは。

私自身も規則を破ってしまって非があります。

ですが、私は罰金を支払う覚悟もできていますし、お店も辞めようと思います。

でもあなたはそうはいきませんよね?」

一気に青ざめるB男。

「頼む、それだけはやめてくれ!お前が本命なんだ!捨てないでくれ!」とC美に泣きつくも、

「無理ですね。

私だけでなく他の人まで傷つけたんですから。

A子さん、申し訳ございません。

きちんと彼女がいるって確認しておけば…
私はこれからお店に行って、全部話してきます。

もし改めてちゃんと謝罪をしろと言うのであれば、このアドレスにメールを送ってください。

後日改めてお詫び致します。

逃げるつもりもありません」

そう言ってC美は、アドレスの書いてある名刺をA子に渡して去って行った。


× が、どうしても納得がいかないA子はC男が買い物に行っている隙に携帯メールをチェックした。

○ が、どうしても納得がいかないA子はB男が買い物に行っている隙に携帯メールをチェックした。

でした、申し訳ございません

続き

C美が出ていき、取り残されるA子とB男。

A子「まぁ、元から別れるつもりだったし。

本命に捨てられた気分はどう?」
B男「待って…ごめん…」
A子「じゃ、貸したものも返してもらったしね。

もう連絡してこないでね。

あ、うざいか。

こんなブスに言われてww連絡するつもりもないだろうね。

じゃ、永遠にさよなら。


その後、B男がどうなったかはわかりません。

C美も被害者側であるということで、渡されたアドレスにメールを送ることはしなかったようです。


1回だけC美を目撃して、どうしてもあの後のことについて気になって話しかけたようですが
「私はあの後全部話して罰金を払ってお店を辞めて、今は昼間の仕事してます。

B男さんですか?さぁ…私がすぐ辞めたので、わからないですね。

でもボーイさんの中でも下の立場の方でしたし、
そういうことに厳しいお店だったので多分罰金だけじゃ済んでないとは思いますよ。

とのことでした。


以上です。

お付き合いくださりありがとうございました。

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