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童貞の後輩に彼女を貸してやった。



ちょっと昔の話なんだけど、大学の後輩が、父親が倒れたとかで急に実家に帰ることになったんだ。

一人っ子なので、大学中退して介護しながら家業を継ぐんだと。

実家はとんでもない田舎で、当時で帰省に片道6時間かかるような所。

そいつとはアパートもすぐ近くで、すごく懐いてくれてたんで何かしてやりたいと思ったんだよな。

けど、本人に聞いても「いや、気にしないでください。

それより今までありがとうございました」みたいな感じで埒が明かない。


あんまり酒に強い方でもなかったから、じゃあ酔わせて本音を出させようとか考えて、引越しの2週間くらい前かな、俺の部屋で送別会っつって飲んだ。

送別会って言っても、俺と後輩と、俺の彼女の3人で。

彼女はよく俺の部屋にいたから、これまでも3人でよく飯食ったりしてたんだ。

3人とも相当酔ったあたりで後輩が、「せっかく東京の大学入ったのに童貞のまま帰るのが悲しいすね」なんて言い出した。

そういえばこいつ、ずっと女っ気ねえな。

これだ!と思った俺は「あ、じゃあソープとか奢るか?」と振ってみた。


後輩「あー、いいすねえ。

でも・・・東京の最後の思い出が風俗ってのもなんか寂しいし、いいすよw」

俺「そうか・・・。

ま、確かに超高級とか俺も無理だしなぁ」

彼女「好きな子とかいないの?今更かもしんないけど」

いまいち呂律の回らない口調で彼女が聞く。


後輩「去年いましたけど、へへ、告ってフラれました。

もうネットと右手が恋人っすねぇ。

一生かもなあ」

彼女「じゃあ・・・お姉さんが貰ってあげようかー?」

一瞬、後輩が固まったような気がした。

数秒、彼女をじっと見た後、思い出したように俺の方を見て、「あ、いやいやいやいや、そりゃ、いや、そんな」と慌ててる。


後輩「確かにずっと憧れてましたけど、いや、俺、殺されますよwww」

(ああ、こいつ・・・俺の彼女とヤリたいんだなあ)って感じがした。


彼女は同級生で、2年の時から付き合ってる。

大学入学までは処女で、1年の時に付き合った先輩が初めてだったらしい。

俺は二人目。

前の男の時には中でイッたことがないそうだ。

今では俺が出すまでに3回はイクし、飲んでもくれる。

胸もあるし、よく濡れるし、あそこの具合もいい。

なんか、そんなのを自慢したいのもあったんだと思う。


俺「お前さえ良ければだけど・・・こんなんで良ければ最後に、なんだ、お前なら・・・いいかな」

そのまま酔った勢いで、とも思ったんだが、後輩の「どうせなら素面な時に」との希望もあって、その週の土曜日ということに。

今考えると、(本当にいいのか?考え直せ)という後輩の冷静な思いやりだったのかも知れない。

知れないが、こっちとしても今更『やっぱりごめん』なんて言えるわけもない。

彼女も、「本当にいいの?」と何度も聞いてきたが、強く拒否はしない。


「お前もしてみたいんだろ?童貞なんて初めてだし」と訊いてみると、「したいわけないでしょ。

後輩くんは嫌いじゃないけど・・・したくなんかないよ。

可哀想だからだよ」とか言ってた。


後輩の部屋は窓も木製という絵に描いたようなボロアパートで、壁も薄いしってことで場所は俺の部屋。

さすがに俺が見てる前でってのは彼女が嫌がったので、その間、俺は後輩の部屋で待つという算段。

とは言え心配だから・・・と言うよりも興味津々だったので、秋葉原まで行って買ってきたよ。

盗聴器ってやつ。


俺の部屋と後輩の部屋は、直線距離で200mも離れていない。

条件が良ければ『500mは大丈夫』って書いてあった。

部屋の中から部屋の中なのでそんなには無理だろうが、俺の部屋の窓は後輩の部屋の方向なのでなんとかなるだろう。


当日、盗聴器をセットした俺の部屋に彼女を待たせて、後輩の部屋に行く。

後輩は期待だか不安だか神妙な顔で、「・・・本当に、いいんですか」と何度も訊きやがった。


俺「別にお前にやるわけじゃねえから。

貸すだけだからなww」

後輩「じゃ・・・行ってきます。

あの・・・ひとつ約束してもらえませんか」

俺「な、なんだよ」

後輩「コレが原因で喧嘩したり、別れたりしないでくださいよ・・・?」

なんていい奴なんだろう。

こんないい奴でも性欲には勝てないんだなあと思うと、ちょっと芽生えてた後悔の念も“こいつが喜ぶなら”と抑えつけることができた。

いい思い出になってくれればいいんだが。


盗聴器は、ちょっと高めだったせいか予想以上に高性能だった。

映像が無いせいもあるだろうが、普段意識していない衣擦れだとか軋みとかまで鮮明に聞き取れる。

彼女に促されて後輩がシャワーを浴びている。

彼女は部屋で待っているようだが、シャワーの音しか聞こえない。

しばらくして後輩が浴室から出てきた。


彼女「おかえりー。

・・・なんか、待ってたら緊張してきたよ。

あ、あのさ、えと、とりあえず、これ着て」

後輩「あ、は、はい」

彼女「あの、あたしだけ服着てるの気まずいし、い、いきなりってのも、ほら、アレだし、ねえ」

(・・・おいおいおい。

待ってるこっちの身にもなってくれ)

それから10分近く他愛も無い雑談。


彼女「ありがと・・・。

ちょっと落ち着いた。

ごめんね。

なんか心臓バクバクして、あのまましたらどうにかなりそうだったから」

(お、始まるか?)

今ならまだ止めに入れるという思いがちょっとかすめる。

それを抑えたのは、後輩のためと言うよりも、見栄と、この先を聞いてみたいという黒い欲求だったと思う。


彼女「さて。

・・・何かして欲しいこととかあるかな?」

後輩「・・・あの・・・無理しなくていいんですよ。

俺、立たなかったことにするとか、その、大丈夫ですから」

彼女「それはダメ。

あたしなんかでどうかなとは思うけど、後輩くんが嫌じゃないなら・・・ちゃんと思い出作って・・・」

ちょっと沈黙。

しばらくして彼女の微かな息の音と、ちゅぷって感じの水音。


彼女「やだ・・・びっくりした。

・・・後輩くん、キスうまいね・・・」

(え?そうなの?)

彼女「後輩くんの触り方・・・優しくて気持ちいい・・・」

シーツの音と、時折軋むベッド。


後輩「そう、ですか・・・?場所とか、強さとか、指示してくださいね・・・」

彼女「うん・・・。

ちょうどいい・・・。

ぁふ。

やだ、とろけるよ・・・」

後輩は彼女の胸に吸い付いている模様。

Cカップでそんなに大きくはないが、白くて丸くて柔らかいのがたまらない。

まさにマシュマロのようなあの乳房の肌触りを、彼女が進んで他の男に味わわせていると思うと、もう・・・。


彼女「はふ、はぁ、だめ、スイッチ入っちゃう・・・」

(ああ、乳首責められてるんだな)って判る。


なんでもない時でも、冗談で摘んだりすると、「その気になっちゃうからやめて。

責任とってくれるの?」とか言い出す判りやすいスイッチ。

普段陥没気味なのに、すぐ硬く尖りだすあの宝石が、後輩の唾液まみれになってヒクヒク震えているわけだ。


「あ、やだ、そんなとこまで・・・」とか「そこ・・・すごい気持ちいい」とか、たっぷり10分もどこを舐め回されてるのか。


腋の下とか背中とか膝の裏とか、俺が普段愛撫しないところまでたっぷり唾液を染み込まされたに違いない。


彼女「やだ・・・パンツ見ないで・・・」

後輩「・・・どうして?」

彼女「だって、すごく、なっちゃってる。

お尻の方まで、染みてきちゃってるから・・・」

ってことは、ここまでパンティも脱がさずに愛撫してたってことだから。


後輩「じゃあ、脱がしちゃいますよ・・・?」

彼女「やだぁ。

見ないでぇ・・・」

後輩「それはひどいすよ。

しっかり見せてくださいよ・・・」

ニチャ、みたいな音が聞こえた(気がした)。

ぐっしょり濡れたパンティが脱がされている。


後輩「ほんとだ・・・。

すごくなっちゃってますね・・・」

彼女「・・・やぁ、恥ずかしいよぉ・・・」

彼女の声が涙声でかすれてるのは、それが嫌だからではなく、ここまでの愛撫で散々喘がされたからだ。


後輩「あぁ、これが・・・初めて見た・・・」

彼女「そ、そんなの・・・インターネットとかで散々見てるんじゃないの・・・?」

後輩「彼女さんのだと思うと全然違いますよ・・・。

それに・・・今まで見た中で、一番キレイで、一番いやらしくて、・・・一番美味しそう・・・」

彼女「え、あ、やぁ、あぁぁっ、ああぅんっっっっっ」

急に甲高くなった声と同時に、激しく蕎麦をすするような音。

彼女の汁は、濡れ始めは無味無臭だが、興奮が昂ぶってくると、ほんの少しだけ海の味と匂いを含んでくる。

恐らく後輩が味わったのは既にその状態だったと思う。

たっぷりと溢れ出した潮が、後輩の顔をテカらせながらその喉を潤すのが見えるようだった。


彼女「んぁ・・・あ。

すごい、気持ちいいよ。

あぁん、そんな奥まで・・・ぇ・・・」

そこからまた後輩の責めはしつこく長かった。

延々と、水溜りを歩くような音と途切れがちな彼女の声。

童貞の癖に中年親父みたいな奴だ。

そういえばあいつ、SEXテクニックみたいな本とか結構持ってたな。


彼女「はぅ・・・。

あ、あぁ、あ。

はぅぁ・・・ぁぁ」

しばらくすると、いつもとは声の感じが明らかに違ってることに気づいた。

俺との時は、もっとはっきりした声で「あん、ああん、あああ、ああっ」って感じで声をあげる。

大きめのクリトリスを舌で弾くのに合わせるように。

そう言えば、これだけ舐めてれば、いつもならもう3回はイッているくらいの時間が経っている。

たぶん俺より刺激がソフトなんだ。

だから急には昇り詰めない。

だけど、彼女の声は不満そうではない。


彼女「なに・・・?なに、してるの・・・?すごい、すごいよぉ。

ホントに溶けちゃうよ・・・」

喘ぎ声の合間に、ゆっくりと、寝ぼけたようなかすれた台詞。

後輩の舌と唇の動きを想像する。

見慣れた彼女のおまんこと合わせて映像が浮かんだ。

控えめな小陰唇をなぞりながら、そっとクリトリスの根本を舐め上げる。

上唇で包皮を剥き上げて、舌で包むようにその粒を撫で回す。

膣口からは絶えず愛液が垂れ流され、後輩の顎をぐっしょりと濡らしている。


彼女「ゃぁ・・・あ、あぁ、あっ。

なにこれ、なに?ちょ、ちょ・・・、んぁぁっ」

唐突に声の調子が変わった。


彼女「あ、ダメ。

だめだめだめ、ィク。

い、い、いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいっっっ!!」

悲鳴だった。

聞いたことのないイキ声。

そして数秒の静寂の後、深呼吸のような荒い息。


彼女「・・・はぁ、はぁぁ、だめ、もうだめ、死ぬ、ごめ、ちょっと、休ま、せて・・・」

これは本当に俺の彼女なんだろうか?とマジで思った。

どっかで誰かと入れ替わったんじゃないかって。

知らない反応だったんだ。

俺が知っている彼女は、「ね、イキそう、もうイッちゃう、イク、イクよ、あ、いい、イクぅっっっっ!」って感じで、割と判りやすいイキ方をする。

で、続けていると、「あ、またイッちゃう、イクよぉっ」と可愛らしい声でしがみついて来るんだ。

こんな急に何かに持ってかれるようなイキ方は見たことがなかった。


後輩「ごめん、彼女さん・・・。

俺、我慢できない・・・」

彼女「え?だめ、今されたら、おかしくな・・・っちゃう、ちょ、ちょっと待って・・・」

後輩「・・・おかしくなった彼女さん、見たい」

俺からすると十分おかしくなってるんですが。


彼女「ゃだ意地悪・・・。

あ、そんな、当てないで・・・」

後輩「じゃ、先っちょだけ・・・」

彼女「んぁっ。

やだぁ。

エロいぃ・・・」

くちゅ、くちゅ、と先端だけ入れてこね回している音。


(こいつ、余裕あるんじゃないのか?)

彼女「・・・ぁぁん、い、いいよ・・・。

入れて、いいよ・・・」

後輩「今、入れたら・・・入れただけで出ちゃうかも・・・」

彼女「いいよ・・・。

たくさん出して・・・。

入れて欲しくなっちゃったよ・・・」

後輩「・・・じゃあ・・・ゆっくり・・・」

彼女「あ、ああ、あああああ・・・」

ドロドロになった彼女のおまんこを後輩のちんぽが押し広げていく。

流石に音は聞こえないが、彼女の声がその様子を正確に実況してくれる。


彼女「すっごい・・・。

いっぱいだよ・・・。

もう動かれたらイッちゃ、あ、だめだめだめ」

ベッドが軋む音が激しくなった。


後輩「だって、彼女さんの中、熱くて、キツくて、俺、もうだめ、出る、出るよ」

彼女「あ、イ、イィ、だ、出して、いっぱい出して。

あ、あああぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!」

そのまま二人の荒い息だけが続いた。

このまま眠っちまうんじゃないかとちょっと焦った。


「あのさ・・・」と、囁くような彼女の声。


彼女「後輩くん・・・ほんとに・・・その、初めて・・・なの・・・?」

後輩「ほ、ほんとですよ。

そんな嘘ついてまでこんなこと、しません。

ほんとに」

彼女「・・・だって・・・上手すぎる・・・。

ほんとに、どうにかなっちゃうかと・・・」

後輩「え、でも、入れてすぐ終わっちゃったし・・・」

彼女「・・・あー、そこだけは初めてっぽい・・・かぁww」

雰囲気が、なんか甘いよ。

ああ、後輩がもうすぐ居なくなる奴でよかったと、流石に思ったね。


彼女「うわぁ、いっぱい出たね・・・。

これ、10ccくらいあるんじゃない・・・?」

重なってた二人が、やっと離れた様子。

コンドームチェックをしてるらしい。

ああ、忘れてた。

生はダメっていうのが今回のルール。


よかった、ちゃんと着けてたんだな。

・・・やっぱり余裕あるよなあ、こいつ・・・。


さて、じゃあ終わりかなと思ったら・・・。


彼女「じゃ・・・、キレイに、してあげる・・・」

後輩「え、あ、いいすよ、そんな、汚いし」

彼女「ww・・・だって、あたしなんにもしてないし。

下手だけど、ごめんね」

ああ、そういう風に躾けたの、俺だ・・・。


彼女「え・・・。

やだぁ。

まだ、カチカチだよぉ・・・」

後輩「だって、彼女さんが、してあげるなんていうから、一回萎んだのがまた・・・」

彼女「すごい・・・硬い・・・」

後輩「あ、うあ、そ、そんなにしたら、また・・・」

彼女「横になって・・・。

お口に出してもいいからね・・・」

ベッドが規則的に軋む。


ぎし、ぎし、ぎし。


彼女が後輩のちんぽをじゅぼじゅぼしてるリズムってことだ。


後輩「あの、すみません・・・」

彼女「え?・・・あ。

ああ・・・あたしはもういいよ・・・。

満足しちゃったし・・・」

が、サービス精神・・・ではないだろうな。

彼女もすっかりその気なんだ。

大きくベッドが軋む音がして、彼女が位置を変えたのが判った。

また水音と、時おり彼女の切羽詰まったような声。

・・・予想通り、しばらくして彼女。


彼女「ごめん・・・。

また、欲しくなっちゃった・・・。

いい・・・?」

今度は、コンドームを取り出す音らしいのが聞き取れた。

で、どうやらそのまま跨がったらしい。


彼女「はぁ・・・ん。

すごいよぉ。

後輩くんの、奥まで入ってる・・・ぅ」

ここまで約1時間半。


(・・・俺、いつまで待ってればいいんだろう)

結局、後輩が帰ってきたのは、それが終わって、更に二人一緒にシャワーを浴びやがった後。

ちょっと申し訳なさそうな、それでもなんかさっぱりした顔で、「おかげで、なんだか自信が持てたような気がします。

本当に、その、ありがとうございました」とか云いやがる。

確かに、一回り大きく見えたんだが、いや、むしろ俺が自信を失ったような。


俺の部屋に帰ったら彼女は居なくて、机の上にメモ。


『なんか、今日は顔見るの恥ずかしいから帰るね。

明日の朝、また来ます。

愛してるよ。

ちゅ(はぁと)』

シーツは交換されていて、ゴミ箱の中は空。

彼女が持ち帰ったらしい。


後輩「彼女さんは、ほんとに俺の女神です。

俺がこんなこと言えた立場じゃないですけど、ずっと大事にしてくれなきゃ困ります。

別れられたりしたら、俺、立ち直れません」

みたいなことを後輩の部屋を出る時に言われて、「心配すんなバカ」と答えた。


彼女はちゃんと翌朝、俺の部屋に来た。

いつものようにフェラで起こしてくれなくて、なんかベッドの横で座って俺の顔見てた。

やっと起きた俺が、「な、なに?」って訊いたら、「あたしのこと・・・まだ好き?」とか言う。


「バカ」つって、ベッドに引きずりこんだ。


前夜のことを聞いたら、「思ったより上手くてびっくりした。

1回だけ軽くイッちゃった」だって。

まぁ可愛いもんだ。

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