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土曜日の合コンから一夜明け、サナエの家から戻ってきた俺は、携帯の電源がずっと切れていることに気づいた。

電源を入れてみると、飲み友達のヒロトからの留守電とメールが入っていた。

その内容が馬鹿らしくも、ビックリする。


ヒロトは地元の料理屋で働いているんだが、あの合コンの後ミホちゃんとHをするために、夜閉まってる自分の店を使ったらしい。

ヒロトとミホちゃんがHしてるところに、運悪く別の従業員がやってきてそれを目撃。


店長に報告。

店内でのヒロトの立場が危うくなっているというのだ。

さらに土曜日、店の女の子を連れて、合コンのためにキャバを早上がりしたミホちゃんも俺達と飲んでいるのを従業員に目撃され、クビになりそうらしい。

 


他人事ながら、若干の罪悪感を感じた俺はヒロトに連絡してみた。

ヒロトは電話の向こうで、ひどく落ち込んだ様子だった。

自分のまいた種だから仕方無いとはいえ、店長にちくった従業員には俺も腹が立った。


しかも、結局ミホちゃんも、Hを目撃されたことがショックで帰ってしまい、連絡もとれないらしい。

俺はサナエに連絡を取り、クビの件も含めてキャバ嬢側の事の次第を聞いてみることにした。


サナエもミホちゃんのクビの件は、耳に入ってきていて、ミホちゃんがクビになるなら私もあの店やめる! と憤慨していた。

ぶっちゃけ俺はサナエの声を聞きながら、昨夜のHを思い出してたわけだが。

いろいろ愚痴を聞いたりしてるうちに来週また飲もうって話になった。


1週間後の土曜日、サナエの家まで車で迎えにいった。

サナエは、先週と違い黄色のキャミソールのワンピースを着て登場した。

「おつかれ~」軽いノリで挨拶してくる。

Hをする前とした後って、やっぱり距離感がぜんぜん違うな。

俺はそんな事を思っていた。


車で俺の自宅に向かう。

酒やつまみはすでに調達してある。

何だかんだ外だと、彼女がいる俺には多少のリスクがある。

ちなみに彼女は友達グループとクラブに行っているので、朝まで問題ない。


どうでもいい俺のポリシーだけど、浮気相手に彼女がいることを隠さないようにしてる。

そっちのほうが経験上、割り切ったセフレを作りやすいことに最近気づいた。


家についてサナエと雑談しながら、ビールやワインを空けていく。

向かい合ったサナエのワンピースの太ももから、たまに黒のパンティがちらちら見え隠れする。


「パンツ見えてるぞ」「ふふ、見ないで」サナエは全然嫌そうじゃない。

冷蔵庫から新しいビールを持ってくるタイミングで、俺はサナエの横に座った。

その時サナエの携帯が鳴った。


サナエは「あっミホちゃんからだ」といい、電話に出た。

電話に出たサナエの話を聞いていると、どうやらミホちゃんはキャバを辞めたらしい。

俺はサナエにミホちゃんを今から呼ぼうと、提案した。


お互い今の時間は正直名残惜しかったけど、ミホちゃんの話も聞いてみたかった。

それから30分位してミホちゃんを駅まで迎えに行ったサナエが戻ってきた。

ついて来たミホちゃんは既に酒が入っている様子だったが、かなり落ち込んでいる様子だった。


そんなミホちゃんを交え、3人の飲み会が始まった。

2時間くらいするとサナエがうとうとし始めた。

俺はミホちゃんと二人でサナエを寝室に運んだ。

「サナエは酒弱いからなぁ」ミホちゃんがつぶやく。


急に二人きりになって、なんとなくお互い気まずい空気が流れた。

「ヒロトが連絡取りたがってたよ」「ヒロトはもう別にいいよ、今日セージくんちに来たことも内緒にしといて」「そっか、わかったよ」

「それより、サナエとやったんでしょ?」「聞いたの?うん」けっこうズバズバ聞いてくる女だなぁ。

「セージ君ってさ、彼女いるよね。

トイレにも生理用品あったし」「まあね、でもミホちゃんもいるでしょ?ヒロトから聞いたよ」

「うん、結婚してるわけじゃないし、自由に過ごしてるよ」ミホちゃんとは話が合いそうだ。

「で、どうだったの?サナエとのHは」何かミホちゃんに聞かれると何でも答えてしまいそうになる。


俺はなんて答えていいかわからず、黙ってしまった。

「はは、顔赤くなってるよ。

セージ君ってクールな印象だったけど、結構可愛いね」いつの間にか、ミホちゃんの顔が近くにある。

目と目が合い、次の瞬間キスしていた。


ミホちゃんは俺にまたがり、右手を俺の太ももに置き、左手で俺の肩をつかんだ。

激しくディープキスをした後、気がつくと右手は俺の股間に、左手は俺のTシャツの中だった。

攻められるのは慣れてないが、女の子の気持ちがちょっとだけ分かった気がした。


とにかくミホちゃんは積極的に俺を攻め立ててくる。

いつの間にかTシャツもズボンもパンツも脱がされ、靴下だけという情けない格好にさせられた。

ミホちゃんは、自分のアソコを俺の股間に押し付けるようにして、キスをしながらこすり付けてくる。


間違いなく真性の痴女だと今更ながら思った。

「セージ君、サナエが見たらどうするかな?」「・・・」「サナエも混ぜちゃう??私はいいよ。

あの子も結構エロイでしょ」俺は目の前のミホちゃんだけでいっぱいいっぱいだった。


ミホちゃんは、俺のモノを激しくしごき始めた。

ミホちゃんも着ているものを取り、パンティだけの姿になる。

間接照明の中で、ミホちゃんの細い体がえろく動いている。


ミホちゃんは俺のモノに唾液をゆっくりと垂らし始めた。

そのまま咥える。

さすがのテクニックに思わず声が出てしまう。

「サナエに聞こえるよ」ミホちゃんは挑発するようにいい、かばんを取りに行ったと思うとゴムを持って戻ってきた。


慣れた手つきでゴムを俺のモノに装着すると、下着を全部取ったミホちゃんは再び俺にまたがった。

そのまま腰をゆっくり沈めながら、俺のモノを自分のアソコにズブズブ沈めていく。

俺は完全にミホちゃんの中に挿入しきった。


ミホちゃんは小さく喘ぎながら、腰を動かしている。

キュッキュッというソファーの軋む音が聞こえ、サナエに聞こえないか心配しながらも、俺は夢中で腰を突き上げた。

「あ・・・・あん・・・気持ちいい・・・・あ」ミホちゃんと俺はまもなく絶頂を迎えた。


SEXが終わったあと、何事もなかったかのように、ミホちゃんは帰っていった。

俺は夢でも見てたかのように、一人ビールを空けていた。