kimamamh0412000115
想いを寄せていた女性との話。

稲が青々と生長し初夏の風になびいている。

そんな田んぼの中の国道を一人、車を運転し、ふる里の墓参に向かった。


あれこれ思いに耽って運転していると、過ぎ去った想いが甦る。

まだ高校生だった頃の彼女を思い出した。

あれから30年が過ぎている。

すると彼女は48歳となっている。



無性に気になってきた。

あの頃の彼女はセーラ服がよく似合う高校3年生だった。

襞のある紺のスカートに包まれたヒップ・・・。

その豊かに膨らむヒップが男心を惹きつけ、いつの間にか彼女に恋をしていた。


毎朝7時38分発の列車で通学する彼女に一目会いたくて、自転車で家を出て、歩いて駅に向かう彼女に駅近く竹藪のある曲がり角で追いついた。

姿を見て「おはよう・・・」と交わすたったその一言・・・。

顔を合わすだけだったが、それで心は和んだ。


卒業した彼女は、その頃、僕が勤める農協に採用されるという。

それを聞いてビックリした。


二人一緒に働ける。


それを思うだけで心が弾んで嬉しかった。

しかし、それはほんの束の間、僅かに二週間だけのことに終わった。

その頃の僕は、公務員採用の知らせを待っていた身だったが、心弾んでいたそんな時に、採用の知らせが届いたのだった。


出発の前日、階段を下りていく彼女を呼び止め、「これ・・・」と、そっと二重封筒を渡した。


今のようにメールもない時代。

僕の気持ちを綴ったラブレターだった。


出発の日、職場の人が駅まで見送ってくれた。

その中に混じっていた彼女は、駅のホームの片隅で見送ってくれた。

汽笛が鳴って、SL列車はゆっくりと動き出した。


見送ってくれた人の姿がだんだん小さくなっていく・・・。

ホームの片隅で手を振る彼女の姿も小さくなっていく・・・。


列車がカーブすると駅も見送る人も、もう見えなくなった。

見えなくなると、急に切なくて胸が張り裂ける思いに駆られた。

見慣れ親しんだ懐かしい景色が、後へ後へ流れ去っていく。


その朝、彼女がくれた手紙・・・。

ポケットから出して封を切った。

彼女も秘かに僕を慕っていてくれたことを知った。

胸にこみ上げてきた。

その後何通か手紙を出したが、家族に見られるのを恐れて、その文通は次第に遠のいていった。


月日が流れて、僕も結婚し、子育てや仕事に追いまくられ、初恋の彼女を思い出すこともなくすっかり忘れていた。


あれから30年・・・。

子供も成長して手から離れ、職務も管理監督の地位になって余裕ができていた。

春の河原で水の流れを眺めていると、ふと過ぎ去った彼女が思い出された。

同窓会名簿で彼女の住所を知り、農家に嫁いでいることを知った。


胸が騒ぐ。

会ってみたい・・・。


墓参を済ませたその帰り道・・・、激しい胸の動悸を抑えて、思い切って電話してみた。

受話器の向こうから女の声が聞こえてきた。


「まぁ!本当・・・!お久しぶりで・・・」

突然の電話に彼女はビックリしていた。

それもそのはず、30年もの間、なんの音沙汰もしなかったのだから・・・。


30年ぶりに会った。

主人は出張で、帰りは深夜になるという。

居間に通され、座卓を挟んで昔話に花が咲き、時の経つのを忘れていた。

ふと時計を見ると、なんと二時間も話し込んでいた。


「そろそろ失礼します・・・」

「えっ!もう帰るんですか・・・?」

「・・・」

別れる侘びしい気持ちがお互いの顔に表れていた。


立ち上がり、手を差し伸べた。

彼女も手を出してくれて、二人は握手した。

柔肌を通して女の温もりが伝わってくる。

暫くそのまま握っていた・・・。

柔らかい女の感触が伝わる。

その温もりが男心を目覚めさせ、男が膨らむのを覚えた。

上目遣いに見つめた彼女の瞳は涙で潤んでいた。

切ない愛しさがこみ上げてくる。


そのまま抱き込んだ。

彼女は僕の胸にうずくまった。

しかしすぐその後、彼女は逃れようとして抗った。

逃さまいと強く抱き締める。


「ダメです・・・」

拒否されても男の昂ぶりは止まなかった。

そのまま抱き込んで彼女の唇に・・・。

顔を左右に振って、拒み、逃れようとする彼女・・・。


「イヤッ!やめてください・・・」

止めなかった。

さらに強く抱き締める。

股間の男が彼女の太腿に触れた。

それの硬さを彼女は感じたのだろう・・・。

暫く続いた口づけ・・・。

やがて、そのまま転げ込んだ。

覆い被さったが、彼女は足をばたつかせ激しく抗う。


「ダメです、あたし主人が・・・」

激しく抵抗される。

諦めようか・・・と思った。

しかし、ますます硬くなる男の本能がそれに勝っていた。

太腿の間に手を忍ばせ、女の昂ぶりを誘う。

足をばたつかせる抵抗を抑え込んで、5分、6分と・・・。

股間一体を弄り続けると次第に抵抗が弱まってきた。


ジーパンのチャックに手が触れた。

それを下げ、そこに手を忍ばせ、薄い布の上から愛撫し続ける。

薄い布を通して陰毛の茂みが・・・、更に手をずらすと柔らかな肉襞に触れる。

指は彼女の急所を掴んでまさぐる。

次第に彼女の抵抗が弱まった。

そのうち全く、抵抗しなくなった。


すると彼女が・・・。


「ちょっと待って・・・、ここでは・・・」

抱いていた手を緩めると彼女は起き上がって、襖を開けて次の間に・・・。

押し入れからお客用の布団を出そうとした。

手伝って敷く。

布団に転げ込んで、48歳熟女の股間の肉襞に手が触れる。


再び本格的なキス・・・、股間を愛撫する。

上半身は早くも意のまま、触られ揉まれるままになっている。

やがてジーパンを下げ、白く薄い布の上から擦り、そして布をずらそうとすると腰を上げて協力してくれた。

すべて脱ぎとる・・・。


48歳とは思えない滑らかな肌・・・。

股間に拡がる黒い陰り・・・。

極度の興奮で焦っていた。

そこは十分に潤んでいた。

覆い被さり、そこに触れ、肉襞に埋め込んでいく。

案外、すんなりと迎えてくれた。

律動を繰り返す。

極度の興奮のあまり、5~6回突いたら白濁は飛び出し、奥に注ぎ込んだ。


あまりの早さに取り残され、まだ達していない彼女・・・。

射精した後の気怠さに、暫く放心状態となる・・・。


数分して、再び指先で彼女の急所を愛撫し続けた。

カラダを捩り、次第に昂ぶる女の表情・・・。

それを見て、男は再び硬くなり完全に甦った。


妻と違う女の感触に興奮し、急所を愛撫し続けていると、何度か体がビックッ!・・・ビックッ!・・・と反応し、硬直していた。

その時、何回か静かにイッていたのだろう。


「いい?」

「・・・」

彼女は無言で頷いた。


グッと腰に力を入れると、柔らかく温もりのある肉襞に包まれる。

浅く・・・深く・・・急所を掠めながら・・・力を込めて奥も掻き回す・・・。

上から彼女の表情を見つめながら、深浅強弱を繰り返す・・・。

一度射精しているので、今度は律動が続けられる。

声こそ出さないが必死に耐えているようだ。


深浅強弱を30回、イヤ50回は突いたろうか・・・。

その間、数回彼女の顔が引き攣った。

イヤイヤするように顔を左右に振りながら強く絞り込まれた。

それに堪えられず、ついに吐精。

彼女も力尽きて体を投げ出した。


放心状態の彼女・・・動かない。

果てた彼女の顔の表情が愛おしい・・・可愛いい。

妻とは違う女の感触を知った・・・。


愉悦して彷徨う彼女の顔を眺めながら思った。

田舎のことで、おそらく彼女は、主人以外の男性を初めて迎入れたのだろう。

失神して投げ出す彼女の太腿を拡げてテッシュで拭いた。


また会いたい・・・。


そう思いつつも堅い職業柄が強いブレーキとなって、あれから再び会うことはない・・・。

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