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携帯から投下します。

主な登場人物A子(私)B太(当時の彼氏)C助(B太とは顔見知り)10年前の高校の時の話です。

全員タメ。

とあるスポーツの部活を通して知り合いました。

B太は優勝をするような強い選手で、憧れの存在。

私は生まれて初めての彼氏で、右も左もわからなかったのですが、B太がリードしてくれて、4ヵ月くらいまでは仲良しラブラブカップルでした。


友人がB太を誘惑したことがあったのですが、まったく動じず、「A子が大事だから。

」と言っていたような人でした。

ケンカをして、2日程連絡を取らなかった時のこと。

私はただのケンカだと思って連絡を取ると、なんとB太が新しい彼女を作っていました。

今思えば付き合ってる時にメル友いたのかって思うのですが、当時の私は恋愛自体初めてで、B太を好きすぎて、「じゃあ私2番目でもいいから別れたくないっ。

」と、バカなことを言って引き止めました。

ちなみに私とB太は家が遠くあまり会えないから、と言うのが理由のようでした。

その時のB太はスランプの時期で、部活で干されていたのでストレスがあったみたいです。

私はB太のとばっちりをくらい、あたられることがしばしばでしたが我慢して耐えていました。

そんな不安定な精神状態の時。

B太の両親が事故に合い、亡くなってしまいました。

その一週間はB太と毎日泣きながら電話をし、話を聞いて私が支えになってあげなきゃ!と思っていました。

この時は新しい彼女とは別れていたようだし、会うとラブラブだった時のように接してくれていました。

でもおかしくなる時があってB太は周りの友人の悪口を言っては「もう誰も信じられない。

」それを聞いて、私だけは絶対にB太から離れないで側にいよう!って心に誓いました。

両親が亡くなって10日後くらいのある日。

「別れたい。

」とだけB太から一通のメール。

私はB太が例のごとくおかしくなっているだけと思いまた時期が時期なだけに私だけは離れちゃだめだ!と勝手に勘違いをして必死にB太にしがみついていました。

相当うざかったのか、ついには着信拒否。

私はまだ大好きだったし、そしてB太が心配だったし、理由がわからないまま振られ、本当にショックで、何も手につかない日々を過ごしました。

そんな私の話を親身になって聞いてくれたのがC助。

(やっと登場)C助は普段バカキャラでみんなからいじられるような人でした。

女友達にも相談したけど、B太の知り合いの中では一番詳しく相談に乗ってもらってました。

彼がいたから、立ち直ることができたのは間違いありません。

C助に告白され、B太に未練たらたらな私もすべて受け入れてくれて、本当に心からC助がいてくれたことに感謝して、もうB太なんか忘れて新しい恋をしようって思い、付き合うことになりました。

B太とC助は共通の友人がいます。

ある日B太から連絡が。

「C助と付き合ってんの?」いやいやお前先に説明しろって感じだったのですが、C助と付き合っていることを説明しました。

まだB太への気持ちが完全に無くなったわけではありませんでした。

でもなんとか忘れてC助を愛していきたいって思っていたのに。

「メル友の女と会ってヤった。

イカせた。

」唖然としました。

は?私が心配していた時、また別の女を作ってたのかと。

もう呆れて、何も言えませんでした。

すごく信じていたのに。

振られたことに加え、裏切られていたショック。

何を話したかは覚えていません。

罵声を浴びせてやりました。

もう関わってくんな!とも。

フリが長いのですが修羅場はここから。

なぜかB太が私に復讐を開始。

(普通は逆だろ。

)周りの友人たちに、私の悪口を言いまくっていたようです。

しつこく付きまとわれてストーカーされてんだけどー(してねーよ!)、A子は男たらしだから気をつけろ(お前としか付き合ってなかったよ!)などなど。

噂は広まり、全く知らない人からもいわれ放題。

大会に行くと私はすごく肩身が狭かった。

新しい彼女とかその後のメル友なんかにも、私にストーカーされていると話していたらしい。

関わってないのに。

親友とかはわかってくれてたけど微妙な友達とかは、みんな離れていってしまって私が人間不信になってしまった。

そんな状況に耐えられずC助に別れを告げました。

C助は絶対噂をきいたり、みんなからあいつはやめとけって言われていたと思います。

でもC助は私に何にも言ってこなかった。

それが逆につらかったです。

私はその後は軽い恋愛を繰り返してしまい、今はバカだったなぁと思っています。

C助とは今でも友達。

もうすぐ彼は結婚します。

C助は、別れた後もずっと私を好きで、見守ってくれていたことを最近友人から聞きました。
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