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職場にしているマンションでの話です。

初めて愛した女が目の前にいます。

  あんなに体を溶かせ合った二人が、お互い大人になり、暫く振りに見つめ合っていました。

  「誤解、だよ。

お兄ちゃん」
  僕のことをまだ、お兄ちゃん、と呼んでくれるのは、僕のお袋の妹の娘。

即ち、僕のいとこです。

  名前は加奈。

歳は3個下で、このときは25歳でした。

  この日から11年前、僕は加奈を妊娠させたいほど愛していました。


加奈も僕の子供を身籠りたいほど僕を愛してくれていましたが、急な別れの電話で、加奈は自ら僕との関係を終わらせて…。

呆気なく途絶えた昔の恋を、僕は成長して大人の女になった加奈を目の前にして苦笑いしながら思い出していました。

「止めようぜ。

もう終わったことだよ」
加奈に背を向けて眺めた、窓の向こうある夕暮れどきの街は、紫に着色されていました。

激しく愛し合った、あの3泊4日は何だったんだ?
止めよう、とは言ったものの、その紫色の街にあの日々のことが映し出されます。


加奈のお母さんとお父さん、僕の叔母と叔父は優秀な医者でした。

叔父がアメリカの大学へ単身赴任中に叔母は僕のお袋と3泊4日の旅行へ行き、その間に家で一人になる加奈を僕の家で預かることになり、僕も加奈も独りっ子、2人きりになったその間は誰の気兼ねもなく、お互いの愛情と欲望をぶつけ合うように、激しいセックスを繰り返しましたよ。

初めて加奈とセックスしたのは、この3泊4日から1ヶ月ほど前、祖父の法事の日です。

退屈な法事を二人で抜け出して、僕の家で加奈の処女を頂き、更にその夜、叔母と一緒に加奈も僕の家に泊まったので、お袋と叔母が寝静まったあとに、こっそりと僕の部屋に忍び込んできた加奈と2回もセックスをしました。

加奈と叔母は仙台に住んでおり、日頃は遠距離恋愛の二人でしたから、この3泊4日は、それはそれは、激しく熱く狂おしく愛し合いましたよ。

「1日目が21回、2日目が24回、3日目が25回で4日目はお母さんたちが帰って来るまで13回。

合計83回だったよね、お兄ちゃん」
「81回じゃなかったか?」
「あたしがフェラしてゴックンした2回もちゃんと計算入れてよね」
どうにせよ、今までの人生でこんな短期間にこれほどのセックスをしたことは、これが最初で最後です。

「で、その誤解ってのは何だよ?」
まだ窓の外を見ていましたが、僕の背中を見つめる加奈がその窓に写っていました。

「あれだけ愛し合ったのに…。

あたしは妊娠しなかった。

そのとき、初めて思ったの。

妊娠するときは今じゃないって」
加奈が14の中2。

僕が17の高2でした。

いくら幼くても、女の方が早く正気に戻りますね。

「もう、お兄ちゃんを彼氏と思わない。

もうお兄ちゃんは単なるお兄ちゃんだから。

覚えてるか? あんな電話一本で俺を切り捨てとこと」
「嫌いになんてなってないよ!」
「だったたら!」と大声を上げて振り返れば、加奈の目から涙が溢れ落ちました。

「自分を自分で落ち着かせるためには、あたしから一旦、お兄ちゃんを切り捨てるしかなかったんだよ。

どれだけ辛かったかあ…」
唇を震わせ、涙が止めどなく流れても、加奈は、勃起させるほど妖艶に、僕を必死に見つめています。

「でも、信じてた。

お兄ちゃんは、お兄ちゃんはあたしを待っててくれるって。

あたしが大学を卒業するまで待っててくれるって。

お兄ちゃんにたとえ彼女ができようと…」
あれからできたのは彼女だけじゃねえよ。

おまえを忘れるには他の女とのセックスに限るって何人もセフレ作ったよ。

  「でも、お兄ちゃんが結婚したときは、もう終わりだって思った」
  僕は加奈に歩み寄り、ポケットから取り出したハンカチを渡すと、加奈は下唇を噛み締めて天井に顔を向け涙を拭いました。

  「何だかんだで、相変わらず優しいんだから。

嫌んなっちゃうよ」
  「うちの女房、おまえに似てるんだよ」
  そう言ってやると、加奈は泣きながらも笑顔になります。

  「うちのお母さんも叔母さんも、お兄ちゃん結婚式のときそう言ってた。

沙織さん、だったっけ?」
  結婚式のとき、最後まで、おまえとは目を合わせられなかった。

親戚なのによ。

  「お兄ちゃんの奥さんが。

あたしと似てることがせめてもの救いだね。

でもぉ、奥さんが16歳でデキ婚なんて犯罪じゃん」
  涙を全て拭い、完全に笑っていましたから、僕も調子に乗って喋ってしまいます。

  「犯罪? もっとえぐい犯罪犯してるよ。

女房の処女貰ったのは、女房が小5の10歳のときだ」
  「ギャハハハ!」と爆笑されて、空かさず「変態っ!」と加奈に浴びせられました。

  「確かになあ、今から思えば、そうだよ。

でも、加奈に似ていたから止められなかったよ」
  咄嗟にいいフォローの言葉が出ました。

  「お兄ちゃん…」
  加奈の細い両腕が僕の両肩にふわりと乗ります。

「11年、我慢したけどもう無理。

約束する、お兄ちゃんの家庭は死んでも壊さない。

だから、あたしをお兄ちゃんの、愛人にして」
顎を引き、上目遣いに見せる瞳から、加奈の本気を感じました。

「俺の女房は、超えられねえよ」
「超えるつもり、ないから」
いとこだろうが元カノだろうが、もう、止められません。


「あれから、彼氏できたか?」
「バカ。

お兄ちゃんが忘れられないのに、できる訳ないよ。

まあ、言い寄ってくる男は多かったけどね」
  ペロっと舌を出す茶目っ気がある表情も、あの頃に戻ったようで懐かしい。

  ベッドの上、全裸で重なり合う加奈と僕。

  髪は少し長くなりウェーブが掛かり、色も少しだけブラウンに染まっている。

小顔で色白は変わらないが、二重で切れ長の目からは、涙のあと、微かに潤んで大人の艶を滲ませた瞳が僕を捉えて離さない。

  中2の幼児体形が残った体からここまでよく成長した、と一握りある胸から括れた腰へ手のひらを滑らしながら実感する。

  「そりゃあ、男がほっとかねえよ」
  「お兄ちゃん…。

二人っきりのときだけは、愛してるって言わせて」
  その返事の代わりにキスをすれば、狂ったように、加奈の舌が僕の舌に絡みついてきました。

  「愛してるぅ」と加奈の言葉が唇と唇の隙間から漏れれば、僕も「愛してるよ」と返してやります。

  オッパイを下から持ち上げるように揉み、ここも当然に形成されている、人差し指の先で、少し茶色に色づいた乳首を捏ね回しました。

 「何かあ、緊張するよぅ」と笑みを零す加奈は、大人になった自分の裸体を僕に撫で回されることに照れているのでしょう。

 「これから、加奈のオマンコも見るんだよ」
 「お兄ちゃん、相変わらずぅ、エロ…」
 言い終わるまでに、その乳首を口の中に入れると、「ウフゥ」と切ないまでの声を出して、加奈がやや上体を弓なりにすれば、もう14歳ではない、25歳の成熟した乳首が僕の口内で踊りはじめ、舌が絡み付き、吸い上げて、また転がしたら、「アッアアファー」と甘い声が聞こえてきます。

  そんなに見られて、そんなにクンニされたいのか?
  僕の唇と舌が曲線を滑り落ち、腰の括れを、本当に女に、なったな、越えた辺りから加奈の細く長い足が大きく開かれ、その間に僕は入り込みました。

  「さあ、見せて…」
両腿を軽く押し上げたら、11年振りに見る加奈のオマンコが目の前に曝されます。

  「どう? お兄ちゃん。

あたしのソコ」
太腿が震えていたのは最初だけで、14歳のときの大胆さを取り戻したのでしょうか、加奈は自ら両足を抱え上げて僕に開かれたオマンコを見せつけました。

  まだ陰毛も薄く小陰唇も小さな花弁だったオマンコは、黒々とした毛に覆われて、二枚のビラは大陰唇からはみ出すまでになり、メラニン色素の影響で縁がややグレーに染まっています。

クリトリスは包皮から突き出して完全にピンクの芯を剥き出しにし、全体的には25歳のオマンコでしたが、キュっと恥ずかしそうに締まりながらも我慢できない愛液を垂らす膣口は、昔の幼さを思い出させる部分に違いありません。

 「綺麗だよ。

本当に、綺麗だ」
 しみじみとそう感じて、オマンコを覗き込んでいた股間から顔を上げ、加奈を見ました。

 「嘘ばっか」
 M字に足を開きながら、何でそんなに可愛く拗ねなきゃなんねーんだよ?
 唇を尖らせて、加奈は恥ずかしそうに枕に横顔を埋めます。

 「嘘なんかじゃねえ、よ」
 顔をオマンコに近づけて、舌先をクリトリスにつけました。

 「アアッ」と声を上げた加奈は更に両足を引き上げて、僕が舐め易いような、クンニされ易いような姿勢になります。

  固いクリトリスに舌先が滑らかに蠢くと、「アアーッ、アッアー、ウウグ、アー」と呻き、加奈は腰を震わせてクンニに反応して、「お兄ちゃんっ、いいっ、いいー!」と叫び、自らクリトリスを僕の舌に擦りつけるような動きをしました。

 
  唇を被せたクリトリスを舌先で回転させて、膣口から滲み出る愛液をその舌で掬い上げてクリトリスに塗りたくる、そんなクンニを繰り返せば、小刻みにに加奈の腰が上下に
弾みだします。

  「あっ、愛してるぅ、ううっ、お兄ちゃん…」
  クンニに夢中になっている途中、チラッと見た加奈は口を半開きにしてよがっていました。

  プリプリの小陰唇を二枚交互に舐めて、器用に舌先を使って重ね合わた二枚を一度に吸い込んで口内でレロレロと踊らせ、膣内から溢れてでる愛液をジュルジュルと啜ると、さすがに加奈は両足をぱたりとベッドの上に倒し、「お兄ちゃん、お兄ちゃん…」とクンニする、僕の頭を撫で回します。

  ぎとぎとになった加奈のオマンコから顔を上げて仰向けになれば、加奈はよくわかっています、すぐに体を起こして、懐かしい僕のチンコへしゃぶり突いてきました。

  ググッと限界値までチンコを呑み込み、じんわりと吐き出して、また呑み込む、濃度の高いフェラを見れば、加奈がどれだけ僕のチンコを欲しがっていたのか、よくわかります。

  「ふうーん、ううーん、ふふうう、うっうーん」と鼻息を荒げてフェラしながら、加奈は僕と目を合わせました。

  「昔のまんま、上手いフェラだ」
  加奈はチンコを口から抜きます。

  「したかったぁ、フェラ。

お兄ちゃんのオチンチン、フェラしたくて、したくて、仕方なかったぁ」
  根元に付けた舌をゆっくりとチンコに這わせ、先端まで行くとまた根元に戻って舐め上げる、加奈はまるでチンコ全体を味わうようなフェラをしました。

  フェラでチンコが溶かされていく、ようだ。

  11年振りの夜は、またまだ続きます。

  
 
  
  




 

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