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高校最後の頃のお話です。

大学受験も終わって気も抜けきった頃、小学校の同窓会の連絡が入った。

みんな地元で仲良くしてる子もいたけど、私は女子高に進んだため全く同級生に会う機会なんてなかった。

特に用事もなかったし行ってみることにした。

久しぶりに会えることも楽しみではあったけど、それよりも(ありがちだけど)誰かかっこよくなってて新たな出会いが…なんて無駄な期待をしつつ同窓会当日まではあっと言う間だった。

集合場所に行ってみると会ってなかったせいなのか随分と男子が変わったように感じた。

(不思議と女子はすぐに分かった)誰が誰だかもイマイチ把握出来ないまま居酒屋に向かう。


最初は、男女が別々に座っていたけどお酒も軽く入り、席替えをすることに。

既に合コン状態みたいな中、私の隣りに座った彼は結構かっこよかった。

゛誰だ~?゛とか思いつつ自己紹介を済ませる(同窓会なのに…)名前を聞くと意外にも昔は小さくてぽちゃっとしてて誰かの後にくっついてるイメージしかない人だった。

たわいもない会話が続いた。

どこの大学だとか理系とか文系とか…その時から私は意識しはじめていたと思う。

居酒屋を出ることになり二次会として懐かしの小学校へ向かうことに。

男子は焼酎とかを買い込んでいてテンションもかなり上がってきていた。

移動中は彼のことが気になりつつも他の子と話してた。

校庭で遊びつつ彼が座っていたので隣りに腰を降ろした。

なんだか大分酔っていたようで「大丈夫?」とか「お水いる?」とか声をかけてた。

何気なく彼の手の近くに自分の手を置くと彼から手を繋いできた…その後もみんながいることも忘れてずっと手を繋いでた。

たまに顔が近付いてキスしそうになりながらもためらってしまい出来ないまま解散を迎えた。

すっかり暗くなってしまったのと、なんだか離れたくなくて家まで送ってもらうことになった。

その時の会話は何故かお互いに「かっこよくなったね」とか「綺麗になったよ」みたいな話ばっかりで素面だったら恥ずかしくて言えなかったと思う。

その時、私の家が遠かったことに初めて感謝した。

人通りも少ない夜道、腰に手をまわして歩ける程の至近距離…キスまでに時間はかからなかった。

キスを繰り返して、どちらからともなく舌を絡ませていた。

二人ともぎこちなくてたまに歯があたったりしてたけど、そんなこと気にもならくて完全に彼を好きになってる自分がそこにいた。

軽くキスをしながら小さな公園を見つけてベンチに座る。

彼は外見とは逆に経験がないらしく、おそるおそる服の上から胸に手を置いてきた。

私の方も、軽く触られた程度…しかも胸だけくらいしかなくて未経験同然。

その時は、緊張もピークになってたかもしれない。

すると彼は糸が切れたかのように広めの襟に手を滑りこませて胸を揉みだした。

無我夢中とはこのことかと言わんばかりだったけど時折乳首にあたる指が気持ち良くて「んっ…」とか声が出ちゃってた。

さらにセーターの襟に手をかけてグイっと引っ張られるとブラもめくれてピンと起った乳首が見えてしまう。

「やだ…だめ…」と言う、私の抵抗も虚しく「ダメじゃないんでしょ?」なんてあっけなく撃沈。

もはや無防備な乳首は舐められたり吸われたりされ敏感になっていく。

その時は、この時とばかりに普段はかないスカートなんかはいていた。

乳首を舐められる度にアソコが湿ってくるようで自然と足がモジモジ動いていた。

それに気付いた彼がスカートの下の冷えきった太股に手を伸ばす。

思わず「そんなとこ汚いから…」って手を止めようとしたけど、「汚くないないよ。

触りたい」って彼の一言で力が抜けてしまう…本当は触って欲しくてたまらなかったから。

焦らすとかもなくてすぐに湿った部分に指が触れる…下着の隙間から入ってくる指は冷たかったけど、ヌルヌルになってしまったとこを指で撫でるごとに熱くなってく気がした。

気付くと「はぁ…ん…あっ…」とかいっぱい声も出てきてた。

撫でていた指が中に入ってくるとさらに快感が増していく。

テクニックなんてないんだろうけど、初めて他人に触られるだけで興奮してた。

「あきちゃんの膣あったかいね」とか言われながら指が動かされて何がなんだか分からないうちに身体に力が入ったと思ったら脱力しちゃってた。

一呼吸おいて冷静になると、自分ばっかりしてもらってること気付く。

何気なく彼の股間に手を置く…硬いのか、いやジーンズだからか?どうなってるのか分からなかった。

思い切って「おっきくなってるの?」と聞いてみたなんだか恥ずかしそうにしながら「そりゃなるよ…」という彼。

ちょっと抵抗がありながらも「みせて欲しいな…」とおねだりをしてみた。

ちょっと間があってベルトを緩めてファスナーを降ろした…父親もいない自分には初めてみるモノに目が釘付けになる。

「触ってみてもいい…?」とか言いながら既に大きくなったおちんちんに触れてみる。

最初は、さすってみたり、にぎにぎしたり…「あんまり触ると我慢出来なくなるよ…」って彼の一言で、私もお返しにと顔を近付けていく。

「いや…ダメだって…」頭を押さえる彼に「イヤなの…?」と聞き返すともごもごと黙ってしまった…。

やり方なんて全然分からないけど気持ち良くしてあげたいって一心だった。

最初は、先っぽをペロペロしてみる。

彼の反応は、なにかに耐えているみたい。

それならと思って、思い切って口に含んでみる。

なんかの雑誌でみただけの知識だけ必死に歯だけはたてないように頭を動かしていた。

たまに、ジュルとか音も出ちゃってたけど気にもせずに続けていく。

いくらもたたないうちだったと思う、彼から「で…でちゃうから…ダメ…」という言葉が出てくる。

私も引っ込みがつかない気がして「いいよ…」って言いながら続ける。

よほど耐えてたのか一分もたたないうちに彼が小さく声をあげた。

私は口に含んだままだったけど、突然ドロドロしたような苦い液体が口の中に広がった。

「出していいから」と言われた時には、吐き出すところもないと思っていた私は飲み込んでしまっていた。

その後も何度かキスしたり抱き合ったりしていたけど、まだまだ寒い季節。

あまり長くいるのも辛くなってきて、家までの道のりをお互いに照れたりしながらも手をつないで帰った。

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