160715-613
小6の頃、同級生のAちゃんの家に遊びに行ったときの話。
いつも元気でよくちょっかいを出してきてふざけあってたAちゃんとは家から少し離れてたけど、同じクラスになってからよく遊ぶようになって、その日は部屋で大人しく本を読んでた。

読んで飽きたら次、飽きたら次と漁ってたら、『からだのひみつ』とかいう図鑑を発見。
手に取って何気に開くと、頻繁に開いた跡があるページが目に飛び込んできた。
それは全裸で手を繋いだ外国の男の子と女の子の写真だった。

その瞬間、いけない物を見てしまった感で硬直。
異変に気付かれたのかどうかわからないけど、「あ~、何見てるのぉ~、Nくんエッチ~」と、後ろから声が聞こえた。
その写真を目にしてからか変な雰囲気になり、お互いを意識し合うようになっていた。

「Nくんもこんな風なの?」

「まぁ・・・」

「ふぅ~ん」

なんて感じのやり取りをしてから数分、突然Aちゃんの口から出た言葉が・・・。


「見てみたいな・・・」だった。

自分もその時はまぁ良いかなって気分になってたけど、ただすんなり見せるのも癪だったので・・・。

「Aちゃんも見せてくれたらいいよ」と言った。

Aちゃんもその提案にはすんなり了承。
でも俺は、ある物を見せるのとない物を見るとでは何か公平じゃないような気がして、そのようなことをつい意地悪心で言ったら、Aちゃんは「・・・わかったよー。じゃあ、こっちならいい?」って言ったあと、恥ずかしそうに膨らみかけのおっぱいを両手でポンポンってした。

当時はまだおっぱいにしか興味がなかった俺は快く同意して早速見せっこすることに。
いざこれから見せるぞって状況になったら何か恥ずかしくなって、部屋の角まで行ってズボンの隙間からササッと見せた。

「えぇ~、よく見えないよ~」

「じゃあ次はAちゃんだからね~」

「えぇ~・・・」

腑に落ちない顔でぷぅっとほっぺを膨らましてた。
そしてAちゃんは少し強い口調で言ってきた。

「・・・てか、脱いで!」

俺は渋々従い、勇気を振り絞ってパンツを下ろした。
Aちゃんが自分のまだツルツルのそれを興味津々に見ながら言う。

「Nくんは毛がないんだね?」

まだ小学生で性の知識など皆無に近かった俺。

「そんなもんあるわけねーじゃん(笑)」

大人にしかないものだと信じていた俺にAちゃんは言った。

「あたしはあるよ・・・」

(は?何ウソ言ってんだ?)

当時の俺にはどうしても信じられなくて、「じゃあ証拠見せてよ」って言うと、Aちゃんは恥じらいながらスカートの中に手を入れてパンツを脱いだ。
そして俺の手がAちゃんのスカートを少しだけ捲くると、目の前に現れたのは、筋を沿うように薄いふわっとしたような産毛に近い、でも明らかに毛だと判断できるものだった。

(同級生で、しかもまだ小学生なのに・・・)

あの日の衝撃は18年経った今でも鮮明に頭に焼き付いて離れない。

頭が真っ白になって、ぼーっとしてる俺にAちゃんは優越感を得たのか・・・。

「Nくんの触ってみてもいい?」

なんかもう流されるまま。
ぷにぷにされたり引っ張られたり。
皮を剥かれそうになってふと我に返ると、いつの間にかAちゃんはスカートを脱いでいて、お互いが下半身裸のTシャツ一枚になっていた。

そんな現実離れした状況に、今までに感じたことのない感情が芽生え、俺のアソコは急に元気になりだした。
そそり立ったイチモツの変貌にAちゃんはかなり興味津々だった。
そんな俺もAちゃんのアソコに興味を抱き、それから何時間も、お互いまだ幼い性器を触りっこしてたと思う。

Aちゃんは時折、「・・・んっ、んっ」と小声を漏らしていた。
小学生でも気持ち良かったのかな?
息遣いは荒く、顔は赤らんでて、アソコは太ももを滴るくらい濡れててネトネトしていた。

そんな俺も尿意のようでいつもとは違う何か下からこみ上げてくるものがあり、我慢は一瞬で限界まで達し、自分の体の異変に恐怖した。
次の瞬間、Aちゃんの水色のTシャツに白い液体を掛けてしまった。
そしてお互いへたれ込むように床に座った。

病気にでもなったのかと怖くなってオロオロしてた俺に、Aちゃんは優しく(図鑑で得た知識なのか)動揺を振り払おうとしてくれていた。
相当ガキだった俺は上の空。
Aちゃんは約束通りおっぱいを見せてくれたけど、それでも俺は上の空。

一応2人だけの秘密ってことでこの一件は幕を閉じたわけだけど、次の日からは意識し過ぎたのか微妙な関係になってしまった。
結局卒業まで気まずい雰囲気が続いた。
今となっては秋空がやけに寒く感じた夕暮れ時の淡い思い出だ。
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