0589
小6の時、社宅に住んでいた。

社宅には独身棟があって、昔は寮母さんまでいたが、その時はすでに廃止になっていた。

同級の女の子が1人いて、近所に同世代がいない者同士、よく遊んでいた。


ある日、独身棟の非常階段で遊んでいる時、鍵が開いているのに気付いた。

中を探検し、自分の部屋がなかった2人は、「ここはオレの部屋!ノリちゃんはこっち!」と秘密基地のように毎日遊んでいた。



部屋はたくさんあって、他の部屋を物色していると押入から段ボールいっぱいのエロ本を発見。

最初は恥ずかしさもあり、2人でエロ本を仮の自室に投げ合いをして遊んでいた。

いい加減疲れたのできちんとあったように戻し、そこを『エロ部屋』と名付けた。


しかし、オレは見たくてたまらなかった。

家に帰るふりをしてこっそり、エロ部屋に行った。

部屋には帰ったはずのノリちゃんがいた。

小さくうずくまってエロ本を見ていた。

意地悪なオレは、「何してるの!」と突然入って驚かせた。

ノリちゃんはビクッとなって赤い顔してあたふた。

オレは自分のことを棚に上げ、「ノリちゃんエローい!」とからかっていたら泣き出してしまった。

オレは謝って、一緒に見ようということにした。


初めは2人とも笑いながら見ていたが、エロ漫画のやらしさに言葉数が少なくなった。

電気のない薄暗い四畳半の畳部屋。

ジメっとしたインクの匂い。


ちんこが反応し始めたオレは変化を悟られまいとうつ伏せで寝転んだ。

畳にムニュっとしたらなんだか気持ちがいい。

セックスの意味も自慰も知らなかったオレは、「ノリちゃんもやってみて」と巻き込み、2人並んで畳に押し付けながら見ていた。

その時は射精もなく、暗くなって見えなくなったので続きは明日ということになった。


学校から一緒に帰ると周りがうるさいので違うルートで帰り、途中で合流。

帰っている時から2人とも興奮していた。

ランドセルを家に置き、すぐにエロ部屋に行った。

やはりノリちゃんはすでに来ていて小さくなって見ていた。

やはり意地悪なオレは、「何してるのぉ?」とお化けの真似をして入った。

ノリちゃんはビクッとはなったが笑顔。

2人で同じポーズをして鑑賞した。


数日通えば、あれだけ恥ずかしがっていたのも嘘のように、各自好きな本を広げて見ていた。

オレはディープキスの絵を見てふと疑問に思い、ノリちゃんに聞いた。


「舌で舌を、舐めるところで舐めるところを舐めると、どんな味がするんだろ?」

ノリちゃんは口の中でモゴモゴ舌を折って・・・。


「自分のでは味しないよね」

「当たり前じゃん。

味したらご飯が美味しくなくなるじゃん」

「だけど、自分のではなかったら味するかも?」

子供ながらに変な空気になったのがわかった。

何か言わなければと焦るが言葉が出ない。

言いたいことはあるが言葉になって出ない。


「じゃあ舐めてみる?」

言葉にしたのはノリちゃんだった。

ノリちゃんが舌を尖らせて目いっぱい伸ばしている。

僕も精一杯舌を伸ばした。

ノリちゃんはじっと僕の舌を見ている。

ドキドキしながらペロっと舐めてみた。


「味はしない」

意外に大したことがなかった。

緊張が一気に解ける。


「味したよ!」

「いや、味しないよ!」

「えぇ?じゃあもう一回」

ペロっ、なんだかんだとペロっペロっ。

調子に乗って、(先だけだから味がしないのではないか?)と思い、舌先だけだったのが舌の横、裏と舐めてみる。


「うーん。

するような、しないような」

じゃあと、口の中を舐めてみることになった。

卑怯な僕は口を開けて待った。

ノリちゃんは唇のすぐ裏横をペロっと舐めてきた。


「味しない」

僕はもう少し奥まで舐めてペロペロ。


「少しするよ」

舐め合っているうちにだんだん本物っぽくなる。

カチっと前歯が当たる。

2人は照れ笑いしながらも、気持ちがよくてやめられなくなっていた。


ノリちゃんの手がふいに僕の股間に当たる。

ビクッとなって腰が逃げる。

僕のちんこは正直に反応していた。

気付いたノリちゃんは、「ほんとに硬くなってる!」と騒ぎだした。

僕は焦って、「ちんこはこうなるのが普通なんだって。

さっきどこかに書いてあった」と嘘をついた。

なんか自分だけこんなになって恥ずかしくなってしまい、「あ、そうだ!観たいテレビがあったんだ!」と逃げるように帰った。


次の日の朝、集合場所に向かう2人はギクシャクしている。


「今日も一緒に帰ろ。

待ってるね」

思っていることを言ったのはやっぱりノリちゃんだった。

待ち合わせ場所である小さい酒屋の前にノリちゃんはいた。

とても嬉しかったくせに、外に置いてある雑誌売場を、「見てたろ!エロ!」とからかう。


引潮の海を通って帰る。

着くまで我慢できず、橋の下でペロペロ。

キスをしているという感覚はない。

あくまで舐め合っている感覚。

高揚感があった僕は(ムラムラしただけ)、早くエロ部屋に行きたくて、ノリちゃんをからかって走って逃げてみせた。

ノリちゃんは怒って追いかけてくる。

2人とも走る口実が欲しかっただけだった。

部屋に集合し、またエロ本を読む。

ペロペロしたいくせに黙って読む。


「今は味するかな?」

僕から言った。

ノリちゃんは黙って近づいてきた。


ペロペロ。

ペロペロ。


味なんかどうでもよかった。

ノリちゃんは僕のちんこに触れないように腰に手を回した。


「支えてた方がやりやすいね」

腰を支えながらペロペロ。

しばらくは帰りに橋の下でペロペロしてから部屋に行き、前半本を読んで後半ペロペロの日が続く。

ちんこが硬くなるのは当たり前。

それが普通になった頃だった。


(女はどうなるんだ?)

また疑問がでてきた。



「絵ではオシッコみたいなのが出ているけど、ノリちゃんは漏らさないね」

実は出てきているが、こんなには出てない。

ということをノリちゃんが告白。


もちろん見たくなる。

必死でお願いしたが、「絶対無理」と断られた。

強引に押せばどうにかなると思い、しつこくお願いした。


「ちんこも見せてくれるならいい」

交換条件。

僕は先にノリちゃんのを見せてもらうことにした。

パンツを膝まで下ろしてオシッコのポーズ。

驚いた。

薄っすら毛が生えている。


「触ってみて」

僕は触れない。

ノリちゃんが自分で触って指についたヌルヌルを見せた。


「臭い?」

最低な質問だ。


「うん。

ちょっと」

「もうちょっと見せて」

パンツを脱がして壁に背中をもたれさせ覗き込んだ。

4つ下に妹がいるが、全然違った。


「もういい?」

「あっ!今動いた!」

「動かないよ」

今度は僕が見せる番だった。

恥ずかしくて、「今日は暗いから明日にしよう」と言って逃げた。

どこまでも卑怯だ。


次の日、そのことにはいっさい触れず、いつものパターン熟読、ペロペロ。


「もう一回見せて」

「やだ」

「今度は見せるから」

パンツを脱いでもらう。


「触るよ」

漫画の通りにやってみる。


「どお?ここは?」

若干湿っているアソコを触る。

クリの部分を触っていたことを思い出し、そこを触ってみる。

明らかに反応が違う。


「もういいでしょ?終わり」

「いや、待って。

もう少し」

何か違う。

深呼吸を頻繁にするようになった。


「つらい?横になる?」

「うん」

(このままし続けたらどうなるだろう?)

僕は指を擦り続けた。

クチュクチュ。

量が増えてきている。


「大丈夫?」

顔を覗き込みながら触る。

ノリちゃんの手が僕の手と肩を掴んだ。

深呼吸もすごいしている。


(なんかヤバいかな?いや、もうちょっとだけ触ってみよう)

体が硬直し始めてる感じがした。

もうやめた方がいいかな?と思った時。


「うううぅぅぅ」

体が一瞬硬直し、力が抜けていく。

と同時にアソコがジワっと濡れた。


「え?えぇ?」

何が起こったのか?
ノリちゃんはイッていた。


「どんな感じ?どんな感じ?」

「気持ちいいというか感覚がなくなるというか」

ノリちゃんは額がテカテカになっていた。

その日はそれで終了。

ちんこはやはり見せず。

変な達成感だけはあった。


しばらくはパターンにそれが入った。

熟読、ペロペロ、アソコ。

ペロペロをしながらアソコを触る頃には、「汗をかくから」とノリちゃんは裸だった。

いつものように触ろうとすると・・・。


「ちんこを見せないとさせない」

恥ずかしかったがすんなりと脱げた。

ちんこを触られる。

腰が引けるような感覚。

でも、すぐに慣れる。

手コキされる。

痛いような気持ちいいような。


「あ。

なんか出る」

刺激が強すぎたのかオシッコを漏らした。

これが精子だと2人とも思い、裸で抱き合ってペロペロと触り合い。

ノリちゃんの反応はリアルだった。

僕は、(うーんこんなものかな?)という感じ。


ある日、漫画をいい加減読み飽きた頃、漢字が多いので読まなかったハウツー本を発見する。

全部書いてあった。

セックスの目的からやり方、愛撫の仕方され方、自慰の仕方まで。


(とんでもないものを見つけてしまった)

そんな気がしていたが、これはあまりやってはいけないことだと思った。

しかし、2人は結論を出す。


「挿入しなければ良い」

そして、いつものように始める。

読んだ通り、竿の部分だけしごいてもらう。

いつもと感覚が違う。

下半身の感覚がなくなってくる。

ちんこがどこにあるかわからなくなった瞬間。


ドクっドクっ。


射精。

精通した。

2人でびっくり。

嬉しいような、今までのが何だったのか恥ずかしい感じ。


「気持ちいいでしょ!?」

ノリちゃんは先輩面して言った。

僕は正しい射精を知った。

裸になり、僕はクリを擦り、ノリちゃんは竿を擦る。

舌同士をペロペロしながら。


しばらくそんな日が続き、満足していると・・・。


「舐めてみたい」

ノリちゃんだった。

なぜか僕には舐めるのは抵抗があった。


「汚いし・・・」

「じゃあ洗おう」

洗面台のシンクにちんこだけ乗っけて冷たい水を手で汲んで掛ける。

舐め合うということで、ノリちゃんにも洗ってもらう。


横を向き合い、いきなりシックスナイン。

冷たい水で洗ったせいか、口の中はとても熱い。

が、下の奥歯が当たって、なんか異物感というか、痛いとまではいかないが手のほうが良い。


それを伝えると、ノリちゃんは僕の股の間にハウツー本を置いて上になった。

しかし、やっぱりあまりよくない。

しばらく我慢してると、ヌルリヌルリ。

気持ち良くなってきた。

玉を揉みだした時は手コキ以上の感じ。

僕はたまにペロっと舐める程度。


一方的だった。

感覚がなくなり、いつ出るかわからない。

感覚が戻った瞬間、口の中に射精。

ノリちゃんは黙ってこっちを見た。

目が怒っている。

焦って洗面台を指差すとそっちに走って行った。


それからは順番が、『ペロペロ、触り合い、シックスナイン、触り合い』となった。


そして卒業式。

うちは親が家を建て、中学入学にあわせて転校。

おっさんになって地元に帰るが、一緒に帰った海岸は埋め立てられ住宅地に。

しかし、社宅と独身棟は今なお健在。


実話ですが、思い出なので美化は入ってます。

長文そして駄文、すみませんでした。
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