0209
彼女がレイプ未遂にあった時の話。

俺(T)→当時20才♂M美→彼女、当時19才♀W→M美の友達、当時19才♂ちょうど3年前くらいの話し。

夜10:00ぐらいにM美からメールが来た。

「Wが恋愛相談があるらしいから、今から会ってくる」という内容。

Wという男はM美と学校が小・中・高一緒で、付き合っていると噂が時々たつくらい仲がいいらしい。

WはM美の事がずっと好きらしぃとも、M美の友達から聞いていた。


たまに気になってはいたけど、俺と付き合い始めてからM美はWや他の男友達と遊ぶのを控えていたし、俺も実際に会った事ないからさほど気にならなかった。

でも恋愛相談って…しかもふたりきりだし。

当然心配でM美にすぐ電話した。

「…お前告られるんじゃねーの」「なんで私がwそんなハズないやん」「まぁいいや気をつけれよ」みたいな会話をしたハズ。

Wが自分を好きとは全く気づいてなかった。

鈍感orz夜中の3:00ぐらいになってもM美から連絡がこない。

(帰ったよ、とかM美は必ずメールしてくる)1:00くらいに電話したけど出なかった。

4:00頃、M美から着信。

「もしもし」と何回か言ったけど返事がない。

しばらくすると、泣き声が聞こえてきた。

びっくりして事情を聞いてみると、どうやらM美は○○駅(俺んちの近く)の近くに一人でいるらしい。

迎えに行くから待っとけ、と言って俺は車で迎えに行った。

なんとなく感じた嫌な予感は的中していた…。

○○駅の近くの駐車場の隅にM美がいた。

ここら辺は人気(ひとけ)がなく街灯もない、危ない場所。

俺をみつけた途端に、M美は泣き崩れた。

何があったか分からなかったので、宥めながらとりあえず車の中へ。

車の電気をつけたら、何があったのかすぐ分かった。

ボタンが3つとれたブラウス、髪がぼさぼさ、手首にあざができていた。

俺はすぐレイプと分かって怒りがこみ上げてきたけど、まずはM美を落ち着かせるのが先だと思い、ひとまず俺のうちへ。

泣きやんだM美に事情を聞く。

ファミレスで雑談して、車で送ってもらうときに駐車場に急に止まって告白された。

断ったら突然襲われた。

M美は必死で抵抗。

途中でWがハッと我に返りやめた。

(レイプ未遂)混乱していてM美を駐車場に置き去りにして帰った…という事だった。

警察に言おうと言ったが、M美はかたくなに拒否するので考慮して言わなかった。

泣き疲れたのか、M美はいつの間にか寝た。

でももう朝の8時くらいだったかな。

俺はM美の携帯からWに電話。

その間も怒りがおさまらない。

電話ではWはずっと謝ってくる。

「顔見て話さんとわからん。

とりあえず俺んち来い」と言って、住所を言った。

Wは仕事だから無理とふざけた事を言っていたので、休めと言って無理矢理来させた。

俺の電話の声でM美が起きた。

「今からW呼んだけど、一緒におれる??」と聞いたら、「私もWと話したい」と言ったので、ふたりで待つことに。

しばらくするとWが俺のうちに到着。

俺はWが来るなり殴りかかってしまった。

今思うと大人げない。

M美がいる前で殴るなんて。

M美が俺を止めて、落ち着いてWに話しを聞く。

以下会話形式で。

W「中学からずっとM美が好きで振られる覚悟で告白しました。

それなのに振られると今までの事をいろいろ思い出して、気がついたらM美を襲っていました。

すみませんでした。

」俺「全然意味わかんね。

未遂に終わったけど襲ったのに変わりはない、それですまされると思ってんのか」W「ずっとM美が好きだったんです…」俺「だからなんなんだよ!!ずっと好きだったら襲ってもいいんか!!」俺、Wの腹を蹴りWが泣きながらせき込む。

M美「わかった!!わかったからもうやめて…」俺「…わかった、もう手は出さない。

」W「M美ごめん…ごめん…」M美「…………」俺「お前もう二度とM美に会うなよ。

」W「…………」俺「返事は!!」俺またWを蹴る…M美「もう手を出さないって言ったやん!!やめてT!!」Wのことをかばうような態度のM美に段々腹が立ってくる。

M美「もうわかったから、W帰っていいよ」俺(はぁ??)と内心思う。

W「もう絶対こんなことはしない、M美の事もきっぱりあきらめる。

だから、友達のままでいてほしい…」俺「ばかじゃねぇのお前。

M美、ほっとけ」手だしそうだったけどグッとこらえた。

M美「うん、友達なら…」俺「は?M美マジで言ってんの?」M美「私もずっとWの気持ちに気づいてあげれなかった、責任がある。

それに幼なじみなのに、もう会わないとかできない…」W「ありがとうM美…」あれ、俺悪者?邪魔者?完全に二人の世界。

俺「俺が会うなって言ったらどうすんの?」M美「ごめん、T…」俺ぷっつん切れてしまう。

俺「あっそ。

じゃぁキチガイ同士なかよくやれば」と言って、止めるM美を振り払ってうちを出た。

俺はM美がWをかばった事が悲しかった。

外に出て冷静になって考えると、M美を襲ったやつと同じ部屋に置き去りにしたわけだ。

それにこの件で一番傷ついてるのはM美のハズだし…しかも俺のうちなのにorzまた襲われてはないかと不安で、急いで戻った。

うちに戻るとM美しかいなかった。

Wは帰ったそうだ。

まず俺はおいて行った事と、カッとなりすぎた事をあやまる。

M美もあやまる。

M美とWはというと、M美はやっぱりWの事が怖くてまともに話せなくなり、結局疎遠になりました。

以上です。
サンプル