0649
いつも相談に乗ってもらってる地学の先生がいた。

若い男の先生で、男女関係なく生徒からも人気があった。


地学室の隣に地学準備室があって、放課後なんかはいつもそこでくつろいでた。

普段なら友達も一緒で、お菓子を食べたりしながらおしゃべりを楽しんでいたけど、その日はたまたま私と先生の二人きりだった。

私は当時、彼氏と別れたばかりだったが、未練が残っているらしい彼氏に困っていた。

そのことでU先生にはかなりプライベートなところまで相談していた。


その日も、ホームルームが終わった後、元彼に言い寄られ、イライラしながら地学準備室に駆け込んだ。


「先生!またT(元彼)に話があるとか言われたよぉ。

正直もう嫌なんだけど」
「Tもしつこいなぁ・・・。

二人、そんなに長くなかっただろ?」

私たちは付き合って3ヶ月もしないうちに別れた。

でも、その間にエッチは何度もしてた。


「私じゃなくて、体に未練があるんじゃないかな?」

苦笑しながら言うと、「そういう奴って・・・本当に別れて正解だよ」と、U先生は真剣な顔をして言った。


優しいなぁ、と思った。

甘えちゃいたい、とも思った。


「ねぇ、先生。

ちょっと寝ていい?」

そう言って、部屋の中のソファーに横になる。


「いいけど・・・爆睡するなよ?」
このまんま、エッチまで展開するのかな?しないだろうな。

先生は先生だし、いくらなんでも・・・。


そんなことを考えながら、私は見事に爆睡した。

変な感触に気づくまで。


U先生が私の制服に手をかけていた。


「・・・ん・・・先生?」

しっかりと寝ぼけていた。

脱がされているのか、毛布をかけようとしてくれているのか。

キスされてから気づいた。


「ん・・・ふ・・・ぅ」

U先生の舌が入り込み、息がうまく出来ない。


「ちょ・・・せん・・・せっ」
「ごめん・・・なんかすごい・・・無防備だったから」

そう言うと先生は、そのまま私のスカートの下に手を入れ、長い指で太ももをなぞった。


「やっ・・・」

声を出すと、先生は私に覆いかぶさったまま俯いた。


「やっべ・・・」

(何が・・・?)

聞こうと思っても、またキスされる。

Tのキスなんかよりずっといやらしいキスだった。


先生の右手は下着を脱がそうとしていて、左手では胸を揉んでいた。


「・・・んっ・・・いき・・・できないよっ」
「Mが誰にも言わないなら、最後までいくよ?」

(先生ならいいかな。

もうどうせ、ここまで・・・。


制服はスカートを残してもう身に着いていなかった。

ブラと、スカートだけ。


ここまできたら・・・と思った。


「いいよ。

U先生だし」

U先生はそれを聞くと、何も言わず私の首元に吸い付いた。

そこから少しずつ先生の口は下りて行き、胸に辿り着く。


「あんっ・・・」

自分でも珍しいほどに声が出てしまい焦った。

先生は上目で私を見ながら乳首に噛み付く。


「きゃっ・・・ぁ・・・」

その間にも右手は下を弄っていた。


「もう・・・ぁ・・・せんせ・・・んぁっ」

右手に合わせて、左手に合わせて声をあげる。

やらしい声、と笑う先生を見ると切なくなった。


「ねぇ、彼氏にもこんなことされてた?」
「ううん。

Tはいつも脱がせてキスして入れるだけ」

最後に抱きしめて・・・。


「愛してる」

「Tなんて・・・ぁっ・・・ぁん・・・」

まともに喋ることができないくらいに、U先生からの攻めは続いた。

胸を吸いながら腰をなぞり、下を弄りながら乳首に噛み付く。


「も・・・だめ。

先生・・・だめだよぉ」

次の瞬間、先生の指が中に入るのを感じた。


「きゃぁぁっ・・・んぁぁんっ・・・はっ・・・ぁ」

こんなに前戯をされたことはなかった。

思考が虚ろになっていくのを感じた。


「随分、声出るのな。

まだ一本だよ?」

先生の指は長い。

友達だってみんなそう言っていた。

私の内壁をなぞる先生の指はいつの間にか二本になっていた。

中をめちゃくちゃに掻き回す先生の指に、私は声をあげ続けていた。


「いやっぁぁぁん!・・・ぁっ・・・もう・・・先生、だめ・・・」
「いいよ、イっても」

そう言うと先生は一際大きく指を曲げた。


「ぁぁぁぁぁんっっ」

いやだ、イけない。

そう思って先生にしがみつく。


「いやだ、先生。

入れて・・・ぁっ・・・」

先生は指を上げて私に舐めさせた。


“ちゅぷ”と音がする。


綺麗になった指でシャツを脱ぎ捨て、先生はまた私に覆いかぶさる。

私の足をM字に開くと、口を近づけ息を吹きかけた。


「ひゃぁぁんっ・・・」
「うわ、声えっろ・・・」

「もう・・・むりぃ・・・ぁぁんっ」

きっと声を楽しんでたんだ。

先生は内腿から初めはちろちろと、入り口に近づくにつれてねっとりと舐めだした。


「ぁぁんっ・・・はぁっ・・・ゃぁ・・・」

どれくらい声が出ていただろう。

しばらくすると先生がベルトを外す音が聞こえた。


「Mの声、えろいな。

Tに聞かせてたんだ?」
「そんなことない・・・ゃっ・・・」

先生は大きくなった自分のものを私に当てながら体のあちこちを指でなぞる。


「おねがい・・・もう・・・だめぇ・・・」

先生のものは私の入り口に入るか、入らないか刺激し続けていた。


「Mってば可愛いのな」

そう言うなり、先生が入ってきた。


「ぁぁぁぁぁんっ!ひゃっ・・・あああ・・・!」

奥まで突いてくる先生。

Tなんかとは違う。

こんなところで大人を感じた。


「はっ・・・はぁっ・・・」

先生の息も荒いでいた。


「んぁっ・・・ぁぁぁぁんっ・・・せんせ、ぁぁっっ!」

地学準備室には“じゅぷじゅぷ”と、いやらしい音が響いていた。

そこからは二人とも、快楽を求めることに夢中だった。


しばらくして同時に果て、起きたときには先生はデスクに座ってた。


「・・・避妊とか、そういうのは大丈夫だから」

大人だな、先生は。


そう思って立ち上がると、まだ体にはだるさと妙な熱さが残っていた。


「今日、帰ろっかな」
「Tに気をつけてな」

「ありがとうございました」

あとから考えれば、何にお礼を言ったんだか。


終わりです。


長々とすみません。

高校のときの実話です。

その後、先生とは何度かエッチをしました。

卒業してからは連絡とってません。