gaijineroeroe425000440
彼女との話。

今では2人の間で笑い話になってるんだけど、俺も彼女もフェラチオってどういうものかよく分かってなかった。


俺は童貞が恥ずかしくて、そこそこ経験あるフリして彼女と付き合い始めたし、彼女も無知なのにちょっとスレた雰囲気をわざわざ作ってる人だった。

お互い20代半ば過ぎなので変な見栄張ってた感じ。

初体験は何となく上手くいったので問題なかった。



騎乗位の彼女がぎこちなくて変な踊りをしてるように見えたけど、まあAVとは違うよなって思っただけだったので、お互いの経験のなさがバレる事はなかった。

ヘルスも経験ない俺は、フェラチオなるものを是非してもらいたくて、何回目かにホテル行ったときにお願いしてみた。

してもらった事がないから是非、とは言えない。


さりげなく、“さらっと”なつもりで、「口でしてよ」って言ってみる。


彼女「えっ・・・!」

この時点では俺は、彼女は結構経験あると思ってるので、びっくりしてる彼女にびっくり。


ごく普通にしてくれるもんだと思ってたけど、フェラチオって意外とアブノーマルで特別なプレイなんだろうか?
凄く変な奴とか変態とか思われたんじゃないだろうか!
何か言い方がダメかったんだろうか!

でも怯んではいけないと思って・・・。


「あまり好きじゃない?」などと余裕ぶっこいて、笑顔で優しく言ってみた。


「ううん、そんな事ないよ~」と彼女も余裕顔を作った。


実際彼女は一回やった事はあるっていう程度なのに、慣れてるフリをしていたわけです。

この時点では、フリだって事を俺は知らない。


上手にしゃぶってくれるもんだと思って期待に胸を膨らませる。

でも落ち着いた風に服を脱いだ。

期待で凄くドキドキしてるのがバレないようにしながら、俺は全裸に。


AVで見たフェラシーンだと仁王立ちしてるのが多かったので、座ってる彼女の前に立った。


彼女は服を着たまま正座をしてた。

こういうときは女は服脱がないのかな?と思ったけど、聞いてみたりはしなかった。


彼女が俺を見上げて、あんぐりと口を開けたよ。

勃起したチンコと彼女の体を重ねるように見下ろす俺。


まずは手をチンコに添えて、ぺろぺろし始める・・・。

彼女がそうしてくれる・・・。


そう思い込んでる俺は、ただつっ立ってた。


彼女は彼女で、口をあーんしたまま、『まだ?』って感じで俺を見てる。


(何ですかこれ・・)

数秒の静寂が過ぎる。


AVのフェラは女性主導だったはず・・・。

でも現実世界では違うの?どうすればいいの?
俺が自分でチンコを握って、彼女の口に入れればいいのかな。

でも間違ってたら恥ずかしい・・・。


でもチンコぬるぬるびんびんで、もう我慢できない。

彼女も待ってる感じだから、間違ってるって事はないだろ。


俺は恐る恐る、彼女の口にチンコを“かぽっ”ってはめ込んだ。

彼女が特に反応しないので、まあこれで合ってるんだろうって思った。


(いや、でも、反応なさすぎる!)

舌が当たって気持ちいいけど、ただ当たってるだけ。

ぺろぺろしてくれない。

ただ固定されてる穴に、チンコ入れただけって感じ。


(このあとどうすればいいの?)

軽く腰振ってみた。

彼女は特に拒否しない。


(これでいいらしい・・)

ほんとにいいのか?
フェラってこういうものなのか?
なんかおかしくないか?

そう思ってたら出ちゃった。


精子を口から溢れさせながら、彼女がごふごふ言った。

びっくりはしてたけど嫌がらなかったので、口に出すのはいいみたい。

安心して最後まで出し切った。


(勢いでイッちゃったけど、フェラってあまりいいものではないな・・・)って思った。


彼女は口を押さえてバスルームに行った。

歯を磨いて戻ってきてくれたので、キスして、それからもう一回普通にセックスした。

普通に気持ち良かった。


後で知ったのは、彼女が元彼にされてたのは、いわゆるイラマチオだった。

俺が頭を掴んでガボガボやらないので、優しい人だと思ったらしい。


後日、変な見栄張ってた事を打ち明けて、お互いに謝ったあとは、2人でAVを見るようになった。

やっぱこれが普通なんだよ!と、フェラのシーンを見て2人で笑った。

色々見て、色んな体位があるんだなーって彼女は感心してた。


見栄張る必要がなくなってからは、素直に色んな事を吸収してくれた。

今までの反動と言うか、2人にとってAVの世界がセックスの標準になった。

レイプ物とか露出物とか3Pとかは、見ないので大丈夫です。

体が痛そうな体位以外は、顔射とか食べたり飲んだりとかも、彼女は色々受け入れてくれた。


何にも知らないくせに慣れてるフリして実はぎこちないっていう最初の頃のセックスは、今ではいい思い出。

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