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10年近く前に、婚約者の浮気が発覚した後のお話です。

あまり楽しい話でもないし、投稿も初めてでおぼつかないのですが・・・書かせていただきます。

まず登場するのは彼(大学時代からの付き合い、私の卒業を目前に婚約)私子(彼の一年後輩、腹黒)A子(彼の塾の教え子)弟(高校生、A子の学友)浮気発覚の経緯弟がA子と腕を組んで歩いていたのを見た→そういえば彼の塾講師の仕事がここ最近、明らかに増えた→弟がA子友人から話を聞いたところ、最近年上の彼氏が出来たとのこと→彼に弟から聞いた話を言ってみた、初めこそ否定したがすぐ白状浮気の説明と彼の言い訳はこう・A子はマンツーマン方式で勉強を教えていた生徒の一人で、向こうから告白されたらしい。
・最初は悩んだが、結婚したら私だけを愛さなくてはいけないというプレッシャーがあり、そこから逃げたくて魔がさした。

・塾の仕事と偽りデートを重ねたが、体の関係はまだない。

・A子とはあくまで遊びであり、私の事を愛しているから許してほしい。

などなど・・・必死でまくしたてる彼でしたが、私は怒りも忘れ冷めきってしまいもう信用などできませんでした。

婚約破棄を申し出ると、許して欲しいと謝り倒しましたが、許すつもりがないと悟ったのか、私にも非があるとゆうような事をブツブツ言い始めました。

私は激怒して彼にA子を呼ぶように言いました、彼から抵抗はありましたが結局折れて、近所の喫茶店で落ちあうことになりました。

A子はとても可愛いく、真面目そうな子で、何者かも分からない私に礼儀正しく挨拶してくれました。

そして困惑気味な様子で私たちとともに席に着きましたこの態度を見て、恐らくA子は彼の二股を知らないのだろうと予想はついていました。

話が始まると案の定知らない様子、最初は信じられないと言った顔をしていましたが、徐々に目が赤くなり、鼻声に・・・しかし目に涙をためつつも、泣きじゃくったりはせず、努めて落ち着いて話そうとし、「彼さんは悪くない」「私が全て悪い」と必死で謝ってくれました。

浮気相手ともども罵ってやろうというつもりで、A子を呼ばせたのですが謝罪するその姿があまりにも痛々しくて、見ていて辛いくらいでした。

私は・・・こんな教え子を騙す様な男と結婚するつもりでいたのか・・・沸々と彼への怒りがこみ上げてきました、A子が謝罪を続けている隣で、彼は安堵したような、さも自分の無実が張らされたような顔をしており、「まあ、A子も謝っていることだし、私子も許してあげてよ」と、信じられないことを言ました。

私はその発言で怒りが爆発し、「ふざけるな!」と、店中に響くくらいの声で怒鳴っていました。

「謝るべきはあなたでしょ!!何が許してあげてよ!?6歳も年下のこの子がこんなに必死で謝って、しかもあなたをかばってるのによくそんなこと言えるわね!!」数発は彼の顔を叩いていたと思います、A子に止められるまで無意識でした。

彼は茫然として静かになっていました、店も静かになっていました。

「あなたとの婚約は破棄します、二度と顔を見せないでください」と告げて私はその場から逃げてしまいました・・・・私は家に戻ってその日のうちに、両親に事の経緯と婚約を破棄する旨を伝えました。

2人とも彼に対して怒り狂いましたが、男ばかりの子どもの中で、唯一娘の私が早くに嫁に行かなくなったことに、隠れて喜んでいるようでした。

(バレバレでしたが)当然、彼のご両親の耳にも破棄の事実を伝えます、両親とも真面目で厳しい方なので、私に対して「愚息が本当に申し訳なことをしました・・・不快な気持ちにさせてすいません」と謝り、彼に一生かけても慰謝料を払わせるので、納得する額を言ってくださいとまで言われました。

しかしもう出来る限り関わり合いたくないと思っていたので、破棄だけで済ませることにしました。

一度、彼からもう話し合いたいと言った内容の電話が来ましたが、「二度とかけてくるな」と言って切り、そのまま彼の両親に電話があったこと伝えると、もう連絡などが来ることはありませんでした。

こうして彼との婚約破棄が成立しました、感傷もなにもなくあっという間だったって感じです。

あと、日を置いてA子が改めて謝罪がしたいと弟に連れられ家を訪れました。

「わたしのせいで、私子さんにご迷惑をおかけしました・・・婚約破棄なんて取り返しつかない事にまで私子さんを追い込んだのはわたしです・・・本当にごめんなさい」と、私と両親の前で土下座までして謝まってくれました。

私は土下座までされるとは思っておらず、慌ててA子のそばに行き顔を上げてもらいました。

A子は泣きそうな顔でしたが歯を食いしばって泣かない様にしていました、その顔も見てこの子はここに来るのがすごく怖かっただろうな、辛かったんだろうなと思うと、私も泣きそうになりました。

「あなたは悪くないんだよ・・・」と言いながら言葉が詰まって、私はA子を抱きしめ、声をあげて号泣してしまいました。

するとつられたのかA子も泣きだしてしまい、「ごめんなさい・・ごめんなさい・・」呟きながらポロポロ涙をこぼしていました。

しばらくして、私はようやく泣き止むとまだ謝り続けるA子に「もう気にしなくていいよ、あなたは何にも悪くない」と言いました。

そしてA子が泣きやむのを待って、少し話をしました。

喫茶店で私が逃げた後、A子は彼とすぐに別れたそうです、塾も変えてたようで、もう彼とは会いたくないと言っていました。

A子は落ち着くと「謝りに来たのに、すいませんでした・・・もう失礼しますね・・私子さん、私子さんのお父さん、お母さん、弟くん本当に申し訳ありませんでした」と告げて帰ろうとしたので弟に送らせました。

A子が帰った後母の顔を見ると、明らかに泣いていた様子でした。

「あんな子を騙すなんて、彼さんはほんと最低ね・・・」と彼への文句をねちねち言っていました。

これで、この話はおしまいです。

汚い文章な上、とても長くなってしまいすいません・・・・・読んで下さった方ありがとうございます。

あと、後日談ですが弟とA子が今年結婚します、家に可愛らしい娘が増えることに両親が狂喜していてうっとしいです。
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