0026
SMサークルで初体験を済ませた私の話。

私は独身時代彼氏のいる時期がほとんどなかったのですが、特に学生時代は共学の大学に通っていたにも関わらず全く彼氏ができませんでした。


そのため出会い系サイトを利用して彼氏を探そうとしていました。

しかしながら実際に出会うのは私を体目当てで見てくる人ばかりで本命の彼氏はできませんでした。


その代わり20歳の時に出会った10歳年上の男性からは、SMサークルに誘われてしまい、セックスの経験もなかったことからここで誰かと初体験しても構わないと思ってその誘いに乗ることにしました。


20歳を過ぎて処女でいるのはとても恥ずかしいことだと思ったのです。

男性が参加していたSMサークルはだいたい20人程度で活動していたのですが、その中でM女がとても少ない状態だったことからM女を募集していたようでした。


そのため男性や他のメンバーからはぜひM女として活動してほしい、見た目的にはM女にしか見えないと言われて参加した初めての日から調教を受けることになりました。


その日はたまたまM女専門の人が参加しておらず、誰もいなかったらS女もしくは男性の中から調教する人を選ぶ予定だったらしく私のような初めて参加する人が必要だったようです。


私はSMどころかエッチさえもしたことがなかったのでそれを前もって男性に言ったところ、いいシチュエーションで初体験させてあげたいと言われました。

しかしSMサークルで初体験をするということは、多くの人の前でエッチをしなけれいけないということでとても抵抗がありました。

 

最初は裸にされても緊縛されても何も感じないどころか不快感を覚え、途中で拒否して帰りたいと思っていました。

しかし参加していた人の誰かがビデオカメラを回して調教の様子を撮影し始めたとき、いっぺんに私の感情が変化してM女として調教されたいという気持ちになりました。

ビデオカメラは単に録画撮影をしているだけでなく、大きなテレビにつないでその様子を映し出していました。

なので調教されている私自身の様子がはっきり見えてしまい、それを見て興奮してしまったのです。


初めての調教は約3時間にも及び、その中で誘われた男性と初体験を人前でしてしまいました。

緊縛された状態での初体験でしたが、調教されて十分に濡れていたことから挿入されても痛みを感じたりすることはありませんでした。


それ以降男性とは主従関係となり、SMサークルではもちろんプライベートでも2人きりで調教されました。

主従関係なので彼氏ではありませんでしたが、調教されて常に快感を得られるのであれば彼氏など不要だと思っていました。


大学を卒業して社会人になってからもSMサークルには参加し続けていて、参加回数を重ねるごとに調教は過激になっていきました。

一度だけですが他のSMサークルと合同で合宿のようなものをした時は、私は集合場所から全裸で緊縛されて車に乗せられていました。

車内では途中で逆さ吊りにされてしまい、初めて会った他のSMサークルのメンバーからも調教を受けました。


車のガラスにはスモークがかかっていてカーテンが閉められていたものの、他の人から見られてしまうのではないかと思って不安になるとともにかえって興奮してしまいました。

合宿ではほぼ24時間Mの人は全裸で縛られた状態にされていました。

山間部の別荘で合宿を行ったのですが、寒い夜の中全裸で外で調教を受けたときはさすがに興奮せずに苦痛を感じました。

私はそのSMサークルの中ではとても人気があり、主従関係にあった男性だけでなく他のSの人からも調教したいという依頼がありました。

その理由としては私のスタイルがよかったことと、調教中に決まって泣き出すことにあったようです。

Sの人は調教中泣き出すMの人に対してはもっと過激な調教をしたいという気持ちになるらしく、私が調教されている様子を見て興奮のあまり一人エッチをするような人までいたくらいです。


こうして私は20歳から25歳まで約5年間SMサークルで活動してきましたが、友達が相次いで本命の彼氏を見つけて婚約や結婚をしている様子を見ると、いつまでもSMサークルで活動しているわけにはいかないと思いました。

サークルのメンバーには結婚したい相手がいるという嘘をついて離れることにし、それから半年ほどして実際に将来結婚する相手に出会いました。

しかしSMサークルをやめた今でもメンバーの一部の人とは調教抜きで交流を持っていて、気が向いたら時々調教されに遊びに来てほしいと言われています。
サンプル