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痴漢と友達の話。

1ヶ月前、私の友達は痴漢に犯されました。

私は電車通学で、ある時から頻繁に、しかも同じ人に痴漢されるようになりました。

パンツの中に手を入れてクリを擦ったりアナルを弄ったりする過激な痴漢で、私は我慢できなくて友達の優奈に思い切って相談することにしたんです。



優奈は中学からの友達で、男女ともに人気のある活発な子です。

相談を受け彼女は、「じゃあ明日は一緒に登校しょ。

もしされそうになったら私が止めるから」と私の相談を真摯に聞いてくれました。


優奈と一緒に登校を始めて、すぐに私は再び痴漢に遭いました。

そこで彼女は約束通り、「何してるんだよ!」と痴漢を止めてくれました。

次の瞬間、痴漢は彼女の手を振り切って、開いたドアから逃げたんです。
そこまでで、そこで終わっていれば本当に良かったんだと思います。

彼女の正義感の強さが災いしたんだと思います。

優奈は痴漢を追いかけて電車から降りたんです。

私はというと、人混みに押されてドアも閉まり、そこで彼女とはぐれてしまいました。


そして、事が起きたのがその日の夜です。

優奈のお母さんから、「優奈を知らない?学校にも行ってなくて、まだ家に帰って来てないの」と電話がありました。

すぐに今朝のことを思い起こし、事情をお母さんに説明したんです。

警察も動くような騒ぎになり、結局、優奈は深夜過ぎに帰宅して事態は落ち着きました。


「痴漢を追いかけてたら夢中になっちゃって、道にも迷っちゃって携帯も失くしちゃって、心配かけてごめんね」

そう優奈に言われました。

それで痴漢のことは終わったと思っていました。


それから1週間くらい経ちました。

家に帰ると母に、「あなた宛ての郵便よ」とおっきな封筒を渡されました。

差出人は『◯◯優奈』とあります。


(何かのサプライズかな?)

そう思って、部屋に入って封を切ります。

中身はDVD-Rが1枚入っていました。

ご飯も後回しにしてPCのスイッチを入れて、そのDVDを再生したんです。

再生しなければよかったです。


中身は自撮りの映像でした。

手持ちなのか焦点が合わず、激しく揺れています。

場所は駅だか公園だかのトイレのようでした。


(汚いトイレ・・・)

途端にカメラの揺れが収まり、焦点が合いました。

映し出されたのは女の人でした。

洋式の便座に座って下着も身に着けずに股を広げ、口はタオルのようなもので塞がれ、目はトイレットペーパーで覆い隠してあります。

“恥女”と言っても過言じゃない姿です。

撮影者は無言で女性の膣を弄り回し、その激しさに合わせるように女性も身悶えしていました。


撮影者はどうやら男性だったようです。

すでに勃起した、長い、本当に長いペニスを女性に挿入しました。

男のピストンに合わせて女性の腰も動きます。

女性は男の腰の動きに甘い声で必死に応えていました。

そしてその激しい動きで目元のトイレットペーパーが下にずり落ちます。


その目を私は知っていました。

快楽で歪んでしまってはいるけど、間違えようがありません。

その女性は優奈でした。

そのまま優奈は男に犯され続け、中に出されるとほぼ同時に果てたようでした。


直後、場面が車の後部座席のようなところに変わります。

隠し撮りをしたのでしょう。

座席には優奈がぐったりと倒れこんでいました。

そんな彼女を映しながら、男がゆっくりと話し始めました。


「えー、こんにちは。

君を痴漢してた者です。

見たら分かると思うけど、優奈ちゃんは今さっき私と契約をしました」

(意味が分かんない)

頭が混乱します。


「私はこの先、君に2度と痴漢をしない。

そしてその代わりにと、優奈ちゃんは、『自分の身体で性欲を発散して欲しい』と申し出てきたんです。

驚きますよね。

もちろん私はその申し出を受け入れました。

契約成立です。

こうして録画したのを君に送ったのは、私が優奈ちゃんにひどいことをしていない、優奈ちゃんも嫌がってないってことを君に知ってもらうためです。

無いとは思うけど、もしこの情報や映像を他人に教えたりしたら、優奈ちゃんもひどいことをされちゃうし、学校にも知られて退学とかの可能性もあるから、優奈ちゃんのためにもやめてあげてね。

あ、そうそう、この映像は定期的に送りますから」

それで映像は終わっていました。


頭が真っ白でした。

私が初めてDVDを見てから1ヶ月が過ぎようとしています。

私の手元のDVDは3本に増えました。
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