kimamamh00309000288


今の嫁さん、仮に京子とは小学校3年生からの付き合い

実際は小1の時から同じクラスだったけど、当時の嫁さんはとにかく地味で人見知りする

教室の隅に居る感じの大人しい子でしかなかった。


実際小3で隣の席になるまで名前どころか存在すら認識していなかった。


 

嫁さんはメガネはしてないけど地味な子

不細工でもなければ目だって可愛いいわけでもない

芸能人で例えろといわれると特徴がなさ過ぎて例えようがない

自分の嫁さんだから少しくらい誉めてやりたいのだが・・・

まあ、僕にとってはそれでも最高に可愛く愛しい嫁なので何の不満もない

自分も別に男前でもないからお相子だし

大事な事はそういう事ではないからこの際置いておいて



とにかく最初はただのクラスの女の子

「ふーんこういう子居たんだ」程度だった。


当時の僕は京子に比べればやんちゃ小僧だった。


喧嘩もすれば悪戯もする先生には良く叱られた。


でも、生来の器用さのお陰で勉強は嫌いな割りにソコソコできた。




面白い奴、でも体は大きいし怒れば喧嘩もする奴ってことで

男子の中ではそれなりに一目置かれてたと思う

女子とも物怖じしないで良く話した。




大体となり同士になった子とは直ぐに仲良くなった。


当時から親戚にも親にも「お前は口が上手いな」とか「将来は弁護士か?」

といわれるくらい良く喋る奴だったので給食の時間は殆ど漫談状態だった。


コレが結構好評だったと自負している



んで、同じクラスになって3年、嫁と席替えで初めて隣通しなった。


今でも嫁が良く言うのだけど

あの日、担任の広美先生がノートの1ページを破いて作った

くじ引きで嫁が21番で僕が3番を引かなかったら

僕達は付き合う事もなかったかもしれない

因みにその時の21番と書かれた紙を20年たった今でも嫁は大事にもっている

まあ、ぶっちゃけそういう可愛い所が

未だに僕が同僚と遊ばずに真っ直ぐ定時で直帰する最大の理由になっているわけです。




さて隣の席になってもソコは地味で暗くて人見知りの嫁のこと

最初は全然喋ってくれませんでした。


話しかけても恥ずかしそうに控えめに笑うんだけど中々答えてはくれない

でも、僕はお構いなし

基本お喋り大好きな性格なので毎日毎日給食の時間ニコニコ控えめに笑う嫁に

TVの話や漫画の話を聞かせてました。




当時女の子じゃとても見ないような男の子向けの漫画やアニメの話ばかりでしたけど

嫁は楽しそうに聞いてくれました。


聞き上手って言うのか、何を話しても楽しそうなのでコッチも凄く話しやすいというか

段々、嫁に話してるだけで安心するようになっていくんですよね



嫁もそのうち僕の好きなTV番組やアニメや漫画を見るようになってきて

少しずつだけど会話も弾むようになりました。


とは言え周りが気になるのか小声でしたが



3年生はそんな感じで終了

席は離れ離れになったけど、クラスは同じで4年生になる頃には本を貸し借りしたり

その本の間にちょっとしたメッセージを書いた紙を挟んだりしてやり取りしてました。


僕達2人の最初の絆は本でした。




大っぴらに2人っきりで話をしたりデートしたり家に遊びに行ったり

そんな事はとても出来ない小4の二人にとって

本を貸し借りして同じ本を読み、そしてその本のページにちょっとしたメッセージを

挟むことが唯一の絆でした。


本の貸し借りは簡単でした、お互い朝早く7時前くらいに教室に行けば

殆どクラスメイトは来ていないのでその僅かな間が僕達の時間でした。




この頃のメッセージはとても他愛のないものでした。


「好きな食べ物はなんですか?」とか「血液型は」とか

でも、毎回メッセージを送りあいそしてその答えが返ってくるのを

とてもドキドキしながら楽しみにしていました。


当然というかなんと言うか、嫁はその時のメッセージも全部大事に保管しています。


流石に「そこまでとっておかなくても・・」と言ったら

「流石にソウ君に引かれるかなとおもって、結婚前に一度捨てようと思ったんだけど・・捨てられなかったの」

と寂しそうに言うから、胸キュンしてしまいました。


今では結婚記念日にメッセージを2人で読み返したりしています。


これが又当時を思い出してHが盛り上るんですが・・



4年生の夏休み初めて嫁の家に遊びに行きました。


一緒に宿題をする約束をしてたからです。


3年生まで夏休みの宿題は夏休みが終わってから始める僕が

その年生まれて初めて夏休み中に夏休みの友を仕上げる快挙を達成

毎日のように嫁の家にお邪魔して

2人で宿題をするうちに、嫁の方のお父さんやお母さんにも気に入られました。


嫁はとにかく大人しい子だったので親として心配だったのでしょう



活発な僕と友達だというのは親として嬉しかったようです。


成績も僕の方がよかったので宿題とか結構見てあげたのも好印象だったらしく

夏休みお互い旅行に行ったりする以外はほぼ毎日一緒に遊んだり

宿題をして過ごしました。


一度嫁のお父さんに連れて行ってもらい、海に行きました。




クラスでは控えめな嫁も家にいる時や両親の前だと

結構活発で無邪気な部分を見せてくれました。


海に入り、ふざけて少し深い場所に行く僕に一生懸命ついてくる嫁

足が付かなくてスクール水着姿で

僕に必死に抱きついてくる嫁に僕は初めて女の子を感じていました。


ソレまでも確かに嫁の事を女の子としてみてはいたのですが

どこか可愛い妹大事な友達というウエイトの方が大きかったのです。




今思うとこの時初めて僕の中で

好きという感情が=エッチな事という分野と繋がったように思います。




その時まで悪ふざけのつもりで何気に接していた気持ちが急に冷めて

嫁を怖がらせてる、ソレはいけない! というような気持ちが出てきて

急いで浅瀬に移動しました。


雄としての本能だったのでしょうか、性的な意識は同時に

嫁を守らねばという本能を僕に呼び覚ましたのかもしれません

この日から僕は少しだけ自分の心が変わった気がしました。




ひとしきり遊んで、帰り支度を済ませる頃には空は少し赤くなっていました。


車の後部座席に2人で乗り

お父さんがちょっとトイレに行って来ると言い残してトイレの方へ歩いていきます。


「今日は面白かったよ」

僕がそういうと、さっきまでお父さんが居たから平気だったのか

急にまた恥ずかしそうにします。




「京子ちょっと目をつぶってて」

僕がそういうと、最初キョトンとしていた嫁もゲームかなんかだと思ったのか

楽しそうにニコッと笑い素直に目をつぶります。


僕は、そっと嫁の頬っぺたにキスをしました。


最初は唇にするつもりだったのだけど、余りにも無防備に目をつぶった嫁に

ソコまでする勇気がなくなってしまいました。




嫁は少しだけビックリしたけど

直ぐに恥ずかしげに笑ってくれました。


「秘密だぞ?」

「はい」

車の後部座席で2人

夕日を背にキラキラの目で真っ直ぐに返事をする嫁が眩しくて

僕は急に恥ずかしくなってぶっきらぼうに言いました。


その日は恥ずかしくて車を降りてバイバイするまで嫁の方を見れませんでした。




夏休み後半になると宿題は殆どが終わっていて

僕達はほぼ一緒に遊ぶためだけに毎日会っていました。


嫁の方もこんなに早く宿題を終わらせた事がない子だったので

両親は大変喜んでくれました。


殆ど嫁の家で遊んでいたのですが、終わりごろは近所の神社で遊びました。




近くに公園もあったし夏休みだから市民プールだって学校のプールだって

遊ぶ場所は沢山あったのだけど

そういう場所はもれなく同級生達が居て

絶対からかわれると思った僕はあえて地味で遊ぶものもない神社で遊んでいました。




そして神社で遊ぶようになった一番の理由はあの海の日から

僕達の遊びの終わりには一つ儀式が出来たからです。


僕は毎日遊びが終わって嫁を家に送る前に

嫁の頬にキスするようになりました。


別に嫁に催促されたわけじゃないのだけど

いつも最後名残惜しそうにする嫁を慰めるような気持ちでするようになりました。


キスすると嫁の表情はパッと明るくなりました。


その瞬間が見たくて時には2~3回繰り返す事もありました。




新学期 嫁とのメッセージ交換は文通の形に変わりました。


「ソウタくんこれ・・・」

夏休み最終日恥ずかしそうにノートを僕に渡す嫁

ブルーのノートには可愛い字でソウタくんと書かれていました。


「なにこれ?」

交換日記というものをしらない僕は素で聞いてしまいました。


「あのね、交換日記・・」

「なにそれ?」

嫁は僕に丁寧に教えてくれました。


説明を聞いてるうちにそんなものがあったのか!

と衝撃を受けたのを覚えています。




なんだかもう一つ嫁との秘密が出来たみたいで

ソワソワワクワクしてしまいました。


凄くワクワクした僕は日ごろノートなんかロクに書きもしないくせに

3ページも丸々文字で埋めてしまいました。


殆どが夏休みの思い出でしたが、最初は軽い気持ちで書き始めた嫁への気持ちが

段々と行が進むに連れて加速してしまい最終的に書き終わったときには

今読み返すと僕にだけ効果のあるデスノート状態でした。


今声を出して読まれたら最終回のライト状態でしょう

ああ、ジョバンニが怖い



今ではとてもいえないような歯が浮くどころか飛び出すような台詞のオンパレード

勿論確り現在も保存されており、正直コレだけは本気で嫁に捨てて欲しいのですが

日ごろ素直な嫁がコレだけは絶対に捨てないといいます。


今では我が家のとあるソウタの禁書状態です。


かなりピンポイントですがレールガンなど比較にならない破壊力です。


物持ちの良い子に下手なラブレターを渡す事は自殺行為に等しいと思います。




さて現在僕を殺すソウタノートは、それでも当時の純朴な嫁の心を見事に仕留めたらしく

翌日キョウコと書かれたピンク色のノートには僕への素直な気持ちが

なんと6ページにわたって切々と書かれていました。


何時も恥ずかしくて言えない気持ち

学校でさり気なくしてあげたことへの感謝の気持ち

僕が覚えていない事も事細かに書かれその一つ一つにつたない子供の文章で

感謝の気持ちが書かれていました。


自分と違って明るくて物怖じしない僕にずっと前から憧れていた事

隣の席になれて凄く嬉しかった事

毎日一緒に遊べて嬉しかった事

海での事

その後の事

これからの事 そして僕のお嫁さんになりたいと





いつも言葉に出して言わない嫁の言葉が全部そこに載っていました。


それまでだって細やかな表情で僕には嫁が何をいいたいのか

したいのかは何となくわかっていました。




解っているつもりでした。




でも、それでも多くの知らなかった事

京子という女の子が何を考えてどう思っているのか

赤裸々な文章が僕に教えてくれました。


そしてそんなにも前から僕の事を思ってくれていた京子が本当に大事に思えました。


僕は又京子が好きに成ってしまいました。


僕のノートは死のノートでしたが、京子のノートは僕に全てを教えてくれる聖書でした。




僕達に秘密はありませんでした。


どんな事も些細な事も、学校で大っぴらに話せないもどかしさを

これでもかとぶつけ合いました。


半年でノートは2人で6冊を消費しました。




休日は京子の家で宿題お昼をご馳走になって遊ぶというのが常でした。


そのせいか良く遊ぶ男友達とはすっかり疎遠になっていました。


幸い僕の男友達はみな大人びていて理解がいいやつ等で

知っていても知らないふりをしてくれました。




5年生に進学しても交換日記は続きました。


最初の盛り上がりは流石に落ち付きだいたい毎回1ページずつくらいになりました。




というのもこの頃になるとクラスでもチラホラカップルが出てきたからです。


カップル同士はなぜかお互いわかるんです。


自分達と同じような空気の男女と目が合ったり

同じように隠れてコッソリあったりする場所でばったり会ったり

女の子同士の情報網から聞き及んだり

何だかんだで僕のクラスでも4組がカップルだったりダレかしら彼氏彼女がいる事が解ったのです。




お互い同じ悩みを持つ仲間意識か

それまで特別仲が良かったわけでもないのに

段々とその4組のカップル間で親睦が深まっていきました。


そのメンバーだけで集まって見張りしあってイチャイチャしたりしました。


地味で活発な子達と上手く仲良くなれなかった嫁も

カップル同盟の繋がりから本格的に女の子界へデビューみたいな事になりました。


元々、容姿は普通なんです。

明るくすれば結構可愛い嫁は

上手く女の子達と打ち解けたと思います。


それに彼氏がいるというのはソコソコステイタスらしく、一目置かれたりするようです。




「ソウ君は結構人気あるんだよ・・」ある時嫁の家で勉強してる時嫁が言いました。


「3組の○○さんとかソウ君のこと好きなんだって・・・」

「へー・・」まあ、そう言われていやな気持ちはしません

僕が少しニヤケタのが気になったのか嫁が睨んできます。


「・・・・・」

「どうした?」

「いま○○さんの事考えてたでしょ」

自分から言い出しておいて想像したら怒るので理不尽です。




「京子が言うからだろ」

僕が強めに言うと

「だって・・」

シュンとなって口を尖らせます。


嫁は地味な自分のビジュアルをこの頃から良く気にするようになりました。


カップル同盟の他の子達と自分を比べてそう思うようになったようです。


少しずつお洒落を気にかけるようになり部屋に行くたびに段々と大人びた物が

部屋に増えるようになっていました。






「いつも言ってるだろ俺は京子が好きなの、他の子は関係無いの」

「はい・・」

「ほら、こっちこい!」

「きゃっ・・」

僕はそういうと京子を抱え上げてそのまま抱きしめます。


僕はこの頃すでに身長は168センチ

それに比べて京子は140センチソコソコ位です。


2人で歩くと兄妹だと思われました。




「俺を椅子にしていいのは京子だけだよ」

抱き上げてベットに腰掛けて膝の上に嫁を座らせて

後ろから抱く形になります。


あの頃から嫁も少し身長は伸びたものの、僕も180cmを超えたので

嫁は今でもコレが大好きす。


機嫌が悪くても強引に抱き上げてこの体勢に持ち込んで優しくなだめれば

大抵の事は許してくれます。


「京子・・」

「はい・・」



この体勢になって後ろから呼ぶと上半身だけを捻って

コッチを上目使いに見上げるようになります。


この感じがたまらなく可愛い、例えると子猫や子犬が

「なに?」とクビを傾げてる感じにそっくりです。


僕は覆いかぶさる感じで体をまげて京子の唇にキスします。


京子とは5年生になった時に例の神社で初めて唇にキスしました。


それからはホッペではなく唇へのキスが僕達の儀式になっていました。




「ソウくんドンドンカッコよくなるから・・・」

数回のキスのあとぽーっと下顔で京子が言います。


「馬鹿wただ身長伸びだだけじゃんww」

「でも多分○○さん以外にもうちのクラスにも結構ソウくん好きな子いると思う・・」

「なんか嫌がらせとかされた?」

丁度その頃彼氏をとったとかとらなかったとかで別のクラスでちょっとしたイザコザが

あったことをカップル同盟のメンバーから聞いたところでした。


「ううん・・A子ちゃん達と最近仲がいいからかな、そういうのは無いよ・・でも」

「でも?」



「うん・・何となくだけどF子さんとか・・」

F子は僕がクラスでたまに喋る子でした。


「私がソウ君と居るとすごい見てる気がする・・・」

「ふーん・・」

F子に対しては僕は殆ど関心が有りませんでした。


普通のクラスメイト話しかけられれば話をするし、という程度のものです。


「そういえばF子ってどんな顔だっけ?」



「えー・・ソレは一寸酷い・・」

嫁はあきれた・・という顔で僕を見上げました。


「馬鹿お前の顔だけ解ればいいだろ」

「えっ!」

思わず言った台詞でしたが、急に恥ずかしくなりました。


それ以上に嫁の顔が耳まで真赤になります。


ココまででお分かりでしょうが、僕達はバカップルです・・

嫁はこの手の甘ーい台詞にヤタラ弱くフニャフニャになります。




「馬鹿、お前そんなに真赤になると余計俺がはずいだろ!」

「うー」

嫁は真赤な顔を隠そうと僕の胸に顔を押し付けて隠そうとします。


そうしているうちに体勢が崩れてベットに寝転ぶ形になり

嫁も上に覆いかぶさってきました。


「なんか京子に襲われてるみてーだなw」

「もー!ソウ君最近Hだよ!」



確かに最近の僕は人目を忍んで結構大胆な事をしていました。


学校でもこっそり教室で強引に行き成りキスしたり

最近目立ってきた京子の可愛いお尻を包むブルマを指ですれ違いざまに突いたり

パンツチックと称してこっそりスカートめくってみたり

「ごめん・・嫌だった?」

「・・・・・」

僕が少ししおらしく言うとそれ以上責められない嫁

この頃は僕や嫁自身自覚は全くなかったのですが、嫁はドMです。


逆に僕は根っからのドS、自慢ではないですが

女性の方から責められるとチンコがたちませんそのくらいSです。




「嫌じゃないよ・・・」

暫く黙って見つめてると何とか言葉を搾り出す嫁

それまでは黙っている嫁を甘やかして追求しなかったのですが

この頃から僕は、本当に聞きたい事は嫁が答えるまで黙って見つめる作戦

を使うようになりました。


嫁はそうされると言わねばならないという気持ちになるらしく

結局本音を自白してしまうのです。




「なあ、B達ってもうエッチしたって知ってる?」

抱き合ってベットに横たわり胸に京子の重みを感じていると段々ヘンな気持ちに成ってきました。


「えっ・・うん・・B子ちゃんがB君としたって言ってた・・」

「セックスってどんな感じかな・・・」

「ちょっと怖い・・・」



「でも・・」

「でも?」

「エッチなキスなら・・できる・・かも・・」



京子の意外な発言に僕はハッとしました。


僕も流石にセックスは無理だと思っていたのですが

いわゆるディープキスなら京子も許してくれるのではないかと思っていたからです。


でも、ディープキスの存在を知らないかもしれない嫁にどう説明したものかと悩んでいました。


強引に抱きしめたり、キスしたりしておきながら

そこから強引に舌を入れられないのは流石小学生だったと思います。


なんとなくエッチなキスというのはエッチな行為に近いことで

キスをする間でも相手の承諾なしにはしてはいけないラインに思えたのです。






「してみる?」

「はい・・」

僕は返事を聞くとまず軽くキスをします。


そしてB君に教わったり漫画でちょっと読んだ知識で

京子の口の中に舌を入れてみました。


僕の舌が入った瞬間 嫁の体が少しだけブルッっと震えたみたいでした。


後で聞いたら少し濡れてたみたいです。


この頃既に僕も嫁もオナニーはしてました。


僕自身夢中だったので解りませんでしたが

嫁は僕のが固くなってるのは何となくわかったみたいです。




凄くぎこちないものでしたが

2人ともその行為に夢中になっていました。


とにかく凄く気持ちが良かったのです。


ぬらぬらとお互いの舌が口の中で動く感じ

ああ・・いま俺達すごい事してる!口の中凄い事になってる!!

京子の舌が口の中にある、舌と舌が絡み合ってる!!

まるで本当にエッチをしてるような気分でした。




すごい長い時間に思えるほど二人とも息が乱れるまで

夢中で絡ませあっていました。


「はあはあ・・・」

京子が先に息があがりました。


苦しそうです。


「大丈夫?」

「うん・・はぁ・・・でも・・すごいドキドキして・・私倒れそう・・」

なんだか凄く辛そうでした。




辛そうな嫁を抱いたまま暫くゆっくりして

嫁が落ち着いてからその日は家に帰りました。




随分後になってH中に白状させましたがその後僕が帰ってから

一人でオナニーしたらしいです。


京子は小学生のクセにエロイねって言ったらビクビクイっちゃいました。


その話は又後日





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5年生で嫁さんと初ディープキスを経験してから早1年もう直ぐ卒業の6年生の話



すっかりその気持ちよさにはまってしまった僕と嫁は

人目を盗んではあっちこっちでチューチュー頻繁にやってました。


最初は心配になるほどだった嫁も

段々と慣れてきて結構大胆に舌を動かすようになってきました。




嫁に少し変化が出てきたのが頃の頃です。


日ごろは今までどおり控えめで恥ずかしがり屋なのですが

なんというかスイッチが入るようになったというか

僕と2人っきりの時は少し大胆になってきました。




と言っても積極的に襲ってくるというわけじゃなくて

凄く襲ってオーラみたいなHな雰囲気を出すようになってきたのです。


例えばそれまでの嫁は

僕がクラスメイト・・ソレこそ女子は勿論男子とすら仲良く話していると

ヤキモチを焼いてしょっちゅうヘソを曲げていました。


当時女の子はしょうがないにしてもなぜ男子にまでヤキモチを焼くのか

不思議でしたが、後々嫁が言うには友達自体が少ない嫁にとって

僕は彼氏以上にとても貴重な友達でもあったからだそうです。




そんなヤキモチの焼き方がかわってきたというか



嫁が僕に構って欲しくなると目が明らかに何時もと違う感じなって

大抵は8割は僕から誘う事の方が多いのですが

時々凄く押さえが利かない感じになって

クラスで皆と喋ってる時もなんか何時もより口数が減ったりして

如何したのかな?と思って注意深く見ると

なんというか凄く甘ったるい目になってて、顔や表情は何時もの笑い顔なのに

目だけが全然違ってるのです。


嫁の気持ちが透けて見える僕としては

僕だけにしか伝わってないだろうなと思いつつも

なんだかみんなの前で「Hなことしよう!」と堂々と発言されたような

(おいおい大丈夫かよ)という焦りすら感じました。




勿論、最初はわからなかったのですが

段々と構って欲しいのが解るようになり

それが、嫁に女を本格的に感じた瞬間かもしれません

カップル同盟繋がりで

それなりに女子の中心部に入り込んだといっても、何時もは地味目の大人しい嫁が

影でいっぱしに大人の女みたいなオーラを感じさせる一面は

ソレが誘いうけみたいなものでも、やっぱり迫力が有ると思いました。




自分が積極的な子よりこういう襲ってオーラ出すような子が好きなのは

多分嫁のこういう性格が僕に影響したのか

元々僕がそういう子が好きなのかちょっと解りませんけど

とにかくそういう嫁の変化は僕もいっそう大胆にしていきました。




性教育も始まり、エッチに興味を持つ事大の小学6年生

目の前には嫁との3回目の夏休みが控えていました。




夏休み近くになってくると僕達は2人っきりでの遊びを色々と計画してたりしていました。


勿論お互いの家での勉強は例年通り

海水浴、バーベキュー、今年は嫁のお父さんの誘いで両家、家族ぐるみで温泉旅行

それに加えてカップル同盟で特に仲のいいメンバーとカラオケやグループでの遊園地

嫁も僕も凄く楽しみにしていました。




そして何よりお互いはっきり口にしませんでしたが

この夏休み中に多分Hなキスの先に進む予感がありました。


それまでだって僕はキスの最中に盛り上りすぎて

嫁の胸やお尻を無意識にさわり捲くる事が有りました。


なによりその行為を嫁は嫌がるどころか

僕が嫁の体をひと撫でするごとに体から見る見る力が抜けていくのです。


最初は緊張してるのに、抱き合い舌を絡めあっているうちに

嫁の体は僕の腕の中でふにゃふにゃになっていきます。


嫁流に言わせると「ふわふわでトローンになるの」との事

要するに意識が体だけ残して空にフワフワ飛んでいくらしいです。




というわけで、やる気の塊の僕に抵抗する気全くなしの嫁

場所とタイミングが合えばもう何時そうなっても可笑しくないところまで来ていて

そして夏休み、2人っきりになれる時間と盛り上るだけのイベントは山ほどありました。






夏休み始まって直ぐ僕達は皆で映画を見に行きました。


ドラゴンボールとドラえもんの抱き合わせ上映です。


僕達が6年生の頃は丁度ジャンプ黄金期で、るろ剣が読みきりで掲載された時期

ジョジョや幽々白書が盛り上ってたりDBがフリーザ編だったり、ボンボン坂が載ってたり

目次ページが超豪華な時期だったと思います。




この映画を見に行こうとなった経緯は良く覚えていないのですが

学校でチケットが配られてたようなきがします。


それで丁度いいから皆で見に行こうよと誰かが言い出し

特に反対意見もなかったためいくことになりました。




映画は凄く面白かったのですが、困ったのは嫁でした。




嫁は最初こそ頑張ってみていたらしいのですが

暗い場所で長編映画・・・

嫁は一番楽しみにしていたドラモンが始まる頃には

僕の方に頭を預けてスースー寝てしまっていました。


「おい、ドラえもん始まるよ・・・」

と何度か小声で揺すりつつ起こそうとしたのですが、周りの手前大声を出す事もできず

「ん・・やだぁ・・」と

どうやら家で2人っきりの夢でも見てるのか、甘い声で寝言を言うので

これ以上何を言い出すか解らないと思い起こすのは諦めました。




ドラえもんもドラゴンボールも面白かったのに

嫁はピッコロがゴハンのピンチにカッコよく登場してやられる所は見ていたけど

べジータがカッコよく登場してやられた所から完全に見逃し

ゴクウの活躍の頃には完全に夢の中でした。


ドラえもんが始まったので起こそうと努力したものの

のびた君がいつも通りどらえも~んと泣きついて行くくだりで「ん・・やだぁ・・」と言われ

僕もどらえも~んと心の中で叫んだわけです。




このエピソードは同窓会などで顔を合わせたとき当時のカップル同盟の間で

語り草になっていて(因みに未だにカップルなのは僕等くらいで、他は皆別々に結婚してたり離婚してたり色々)



とくに全部が終了して皆がぞろぞろ席を立ち始めたところで

やっとその騒々しさで目を覚ました嫁が

「もう映画おわったぞ」という僕に

「ん・・ソウ君・・トイレ・・・」と言いつつ抱っこーみたいなジェスチャーをしたくだりは

未だに僕と嫁を赤面させるわけです。




このことをからかわれた嫁は本当に何も覚えていないらしく

「あんたトイレの世話までソウタ君にさせてたわけ?w」という女友達に

「そんな!ちがうよ!もう本当に覚えてないんだもんなにそれ!」と憤慨していました。






結局大人になってもう一度見直そうとDVDを借りてきて二人で見たのですが

嫁はもう寝そうになるのを堪えつつ見よう見ようと努力して

結局最後まで見たのにうつつだったせいではっきり覚えていませんでした。


嫁は基本的にテレビ画面が苦手らしく長時間見てると眠くなるようです。


起こしてねと頼まれるのですが段々面倒になってくるので最後は

寝かせたままにしています。


そんな感じなので2人でDVDを見る場合、嫁が如何しても見たい奴は

殆ど2~3回くらいみなおし必須だったりします。


まあ、一生懸命ねないように頑張ってる嫁も可愛いのでいいのですが

こういうのが我慢できない男性は多いのは理解できます。




逆に遊園地ではとにかく絶叫マシーンに乗りたがるので困りました。


と言うのも僕は苦手だからです。


大きい体して情け無いのですが、若干高所恐怖症の気があるのと

体が大きいせいかなんかあのコースターの座席が今一しっくり来ないというか

しっかりガッチリはまってない気がします。


だから動いてる時とかにすぽっと落ちそうで怖いの何の

速さそのものよりそっちの方が怖いと言うのが本音です。




とにかくフラフラになりながら女の子達につき合わされました。


日ごろホラー映画とか怖い怖いとかいってようみもしないのに

なんでジェットコースターが怖くないのか理解にくるしむ





あの神社にも相変わらず2人で行きました。


昔みたいに石を集めたりどんぐり拾ったりはしなかったけど

近所の駄菓子屋で買ったブラックモンブランと嫁はカップのカキ氷

とっても暑い日で2人で神社の屋根の日陰に腰掛けて食べました。


セミが五月蝿くないていて、木の葉の間からキラキラの日差しがそそいでいました。


因みにブラックモンブランと言うのはバニラアイスの外側をチョコレートと砕いたアーモンドを

コーティングさせているアイスで、あたりが出るともう一本もらえると言う奴です。


当時これは全国区だと思ってたら大阪ではブラックモンブランと言ってもだれも知りませんでした。


「なにそれ栗のケーキ?」みたいなこと言われました。


結構衝撃でした。




嫁は棒アイスが苦手です。


食べるの遅いので手がベタベタになるし

酷い時は落ちてしまうからだそうで、小さい頃それで悲しい思いをしてから

カップアイスオンリーだそうです。




僕がブラックモンブランを食べていると嫁がじーっとコッチを見ています。


「どうした?」

「うん・・それ美味しい?」

「ブラックモンブラン食べた事無いのか?」

「食べてみる?」

「・・・・うん・・」なぜか頬を赤らめる嫁

僕が差し出したブラックモンブランに控えめにかぶりつく嫁

「美味いか?」

「うん」

「・・・・・・・・」

「どうした?」

「間接キスだね・・」

「は?なんか今さらだろw」

散々キスしてきた仲なのに今更この程度の事で

赤くなってる嫁が面白くて笑ってしまいました。




「うーソウ君・・酷いよ・・・」

笑う僕をみて頬っぺたを膨らませる嫁

ソレを見た僕はエロスイッチが入る

「な京子」

「はい?」

僕はそういうと徐に残り少ないブラックモンブランをかじり

嫁にディープキスしつつ口移ししてみる

嫁はビックリして殆ど溶けて残り少なくなったカキ氷を落とす。


「あっ・・ん」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」



嫁と僕の口の中でアイスが少しずつ溶けていく

ひんやりと甘いアイスの味とお互いの舌のヌメッとした暖かさがたまらなかった。


嫁の手はいつの間にか僕の背中にまわってTシャツを掴んでいて

僕の手は崩れそうになる嫁を支えつつ少しずつ嫁を押し倒すように倒れこむ

2人の舌の音とセミの音が交互に聞こえてきた。




「はぁ・・・・ビックリした・・」

口を離すと嫁が僕の顔の下でほうけた様に呟く

さっきより頬を赤く染めて少し息が乱れている

「お前がヘンな事言うからだよw」

「アイスの味がしたねw」

「美味しかった?」

「うん・・」



「ソウ君」

「ん?」

「私ソウ君とずっと一緒に居たい」

「なんだ急に」

「なんだろう・・こういうのシアワセスギテコワイとかいうのかな?」

「なにそれw」

「なんか前にみた大人のドラマで(嫁は昔月9ドラマを大人のドラマと言っていた)」

「女の人が言ってた・・幸せすぎて怖いって・・・」



「うーん・・」

「私ソウ君好きすぎて最近変になっちゃったかも・・」

「?」

「だって前もドキドキしてたけどそのドキドキと全然違うんだもん・・」

「前と何が違うの?」

「わかんないけど・・なんか胸がキュンキュンする・・」

「ふーん・・」

「ソウ君はそういうの無いの?」

「いや、良く解らないけど前とは違うよ俺も・・」

「どういう風に違うの?」

何時もより積極的に話題をふってくる嫁に少し戸惑う僕

何時もは僕の方から行動にだして、あまり喋らない嫁を喋らせるという形なのに

このときの嫁はビックリするくらいに積極的に突っ込んだ話をしていた。




「上手く言えないかもしんないけど」

「前は少し妹って気持ちもあったかな・・お前大人しいからほっとけなくて」

「まあ、今もほっとけないけどなw」

「うん・・」

「でも、今はそれだけじゃないかな・・ほっとけないのは同じだけど・・・」

「同じだけど?」

クリクリの目が何かを期待するように此方を真っ直ぐに見上げている

「今は・・俺がお前をほっときたくないって思ってる」



「って解り難いな!やっぱ上手くいえないわごめん」

「ううん!凄く嬉しいよ!」

嫁は何か伝わるものがあったのかそのあとは凄く嬉しそうだった。


後で聞いた話し、この頃の嫁はどうも僕が優しいから

(この辺は人によって見解の相違があるかもしれないが)

自分の事を仕方なく相手しているかもしれない・・という恐怖があったらしい

自分より沢山可愛くて頭がいい子が居るのになんで?と

僕と深い仲になっていく一方でいつか自分よりいい子が出てきた時

自分の魅力では太刀打ちできないかもという不安感が時々沸いてきたそうだ



僕としては、欲求は大体嫁で解消されていたし

他の子に目が行く事なんてなかった。


嫁といる時が一番楽しかったから他の子は本当にモブに近かったと思う

実際本格的に付き合いだしてから僕達は殆ど僕達だけで時間を積み上げてきていた。


純粋に使ってきた時間の比重で言えばこの頃の僕は

今の僕よりも格段に嫁との時間を大事にしていた。


大人になってからは如何しても仕事の付き合いもあるし

それなりに女性に声をかけられる事も増えたからコレは仕方ないかもしれないけど



でも、嫁はこの一言で凄く安心したと言ってた。


自分だけの一方的な関係ちじゃないんだって思ったらしい



「なんかエッチな事ばっかりして不安にさせたか?ごめんな・・」

「ううん・・ソウ君は悪くないよ」

二人並んで座りなす

「アイス落ちちゃったね・・」

「又買ってやるよ」

「うん・・又ココに2人でこようね」

「ここならいつでも連れてきてやるよ」



不意に嫁が頭をトンと僕の肩に寄せてきた。


「ソウ君背大きいね・・もううちのお父さんより大きいよね・・」

「まあなw最近馬鹿みたいに伸びてるんだぜ」

「ねえ・・・抱っこ・・・」

なんかやたら甘えモードな嫁が可愛いので

いつも嫁の部屋でしてやるように膝の上に乗せて抱いてあげる

するとギューッと強い力で抱きついてくる

「ずっと一緒に居たいよ」

「わかってるよw」

頭を撫でてやるとネコのように目を細める

「なんか今日甘えモード?」

「うん・・・そうかもしれない・・凄く甘えたい・・」

「最近よくそういう目で俺のこと見てるよね」

「えっ・・・?」

「意識してやってると思ってた」

「うーん・・・解らないけど・・今みたいな気持ちは最近・・良くなる・・」

「皆が居てもなんか・・・直ぐにでもソウ君に抱きつきたい気持ちになる時がある・・」

「京子にしては大胆だなw」



「だってソウ君他の子と話してるときも楽しそうなんだもん・・」

「別に他のやつ等と話してても楽しいのはしょうがないだろw」

「わかってるんだけどね・・ごめんね・・・ソウ君は私のなの!って言いたくなるの・・」

「別に謝らなくてもいいけどさw」

「うん」

「大丈夫だよ俺なんか誰もとりゃしないだろw」

「・・どうかな・・」



「俺ってそんなに影でもててるの?」

「しらない!」

「イタッ!つねる事ないだろ・・・」

「ふん!」

そういうと力いっぱい抱きついてくる少し苦しいくらいに

「京子ちょっと・・くるしい・・」

「しらない!」

「・・・・・・」



その後も暫く引っ付き虫みたいに離れてくれなかった。






海にも行った、勿論今年もお父さん同伴で

嫁は最初水着を買おうと母親とデパートへ行ったらしいが

カラフルに並ぶ子供用水着売り場で試着してみたものの

コレを俺に見せるのかと思ったら

土壇場で恥ずかしくなって結局スクール水着にしたらしい

お母さんが海へ行く当日玄関にやってきた僕に笑いながら教えてくれた。


「もー!お母さん言っちゃだめ言っていったのに!!」

「はいはいごめんなさいねw」

「別に見せたくないわけじゃないんだよ・・恥ずかしくて・・」

車の中で必死に謝る嫁

「別にいいよw」

僕が笑いながら言うと

「うーその言い方はなんか女の子としてヤダ・・」

魅力がないと端的にいわれた気がしたのか小6でも流石女の感性だった。


「結構おっぱいもおっきくなってるんだよ・・・」

高速のパーキングでお父さんが車から先に降りた隙に嫁がそっと呟いた。




僕はその一言が頭のなかでグルグルしてて

嫁の話に適当に相槌うちつつも

海につくまで頭の中で第一回嫁のおっぱい会議がおこなわれた。


実に白熱した議論が交わされた革命的会議だったが

客観的にかなり馬鹿馬鹿しいので割愛する



海に着いたらいつもの見慣れた嫁のスクール水着姿だった。


確かに去年より出るところが出てきた気がする

服の上からは結構触ってるけど実際の所、がっつリ揉んだ事はなかった。


2人で浜辺でボール投げしたりしてる時に(こんど揉んでみよう)と誓ったのだった。




因みに僕はどちらかと言うとオシリスキーだ

オッパイスキーさんには申し訳ないが嫁はそんなに立派な乳ではない

なくは無いが特筆するほど大きくはナイ、形はいいと思うけどね

結構細身の華奢な体つきだが脱ぐと結構お尻のボリュームがアル

本人は内心気にしてるみたいだが僕は大好きだとはっきり言っているので微妙な所らしい

まあ、2人でウォーキングとかもしてるので大きくてもキュとしててなかなかきれいなお尻だ

ただだらしなくデカイだけではない

嫁の尻なら何時間でも撫で回したい実に良い尻だ、髪はショートの少し長い感じ?

活動的な髪型のはずが嫁の場合はどう見ても大人しそうにしか見えない





あと指が綺麗、僕が嫁を好きだからかもしれないが

良く見ると可愛いというタイプだと思いたい

日ごろ下を向いていて人見知りで人と目を合わせて話せないから

印象が良くないだけで、笑うと凄く可愛いと思うのだが

まあ、そういう魅力は僕だけが知っていれば良いと思うので直させてない





嫁は料理が上手い

お母さんが言うには「この子はこんなだからお料理でも出来ないと貰ってくれる人いないかも」と小学校高学年から色々と教えてきたらしい

女の子の親ってそんなうちから心配するモンだろうか?



嫁は夏休み中も2人で出かける時は朝早くからおきて弁当を作ってきてくれた。


毎回凄く手が込んでて流石の僕も申し訳なくなるくらいにすごい

今も僕の弁当は嫁が作ってくれる、毎日の事だから手軽に作ってくれればと言うけど

「ソウ君がお外でプロとして仕事してるなら家事は私の仕事だからプロとしてちゃんとします!妥協はしません!」

と言われたので頭が下がった。


こういわれてプロとして稼いでこない男は居ないはずだ

一時期は職場の人が昼飯時に「今日の三宅の弁当はどんなのだ?」と見に来るくらいだった。


中には嫁さんが毎日早起きして作ってくれる事を信じない人もいて

「ドッかに愛人がいるんだろ」とか「お前が自分でつくってんじゃないか?」とか

言う人も居た。

どうも奥さんが長年ソコまでしてくれることが信じられないらしい



個人的には毎日空弁当箱渡す時に「今日も美味しかったよ、ありがとう」と一言言うだけで

いいと思うのだがどうなのだろうか・・嫁はソレで凄く喜んでくれる

たった一言で毎日美味しい飯が食えるなら安いものだ



勿論休日は出来る限り一緒に家事します。


僕も料理は嫌いじゃないのでね





そのお弁当でちょっとした事件が起きた。


その日はちょっとしたハイキングというか近所にある山登りコースを

2人で歩こうという事になった。


丁度その日はウォーキング大会みたいなことをしてて

お年寄りから家族まで沢山集まっていた。


ふもとからスタートして頂上でお昼を食べてスタンプを貰って下山するというものだ

自治体が企画したイベントで嫁のお父さんが役員だったのだ



嫁は気合いを入れてお弁当を作ってきた。


「今日のは特別なんだよ」とスタート前は嬉しそうにしていた嫁だったが

その日は記録的な猛暑だった。


そう・・頑張って頂上についたとき、その自信作の弁当は

見事に悪くなっていたのだった。


一部は食べられる感じだが、幾つかは気温の変化に弱かったらしく

明らかにヤバイ臭いがしていた。




嫁は泣いた・・せっかく作ったのに食べれなくなったとシクシク泣いた。


頂上には大会が用意した参加者に配る弁当もあった。


こっちは専用の山道から頂上へ車で運んだ物だから大丈夫だった。


参加者の多くは大体このお弁当を食べる予定だった。


皆が支給のお弁当を食べる中嫁はずっとシクシク泣いてた。


思えば最初はお父さんが「頂上まで持っていっておこうか?」

と言ったのを嫁が「自分でもっていく!」と言い張ったのも原因かもしれなかった。




「ごめんなソウタ君・・おなかすいただろうから、気にせずコッチを食べなさい」

お父さんは、そういうと僕に弁当をくれた。


「ほら・・京子も泣いてないでご飯食べよう?」

そう言っても嫁はショックなのか食欲が無いのか手をつけない



僕はそんな嫁を見ていたらどうにもたまらなくなった。


嫁が作ってくれる弁当を僕が食べて

ソレをニコニコ笑ってる嫁、今日もそうなるはずだったのに・・・

このまま今日はこういう風に終わってしまうのが悔しかった。




僕は決心した(腹壊すくらいなんでもねぇ!)

僕は嫁の持ってきた弁当箱を開けると

比較的臭いがないものを優先して食べ始めた。


「ソウタ君・・・」

お父さんが心配して止めようとする

「大丈夫です、コレはマダ食べれますから!」

「京子美味いぞコレww、でもお前はお腹弱いからそっち食えよw」

臭いは若干していたけど、口に入れてみるとそんなに味は悪くなっていなかった。


親には良く意地汚いとか食いすぎだと言われてたが、食が太い人間でよかったと思った。




「ソウ君・・お腹壊しちゃうよ・・」

「京子の作った弁当なんかでお腹はこわさねーよ、俺はそんなに弱くねーよw」

「ううう・・・」

嫁は泣きながら抱きついてきた。


「良かったな京子・・」

お父さんなぜか涙目だった。




翌日確りお腹壊したけど、京子には今でも秘密にしてる



---



山歩きでの事があってから嫁さんは勿論

お父さんも前より断然僕を信頼してくれるようになった。


前は夕食前には嫁の家を後にしていたのが

帰り際何時もより早くお父さんが帰ると

「いいからご飯食べていきなさい」と引きとめられたりした。




「ふ~んふんふー♪」

山歩きから数日、何時ものように昼前に嫁の家に行き

嫁の部屋で宿題と勉強を2人で片付けていると

嫁が鼻歌を歌を歌いだした。


「どうした?」

「なにが?」

「なんかやたら機嫌がいいな」

「そうかな?」

「うん」

「だって楽しいからw」

「勉強が?」

「うーん色々w」

「?」



嫁の部屋の中央に置かれた小さめのコタツテーブルで嫁と2人差し向かいで

黙々と問題を解いていると

嫁がテーブルの下から足を伸ばしてきて僕の足をチョンチョンと押してくる

僕が無視して問題を解いていると足の指でもみもみとしつこく足を押してくる



あんまりしつこいから僕も胡坐をかいていた足を伸ばして

嫁の足に対抗する

お互いテーブルの上ではノートを広げて黙々と漢字の書き取りとかしてるが

テーブルの下ではお互いの足を絡ませたり、激しい攻防?が繰り広げられる

既に学年でもトップクラスの体格の僕と嫁では大人と子供くらいの力の差があるので

本気でやったりはしない

結局その日はあまり効率が上がらなかった。




お昼になったので嫁と2人でお昼ご飯を食べていると

嫁のお母さんが婦人会の誘いが来て急遽出かける事になった。


「ソウ君ごめんね、急に出かけなきゃいけなくなったから、京子ちゃんの事お願いね」

僕をソウ君と呼ぶのは嫁と嫁のお母さんだけ

お母さんの方は嫁が言うのが影響したようだ



「もーなんでソウ君に言うの?私もソウ君も同じ年だよ!」

嫁がブーたれる

「はいはい、じゃあソウ君に面倒かけないでね」

面倒くさそうに嫁に言うとお母さんはイソイソと出かけていきました。


「うん!」

元気良く満足そうに返事した嫁



「あれ?今の良く考えたら酷くない?!」

とお母さんが出て行ってから気がついたらしくまたブーたれた。


どうやら嫁には「ソウ君をお願いね」と聞こえたらしい



2人で嫁の部屋に戻り、勉強道具とテーブルを片付ける

嫁の部屋には随分と僕の物が増えていた。


学校があるときも放課後は部活もしないで2人で早々に嫁の家で勉強や宿題をする

合法的に嫁の家に遊びに行く理由だったわけだが、宿題が終われば当然遊んだりもした。


余りにも毎日そんな調子だから

ゲーム機や本など一々持って帰るのも面倒だから嫁の家に殆ど置いたままだ

考えてみると嫁はそういう僕の物を実に大切に整頓しておいてくれていた。


そんなせいで嫁の部屋は一見して男の子の部屋なのか女の子の部屋なのか

解らないような感じになっていた。




外は暑い日ざしが照り付けて

セミが道路を挟んだ向かいの家の庭の木でないている音がする

昼下がりの日差しの強い時間帯

道路は行きかう人も居なくてセミの鳴き声以外はしない



僕達は部屋でまったりTVを見ていた。


「お昼からなにしようか?」

「うーん・・」

「外で遊ぶ?」

「うーん・・」

色々提案しても嫁はどうも気が乗らないらしい

「何かしたいことあるのか?」

そう聞くと嫁は答えずに

頭をネコみたいに胸にこすり付けてきた。


「・・・・」

無言で見詰め合ってると何となく嫁のしたい事がわかって

嫁をひょいと持ち上げる、嫁は驚きもしないで嬉しそうにはにかむ

ベットに運び寝かせ嫁にキスする



唇を合わせるだけの優しいでも長いキスをする

口と口がくっ付いて嫁と僕が同じ一つの生き物になったように

そのまま抱き合ってベットの上でゴロゴロする

嫁を上に乗せてそのまま2人じっとしていると

なんとも甘酸っぱい気持ちに成る

嫁が可愛くて仕方なくて本当に食べてしまいたくなる



華奢で僕の腕ほどしかない足手のサイズも全然違う

力を入れたら簡単に折れてしまいそうな手足

嫁が信じられなく壊れやすく思えてふいに胸が詰まった。




「どうしたの?」

僕の変化を敏感にとらえる嫁

「ううんwなんでもない」

鼻がツーンとしているのを堪えて笑う

理由もなしに泣きたくなった自分が恥ずかしくておどけてみせた。




理由は解らないけど僕の様子が変なのがわかったのか

嫁も無言でぎゅっと強く抱きついてくる

「ソウ君大好き・・・」

「うん俺も好きだよ」

嫁は僕の胸に耳を当てる

「うん・・解るよソウ君のここ好きだって言ってるもん・・私と同じ音がする」

「自分の音なんてわかるの?」

「解るよ、夜に寝てる時耳を澄ますと自分の心臓の音が聞こえるんだよ」



それだけ言うと又お互い無言になる

先に寝息を立て始めたのは嫁だった。


お昼ご飯でつっぱったお腹に扇風機の風が心地よく

嫁の寝息が何よりも子守唄のように僕を安心させた。




結局そのまま夕方くらいまで抱き合ったまま寝てしまった。


「まー貴方達この暑い中よくやるわねぇw」

といつの間にか帰ってきてたお母さんに起こされて目を覚ます。


「あ、お母さんお帰り・・」

寝ぼけた嫁が間の抜けた事を言う

僕は内心凄い所を見られてしまったと思ったが

お母さんはなんとも思ってないようだ



まあ服は着てたし布団の上で寝転がってただけだからかもしれないけど

「おやつにアイス買ってきたよ」

「ありがとうございます。


「ソウ君晩御飯も食べていきなさいな、帰りはうちの人に送らせるから」



そういうと部屋にアイスを置いてお母さんは下りていった。


(やった~w)嫁が僕を見ながら声を出さずに口だけ動かす。


「ソウ君と晩御飯~♪ソウ君と晩御飯~ふんふん~♪」

「何そのヘンな歌w」

「ウフフフw」

嫁は機嫌がいいと鼻歌は勿論良く解らない歌詞の歌を歌う

ソレが又音感というのが絶望的になくて

本人は歌のつもりなのに下手糞なラップみたいになっている



カラオケに行っても嫁は人前では歌わない

学校で歌のテストなどがある日は一日中暗い顔をしている

凄く下手だけど僕は嫁の歌が好きだ

どうしようもなく下手糞で音痴だけど僕のためになら一生懸命歌ってくれるからだ



「ソウ君」

「ん?」

「またギターひいて」

「うん」

僕の父はアコーステックギターを若い頃からやっていて

プロにはならなかったがソコソコの腕前だったらしい

そんな父を見て育ったので僕も小さい頃からアコースティクギターを弾いている

とは言え結局熱意がなくて本当にひけるだけ程度だったが

弾ける曲も限られてた、父に教わった古い物ばかり・・・タイトルも忘れてしまうくらいに



嫁は嬉しそうに聞いてくれた。


あんなに高かった太陽はもうすっかり沈みかけていて

あの日初めてキスした海の帰りの時のように空は夕日色になっていて

その光が2階の嫁の部屋に差し込んで部屋中オレンジ色だった。




「いいか、女の子に聞かせるなら、あまり大きな音はたてるな、囁くようにひくんだよ」

父は良くそんな事を言っていた小学生に上がって間もない子供に何を教えてるんだと

良く母が怒っていた。


嫁に聞かせるようになって、その意味がやっと解った気がして・・・

タイトルも解らないその曲を父はこういうときのために僕に教えたのだろうか

ギターの音に耳を傾けながら、夕日に照らされる嫁の瞳を見て思う

嫁ってこんなに綺麗だったかな・・僕の目が可笑しくなったのかな?



こうしてあと何回、目の前のこの女の子が昨日とは違って見える幸せが味わえるのかな

それはとても凄い事のように思える



「沢山練習したら、お父さんみたいにひけるようになる?」

まだ習いたての時、父に聞いた。


父は得意げに笑って

「練習だけしてもだめだ、いい音が出したければ、良い男になれ」といった。


ガキの自分には意味が解らなかったけど

自慢げな父がカッコよく思えた。




(嫁にもっと良い音を聞かせられるようになりたい)と思った。




両家の家族皆で温泉とても楽しかった。


朝早く両家 前日にレンタルしてきたワゴンに乗りあわせて出かけた。


父も母も 嫁の方の両親も和気藹々としてて和やかムードだった。


父も母も陽気で情熱的な人たちなので車内は盛り上った。


比較的大人しい嫁家族もそんな屈託のないうちの両親と打ち解けていった。


「ソウ君はお父さん似なのね」嫁のお母さんが言う

少し恥ずかしかったが、少し嬉しくて笑った。




嫁は僕の隣に座って車酔いと戦っていた。


温泉街は山奥にあり曲がりくねった道が続いて車に酔ったのだ

前日も楽しみでよく眠れなかったのも原因のようだ

「あんなにはしゃぐからよ」とお母さんに言われてもそれどころではない

という感じで嫁は面倒臭そうに僕にもたれかかってくる

「大丈夫か?」

「気持ち悪い・・・」

心配になって背中をさすってやる

「本当ソウ君は優しいわ・・京子には勿体無いくらい」

お母さんが言う



「いやいや、僕の見たところゾッコンなのはうちの馬鹿息子の方でしょう」

「そうよね一匹狼気取ってカッコつけてたうちの子がこんなに甲斐甲斐しいのなんて見た事ないもの」

父と母が口々に言う

「・・・・・・」

僕はこの2人が苦手だ、まず口喧嘩では勝てないし

何かと見透かされて落ち込むだけなので沈黙が吉と悟っている



暫く山道を進みもう直ぐ目的地というあたりで僕は京子がイヨイヨ限界ぽいと思い

「そろそろ近くまで来てるなら僕達こっから少し歩くよ」

「京子も歩こう、車しんどいだろ?」

と提案

「でも道大丈夫か?」

「お金持ってるし旅館の名前が解ればいいよ」

「でも直ぐ付くよ?」

嫁のお父さんが言う

「どの道少し外を歩いた方が良いし京子もう限界みたいだから」

「そうかい?すまないね」

そういって路肩に一度止めてもらい嫁と2人で降りる



「気分がよくなったらタクシーでも捕まえてきなさい」

そういうとお父さんがお金をくれる

「お父さん良いんですよそのくらいならうちが出しますから」

僕の母が言うが

「お前、そういうのは後にしろ」

と父が言うと

とりあえず嫁をよろしくと言って父達だけ先に旅館に向かって走り出していった。




嫁は車から降りると道路の脇に座り込んでしまった。


「大丈夫か?」

「・・・・ダメかも・・」

僕は周りを見回すと丁度近くに自販機があった。


「アソコに自販機あるし、ここだと日差しが強いからあっち行こう」

そういうが嫁は辛いのか立ち上がらない

僕は仕方なく嫁を抱きかかえて歩く事にした。




ソレを丁度見かけた地元の高校生ぽい集団が自転車で通りかかって

ヒューヒューと口笛ではやし立てた。


流石に恥ずかしかったが日差しが強くアスファルトの熱もあるあんな場所で

座り込んでたら良くないと思ったので仕方がなかった。




自販機の横にはベンチがあって

日差し避けの屋根が付いていた。


裏の林から心地よい風も吹いてきている

僕は嫁の好きなアップルジュースを買い嫁に手渡す。


水道もあったので僕は持ってきたタオルを水道水で濡らす。


此方も山だけあって地下水なのか冷たい

固く絞って嫁のおでこに当ててやる

「冷たくて気持ちが良い」

「ゲーしたいか?」

「ううん・・さっきまでは・・でも、このまましたら大丈夫そう・・」

「そっかお昼代分くらいはあるから夕方までには付けばいいし」

「旅館の番号もお父さんから教えて貰ったからゆっくり行こうぜ」

「ごめんね・・ソウ君・・」

「何言ってんだよお前が楽しくないのに俺が楽しい分けないだろ」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・ソウ君ってやっぱり凄いね・・・」

嫁はタオルで頭を冷やしつつ目を隠すようにして言う

「なにが?」

「私が一番嬉しい事をサラって言うんだもん」

「・・・・・・」



タオルで隠れて見えなかったけど、嫁のホッペは多分僕と同じ真赤だったと思う



暫く休んで何とか調子が戻った嫁と2人手を繋いで歩いた。


他所の町だったからか

いつも大っぴらに手を繋ぐなんて出来なかったのに

この時は気にならなかった。


なにより見知らぬ街で嫁が少し不安気だったのもある



暫く進んだら沢のような場所があって

彼方此方から温泉の湯気みたいなのがあがってた。


「少し降りていこうか?」

「うん、でもそのお前に私お腹すいちゃった」

「そうだな、なんか食うかw」

少し元気が出てきた嫁が言うので丁度チクワを焼いてるお店があって

焼きたてが凄く美味しそうだったから2人で食べた。


いつも冷蔵の冷たい奴しか知らなかった僕達は

焼きたてがこんなに美味いことを初めて知った。




「ソウ君美味しいね!」

「ああ美味いな!」

「そうだお母さん達にも買っていこうよ!」

「でも、今買うと晩飯食べられなくなるぜ、あっちもお昼食べてるだろうし」

「それに今買って持っていっても冷めるぞ」

「そっか~うー・・・」

いい考えだと思ったんだけどなぁと悩む嫁

「帰りによって皆でまた食べようぜ」

「そうだね!うん!」



「あ、ソウ君あれ!あっちにも行ってみよう!」

嫁が僕の手を握って小走りになる

「おいおい石畳で走ると転ぶぞ」

いつも大人しい嫁が凄く楽しそうにはしゃぐ

あっち! こんどはあっち!と歩き回りやっと旅館に付いた頃には晩御飯直前だった。


「あんた達なにやってたの!」

お母さんが心配してたらしく珍しく2人揃って怒られた。


しかし、怒られた以上にビックリする事を言われる



「もう直ぐ晩御飯なんだからさっさと2人でお風呂はいってきなさい!」

「ええっ!」嫁と僕はほぼ同時に驚く

「ほら!さっさとして!」

そこは旅館といっても、一部屋一部屋離れみたいになっていて

専用の露天風呂がその部屋ごとにあるというなんか凄く高級なところだった。




「・・・・・・・・」嫁は当然のことながら無言

親達は僕等がまだ小学生だと思っているのか・・・

小学生と言っても僕の体格はもう既にそのレベルではない・・

嫁は・・まあ嫁は普通の6年生だけど・・・いいのかよ?!

と何度も心の中で突っ込んだ・・・が口には出さなかった

なんか凄くやぶ蛇になりそうだったし



それに反面僕の中の男が(よっしゃあああああ)という雄叫びを上げていたわけで



のそのそと2人脱衣所に入る

嫁はさっきまでの元気のよさは何処へやら緊張して無言

中々脱ぎださない嫁、だったが僕はもう覚悟してぱぱっと脱いで洗い場に出た。


嫁は多分僕の方を見ないように反対を見てたと思う

ざーっと体を流しさっさと湯船に浸かった。


暫くして嫁も入ってきた。


大き目のバスタオルを身につけて・・・まあ、当然とは言え少しガッカリした。


「あの・・このまま入っていいかな・・・」

「うん・・・」

そういうと嫁はバスタオルを巻いたまま入ってきた。


恥ずかしがる割に僕の直ぐ隣に腰を下ろす。




「き、キレ↑イナなところだね・・」嫁の声が裏返る

嫁が顔だけ反対を向けて言う

「うん・・・」

「お、オカ↑アサンたち何考えてるんだろうね!」

嫁が此方を見て言う

「うん・・」



ソコソコの間

「・・・・・・・・・」



「でも・・・でもさ・・」

僕は正直にいう事にした。


「俺はすげぇ嬉しかったかも・・」

そう言って嫁の方をみた。


「え・・・・・・・・」



かなり長い間があった。


「わ・・・わたしも・・かな・・ぶくぶく」

嫁が最後の台詞の部分は湯船に顔を半分鎮めつつ泡を立てる



「多分こんな事もう二度とないかもな・・」

僕達が小学生だからだっただろう

もし来年もこういう機会があっても僕達は中学生

流石に一緒に入れなんて言われないだろう

それに今回の事はお互い遅れてきたから実現した一つの奇跡だった。




「あのさ・・ヘンな意味じゃなく・・楽しまないと後悔するとおもわないか?」

「うん・・・」

「よし!」

僕はそいうとザバッと湯船に立ち上がった。


「きゃっ!」嫁が短く悲鳴を上げる

「体洗う!」

僕の方が恥ずかしがってはいけないと思い意を決した。


多分見られたかもしれない嫁は直ぐ反対をむいたけど



僕は構わず上がると洗い場で体を洗い出した。


「京子お前も洗った方がいいぞ」

「で、でも・・」

「じゃあお前俺が洗い終わって湯船に使ってるときに洗うか?」

「そ、それは・・はずかしいかも・・」

「だろ・・お互い頭洗ったりしてれば恥ずかしくないだろ」

「そ、そうだね!」

そういうと嫁もいそいそと湯船からあがる



しかしその時気がついたが、せっかく巻いたバスタオル

ぬれてしまって完全に透けてた。


嫁の小さい胸とかお尻とかタオルが水で張り付いてはっきりと解った。


またソレを言うと嫁が恥ずかしがるので黙っておいた。




嫁は僕が体を洗う様子を暫くみて大丈夫だと思ったのかタオルをとって

体を手早く洗いシャンプーで髪を洗い出した。


しかし、僕はもうすっかり嫁の悩ましい姿に見とれてて途中から完全に

自分の洗うのも忘れて嫁のほうをガン見していた。




嫁は最初こそ緊張していたみたいだが

洗い出したらそっちに気を取られていて

バスタオル無しの状態で目をつぶって一生懸命髪を洗っていた。


だからふくらみかけのかわいい胸とか

その先端の可愛いぽっちも丸見えだった。


(やべっ・・・)

僕は焦って立ち上がり早々に湯船に浸かった。




嫁が洗い終わるまで反対を向いていた。


綺麗な景色日本庭園風の佇まいそういうものをみて なんとか冷まそうとした。


そうしているうちに嫁が洗い終わって湯船に入ってきた。


「もう大丈夫だよ・・」

嫁の声で振り向くとまたバスタオルを巻いたまま嫁が隣に来てた。


恥ずかしがってる割に湯船の奥側に居る僕の隣までやって来る嫁



「なんか緊張しちゃうねやっぱり・・」

「だな・・・」

「私おとうさんの以外の始めてみた・・・」

「え?」

「だから・・その・・オチンちんを・・ぶくぶく」

「あ・・・うん・・・」

「お、俺も母さん以外の女の子の裸始めてみたかな・・」

「み、見えた?」

「うん・・少しな・・」



「・・・・・恥ずかしい・・私ソウ君のお母さんみたいに綺麗じゃないから・・」

因みにうちの母は元サンバダンサーやっててスタイルが凄くいい胸もデカイ

なんというかラテン系?

「・・・・でも綺麗だったよ、胸だったその内おっきくなるよ」

「・・・・・・・」



ソレからしばらく話をして上がることに

先に嫁を上げた、理由は男の事情

嫁が着替えた後僕も上がって服を着た



2人で部屋に戻ると丁度料理が運ばれてて父達は既に先にお酒を飲みだしてた。


「いいお風呂だったでしょw」

お母さん達が上機嫌に言う

「うん・・」

殆ど嫁の裸しか覚えていなかった。




「さーお腹すいたでしょ、ソウ君大きいから沢山用意したの!食べきれないくらい!」

料理は本当に凄かったデカイ船の皿に大きいタイのお刺身が活け作りされてて

ウニやイクラ アワビにエビ 肉料理も沢山あった。




父も母も酒好きで意外に嫁の両親も酒に強いらしく

大人は凄い盛り上ってた。

すっかり意気投合して最後には

父とお父さんが同じ学校の先輩後輩だった事が判明して

肩を抱き合って校歌を歌いだす始末

子供ほっといて大人4人でお風呂にも行った。




「なんかお父さん達の方が盛り上ってるよねw」

「だなw」

部屋に二人残された僕達は並んで座って晩御飯の残りを2人で突いてた。


「このお刺身美味しいね!」

「どれ?」

「これ!」

嫁が箸で取った刺身を僕の鼻先に持ってくる

「はい!」

食べろってことなんだと思い口にする

「あーたべた!」

「え?ダメだったの?!」

「もー最後の一つだったのにぃ~」

「なんだよダメならさっさと食えよな!」

「ふふ~うそだよ~♪」

「なんだよその微妙なボケ」

「はい!コレも美味しいよ!あーん」

そういうと嫁は熊に餌でもやるように次々と僕に食べさせる



「ソウ君!私アレ食べたい!」

嫁が皿に盛られたブドウを指差す。


「食っていいよ?」

僕は恥ずかしさで、業ととぼけて言う

「もー違う!」

「なに?」

「あーん!」

嫁が大して大きくもナイ口をあけて催促する

「京子歯並び綺麗だね」

「もー!!!」

「はいはい、あーん」

「あーん!」

ブドウを一つとって嫁の口に入れてやる

「んーーー」

美味しいのか嬉しいのかニコニコしている

「もう一回!」

「えー!」

「もう一回!」

「はいはい・・あーん」

「あーん!」



以下ブドウが皿から無くなるまで続いた。




---



温泉旅行は楽しかった、結局嫁とお風呂に入ったのは一回だけだったが

それでも一緒に布団を並べて隣同士で

夜遅くまで2人でおきて薄明かりの下で色んな話をした。


いつの間にか転がって2人でくっついて寝てたので親達に冷やかされた。




しかし、旅行から帰って来てからの

僕はあの時見た嫁の裸が忘れられなくて

もう一度みたいなと考えるようになっていた。




嫁と2人で居てもつい嫁の裸を想像してしまう

抑えられない衝動が定期的に襲ってくる

2人っきりで部屋に居ると嫁を思わず押し倒してしまいたくなる

じゃれ付いてもみあってる時にそのまま嫁を裸にしてしまいたくなる

嫁も僕が少し変なのがわかるみたいだった。




時々部屋でじゃれている時、顔は笑っているのに少し怖がってるようなこわばりが

瞳に映っていた。


僕も直ぐ(冗談だよこれ以上はしないよ)と言うように笑って見せて誤魔化す。


まさにギリギリのラインの繰り返しだった。


胸やお尻を触るのはもう挨拶みたいになっていたけれど

せいぜい服の上からじゃれる時のドサクサに触る感じで官能的な要素はない

嫁もくすぐったがって笑うだけだ



でも僕は如何してもがっつり揉んで見たくて仕方がない

僕の中の勝手な嫁のおっぱい会議は第36を数えるほどになっていたが、

360度ベストの血圧で見たいという

スローガンは未だに達成されていなかった。




その年の夏一番暑かった日

嫁の家に行くとその日は朝からお母さんは出かけていて嫁一人だった。


聞くとお母さんは夜まで帰らないらしい時間は午前10時半過ぎ

「凄い汗だね」

嫁が汗でぬれたシャツを見て言う

「うん、外すげぇ暑いもん」

「部屋クーラー効いてるよ、麦茶とタオル持ってくるね」

「おうサンキュウ~」



嫁の部屋はクーラーが程よく効いてて涼しかった。


嫁はクーラーの冷気が苦手なので本当に暑い日以外は殆ど扇風機で過ごしている

僕は凄く暑がりなので僕がいる時は控えめに設定してくれている

「はいソウ君」

「おう」

嫁からタオルを受け取ると汗を拭く

ひとしきり汗を拭いたらトイレに行きたくなったので嫁に断って一階のトイレへ

ようを済ませて手を洗い階段を上って扉を開けたらその時部屋の中で

ガチャン「イタッ」と嫁が言う

「どうしたん?」

というと嫁が真赤になりながら慌てて正座しているところだった。


「?」

「なんでもないよ」

「いや、なんか凄い音したけど?」

「本当なんでもないから!!」

「???」

必死に何かを隠している嫁が変で

部屋を見回すと明らかにさっきよりテーブルがヘンな感じに動いている

テーブルに置かれた麦茶入りのコップから少し麦茶がこぼれている

どう見てもさっきのガチャンという音はテーブルに嫁がぶつかった音で

その揺れでコップの中の麦茶が跳ねたんだとわかった。




しかしなんでそんなことに?

そう思って注意深く変わったところがないかと見ていると

僕が汗を拭いたタオルが僕側ではなく嫁側のほうに移動していた。


(もしかして?)

「京子、そのタオル」

「あ、あごめんなさい麦茶こぼしちゃってコレでふこうと思ってあ、あの」

嫁はもう耳まで茹蛸のようになっていて必死に意味不明なジェスチャーで

変な踊りを踊っている

「そっか」

「うん」

「・・・・・・・・・」



「ま、いいや、そんなことより勉強しようぜ!」

「そそうだね!!」

イソイソとタオルでテーブルをふいて筆記用具を用意する嫁

暫く黙ったまま2人で勉強を始める

嫁は何とか誤魔化せたんだろうと思い安心したのか

ホッとした顔で勉強している



40分くらいしてからだと思う

「京子さっき俺のタオルでなにしてたん?」

ビックッと本当に正座したまま、嫁が2センチくらい飛び跳ねたように思えた。


「へ・・・・」

「京子・・ごめん・・バレバレだよ・・」

「あう・・・あう・・・」

またも見る見る真赤になる嫁しかも涙目

「あ~泣く泣くな!!」

僕は急いで隣に行くと頭を撫でてやる

「別に怒ってないから!!」

そういうがもう目には涙がたまりまくって今にもあふれ出そう

「別に変じゃないから!!」

「ごめんなさい・・・だってソウ君の匂い好きだから・・・」

「うん、わかったからそんな泣くなよ、俺嫌じゃないから」

「本当?私変じゃない?」

「全然変じゃないよ俺も同じ事したと思うし」

嫁を慰めるためとは言えとっさにヘンな事を言ったと思う

「本当?」

「そりゃ好きな奴の匂いは気になるよ」

「わ、私の匂いへんじゃない?」

「京子はいつも良いにおいだよ」

(何口走ってんだ俺達)と思いつつも半ばパニック状態の嫁を必死に慰める

「な、俺はむしろ嬉しかったよ、だから泣く事ないだろ」

「うん・・・」



「俺の匂い好きか?」

「うん・・」

「汗臭くないか?」

「ソウ君の匂い好き、なんかホワホワする」

嫁が可愛くて思わず抱きしめる

「良いにおいか?」

「うん大好き・・」

嫁は鼻先をシャツに押し付けてくる



因みに嫁はこの頃やっと145センチほどになっていたが

結局大人になって結婚する頃にやっと147センチで2センチしか伸びなかった。


145センチといえばボストンバッグに体が入ってしまうモームスの矢口の身長と同じで

矢口がうたばんでボストンバックに入れて石橋さんと中居くんに運ばれる映像をみて

嫁で試してみたら本当にすっぽり入って超可愛かった。


「持ち運びも簡単!ジャパネットもビックリだな!」

とかからかって言ったら喜んでた。

何故だ・・



「ソウ君大きくて大好き」

「ソウ君の匂いがすると抱っこして貰ってるみたい・・」

「いつでもこうしてやるよ」

嬉しくなってそのまま子供を抱くように抱え上げる

嫁の体格と僕の体格だから出来る事

落ちないように嫁が一生懸命抱きついてくるのが又可愛い

「コアラさんみたいw」

そういって笑う嫁にキスする

嫁も直ぐに応じて目を閉じる



切り出すなら今だと思った。


「なあ、暑いし汗かいたから又一緒にお風呂はいらないか?」

言葉を聴いてから意味を理解するまで少し間があったけど

その様子は嫁の目を通してありありとわかった。


「・・・・うん」

暫くの沈黙のあと真赤になりつつ嫁は頷いた。




お風呂の水は少し温めにしておいた。


いくら暑くても真水は冷たすぎるし風邪を引くと思った。


嫁は暑いのも寒いのにも弱い、頑丈な僕と違い体が小さいのでこういう暑い日は外に居るだけで具合が悪くなる事もある

まあ、最近の猛暑は僕でも1時間直射日光にさらされるとグラッと来てしまうが・・



お湯がたまる15分あまり僕達は緊張して殆ど話さなかった。


「そろそろお湯たまったかな?」

「うん・・・」

「じゃあ行こうか・・」

「うん・・・」



ノソノソと僕の前を歩く嫁

「嫌?嫌なら辞めよう?」

「ううん!!嫌じゃないよ!!」

僕の言葉にさっと振り向いて答える嫁



僕達は恥ずかしがる嫁を思って先にパーッと脱いで先にいく

嫁も前と違い今度は直ぐに後に続いた。


「京子・・おれ京子の裸ちゃんとみたいな・・」

僕がそういうと嫁は後ろでバスタオルをとり脱衣場に置いたようだった。


そっと振り向くと夢にまで見た全裸の嫁が恥ずかしそうにしてたっていた。


手でアソコと胸は隠していたけど日焼け後と白い肌のコントラストが本当に綺麗だった。


「あんまりみないで・・恥ずかしいから・・変だし・・・・」

「変じゃないよ・・凄く綺麗だよ」

思わず抱きしめてしまった。


ビクッとなる嫁でも、いざ抱き合うと凄く安心するような溜息がもれた。


「ふぅはぁー」

全身の緊張が抜けていくように力が抜けていくのが解る

こわばった腕の筋肉や背中の硬さが抜けて体を僕に預けるようになる

「ソウ君の体熱い・・」

「京子の体も熱いよ」

「ソウ君ムキムキだね・・」

「筋トレとかしてるからな」

「入ろう」

「うん」



嫁は小さいが僕が大きいのでギュウギュウだったが

その分自然に密着した。


柔らかい嫁の体が当たってたまらない

僕のアレは当然にびんびんになっていて

さっきから嫁のお尻や太ももに当たっているけど

嫁は気にしていないのかそれともあえてスルーしているのかふれてこなかった。


僕はもう生でまた嫁の裸が見れただけで十分に満足していた。


それにこの分ならコレから何度でも見れると思ったからだ

嫁と又一つ前進して新しい秘密の関係になれたことが凄く嬉しかった。




2人で浴槽で抱き合うようにして何回もキスして

胸も見せてもらった。


小さいからと気にしていたけど、感動した。


僕の物だ!!全部僕の物だ!!と勝手に興奮していた。


以降嫁と家で2人っきりになると良く2人でお風呂に入るようになった。


なれてくると二人で背中をながしっこしたりシャンプーしあったりして楽しかった。


お互い一人っ子だったからそういう関係は兄妹みたいで新鮮だった。


最初はたちっ放しだったけど、段々そういう気分の時とそうでない時で反応が変わった。




エッチには興味あったけれど

やっぱりエッチは大人になってからだという思いがあって怖くて出来なかった。


それでも、お互い体には興味があって

アソコの話 毛の話をよくした。


嫁はまだ殆ど生えてなかった。

僕はもう確り大人の毛が生えてて

嫁はお父さんみたい!と言っていた。


「あのね・・ソウ君のはソウ君が体が大きいからおっきいの?」

「???なにが?」

「えっと・・オチンチン・・」

ある程度なれたけどそれでもこの単語を言うのは抵抗があるらしく顔が赤い

「あ、ああ~さぁ・・友達の見たことないからなぁ・・」

「でもクラスの男の子よくそんなこと言うよね」

「ああ、トイレの時とか見てくる奴いるな・・俺はそういうの嫌いだからな・・」



「そっか・・・でもソウ君の大きいかも・・だって前みたお父さんのより大きいもん・・」

(お父さん・・・)

「コレがエッチの時私の中にはいるのかな・・大丈夫かな・・・」

「だ、大丈夫なんじゃないか?、だって赤ちゃん出てくるんだろ?」

お互い浅い性知識しかなく保健体育の本で知った知識総動員で話す。




「凄く痛いって・・」

「らしいな・・」

「私ちゃんとできるのかな・・・」

嫁は不安になったのかお風呂の時は良く自分の身長やコンプレックスの心配を

僕に打ち明けるようになっていた。


「もっと大人になって大きくなればきっと出来るよ」

僕はそういう風に慰めていたけど

結局嫁の体のサイズはお尻と胸が少し大きくなって女らしくなった以外は

殆ど据え置きだった。


この頃の嫁は不思議の海のナディアをさらにショートカットにしたような

胸のある日焼けしたシンジ君だった。


しかも嫁はパイパンとは言わないまでも元来毛が薄い体質らしく

下も殆ど手入れなしで際どいビキニがはけるくらいに上にちょろっとしか生えて無い

大人になって今でこそ「処理が楽そうで羨ましい」といわれるが

子供の頃、皆に当たり前に生え出したものが自分には生えてこないというのは

凄く不安だったようだ



女の子の事を相談されても僕は解らなかったけど

嫁が真剣に心配してるのは解ったからお風呂では本当に良く話を聞いてあげていた。


殆どソウ君の京子悩み相談室状態だった。


ソレくらい日ごろ喋らない嫁がお風呂だと良く喋った。


考えてみると女性男性含めて嫁が相談できる相手は僕以外には居なかったからだろう



今でも我が家では相談事は一緒にお風呂に入ってから行われる事が多い

そういう経験があってから嫁は僕と長風呂するのが大好きで

僕も嫌いではないから2人で1時間くらい何だかんだと入っている事もある



年をとって僕達を知る人たちに良く言われる

「そんなに2人ずっと一緒で飽きたりしないの?」とか

「不自然なくらいに仲が良すぎる」と



確かに自分達でも不思議に思う事は正直ある

でも仕方ない何時までたっても気持ちが変わらないから

いつも一緒に居たいと思うしお互いの笑顔が見たい僕達にはなんら

不思議ではないけど世間一般では

「旦那(女房)に萌えるなんて最初の数年だけだろ」という人が多い

嫁も良く言われるらしい

でも、最後は「俺達って幸せ者なんだな」と2人でよく言ってる



夏場昼にお風呂に入ると、あがった後異様に眠くなる

程よくぬるま湯で冷えた体に夏の風が心地よくて

2人で窓をあけてフローリングに寝転がると直ぐに嫁が寝てしまう

風邪を引かないようにタオルケットをかけて嫁の寝顔を眺める

勝手にキスしたり頭を撫でていると

運がいい時は嫁の可愛い「ムニャムニャ」という寝言が聞ける

そうしているうちに僕も眠くなってきて寝てしまう

そうやって夏場2人殆ど外に出ずに部屋の中で過ごした。


穏やかな、僕達2人を中心にまるで世界中が平和になったような空気感だった。




夏が終わって運動会

嫁は運動が苦手なので憂鬱そうにしていた。


そもそも体育教師の行進のときの指導とかがヤタラ怒鳴り声なので

嫁はそういう男の怒鳴り声とかが凄く怖いらしく、そのせいて体育会系や

体育がずっと苦手だった。


嫁にしてみれば見上げるような大男が大声を張り上げれば怖く見えて当然だろう

僕は嫁がそういうの苦手なのは長い付き合いでわかっていたので

絶対に声を張り上げない、そもそも僕自身あまりやかましいのは好きじゃない

ここでも父の教えが役に立ったと思う

「ソウタ、大事な子は小声が届く距離に置いとけよ」と言っていた。


「大声出さないといけない状態になってからじゃたいがい手遅れだ」とも

父は昔相当のプレイボーイだったので何かとこういう自慢を息子に聞かせてくれた。






クリスマスは嫁の家で楽しく食事をして

嫁には小遣いをためてハンカチを渡した、親にお金を前借してでも

もっといい物をと思ったけれど「ばか野郎!ガキのうちから女に貢ようじゃ男は終わりだ」

と父に言われて身分相応にハンカチにした。


当然嫁はこのハンカチを今でも大事に大事に持っていてくれる

ピンクのハンカチはもう何回も洗った性で随分色が落ちている

安物の子供臭いハンカチで、何度も僕が新しいの買ってあげようか?

と言うけどコレがいいと言う最近、年をとって

私が先に死んだらコレを一緒にお墓に入れてね

といわれて不覚にも泣いてしまった。


※(嫁はいたって健康そのもので元気だよ安心してね、欝EDなんて無いよ)



因みに嫁からは手編みのマフラーを貰った。


初めて作ったから失敗してたみたいだけど嬉しかった。


今でも寒い日は出勤する時に使ってる

今では相当の腕になった嫁が作り直してくれるというが

僕も意地みたいに、「コレがいい」と言ってる

その代わりに冬物のセーターとかは殆ど嫁の手作り

会社でブランド物大好きの女子社員に

「何処のメーカーのですか?いいなぁ」と言われるくらい良い出来



お正月は両家合同で初詣

温泉旅行以来僕達の関係ないところでも一緒に飲みに行ったりしている親達は

すっかり親戚みたいでお正月は例年になく盛り上った。


嫁は初めて和服を着せて貰って嬉しそうで

嫁の御爺ちゃんとお婆ちゃんが買ってくれたらしい、うっすらお化粧までしてた。


「お姫様みたいだな」って言った時の嫁の喜びようはなかった。


「今年もよろしくお願いします。


すっかり葉が落ちた桜の木の下

少し頬を赤くして、かしこまって言う嫁が妙に大人っぽく見えた。




もう少しで3学期、小学校卒業が近づいていた。






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入学して嫁と僕が一番に喜んだのは、僕達のクラスが同じになった事だった。


これで嫁と同じクラスになるのは小学1年生から7年連続という事になる

クラス分けの票をみた嫁が僕の方をみて皆にわからないように口だけ(やったー)と動かす。




人見知りの嫁にしてみれば一番の不安要素だったらしい

クラスでの自己紹介がすんだらクラスの係り委員選びになる

僕と嫁は真っ先に図書委員に立候補してあっさり決まった。


最初から嫁としめし合わせていたからだ



嫁は気が弱いので何か頼まれると基本断れない

なので最初からコッチで立候補してしまうつもりだった。




大変だったのは上級生からの部活勧誘だった。


特に僕は身長が学年で一番高い、目立たないわけがない

柔道部やバスケ部などの上級生から頻繁に誘われた。


しかし、そういう上級生達を一人ひとり相手にしてもきりが無いので

早々に各顧問の先生のところへ出向き、進学のための勉強を理由に丁重に断ると

上級生からの矢の様な催促も直ぐに止んだ



実際今年も嫁と帰宅部を決め込んで宿題と勉強を一緒にやるつもりだったからだ

イチャイチャしてるようで結構真面目に勉強してる僕等は、成績も上位に食い込んでいた。




中学に入ってから実際に宿題の量も難しさも格段にあがったと感じた。


勉強も前より時間を多く使うようになっていた。


僕等は学校が終わると早々に帰宅して毎日嫁の家の夕食が始まるまでの3~4時間

ほぼ毎日みっちり勉強と宿題をやる事になった。




イチャイチャする時間は減ってしまったけど

それでも2人で一緒に勉強するだけで僕等は十分に満足だったし

その分休みの日は宿題だけを済ませてたっぷり遊ぶようにした。


お互い真面目な所が幸いしてケジメがあったのが長続きしたコツだったと思う

それでも時々キス位はしていたけど・・・・



休みの日は日ごろの我慢を晴らすべく僕等は遊んだ

朝早くから一日中一緒にいてべったり2人っきりを楽しんだ

今までは嫁の家に僕が行く形だったのが嫁が僕の家に来るようにもなった。


と言っても僕の家は結構車どおりの激しい道のを何度か渡った場所にあるので

遠慮する嫁をおして、嫁の家まで僕が迎えに行った。


帰りも勿論家まで送り届けた。


大変な様だったけど僕は結構楽しかった。


実際その道路では何年かに一度、衝突事故や人身事故が起こってた気がする

通るたびに嫁に「ここは注意しろよ」と言ってたと思う

嫁はしつこい僕のいう事を五月蝿がらずにその度に黙って頷いてた。




送り迎えは2人で歩きながら色んな話をしてたからデートみたいなものだった。


田舎の道とは言え季節や時間で色んな変化があって散歩のつもりになれば

どうという事も無かった。




2人で街にも良く行った、僕の体格なら絡んでくるような不良も居なかった。


筋肉だって毎日の筋トレのお陰でそこらの部活動してる連中よりマッチョだったし

何よりもう僕と嫁はカップルというよりは、デカイお兄ちゃんとその妹みたいだったからだ



2人で街で買い物して嫁が洋服とかを見てるのに付き添うと

「おじょうちゃんいくつ?」とか「お兄ちゃんと一緒でよかったね」とよく言われてた。


「2人とも中学生です」と嫁が良く憤慨してたけど、仕方が無いと思う

セーラー服着てないと、どう見ても小学生だった。


また、規格外にデカイ僕の隣に居るから余計に目立った。




嫁はお洒落にも気を使うようになっていたので

私服が格段に可愛くなっていた。


と言っても「スカートはパンツ見えるからだめ!」

と僕が言ったのを真面目に守って外ではジーンズとかだった。


その代わりに家の中のときはかなり際どいミニのスカートとか、可愛いワンピースとか

スカートの事が多かった。


後で聞いたら、外で薄着すると嫁はそもそも風邪を引きやすいから

スカートは部屋着だったのだけど、僕のリアクションが良かったので後々は嫁の

パンツ、いやスカート見せは密かな楽しみだったらしい

嫁はそういう理由からセーラー服の時も下はニーソとかをはいてた。






中学生に入って益々楽しい毎日だったのだけど

図書委員の時にちょっとした問題が起きた。


2人で仲良く図書委員をしてた。


当然他の図書委員もいるし、上級生の委員もいる

だから、当然僕達の関係は直ぐに上級生の女子にばれた。


コレは運よく目撃した別のクラスの図書委員の女子づてに聞いて知りえたので

本当に幸運だった。




嫁はコッソリ上級生に呼び出されて「彼氏持ちなんて生意気だ」「調子に乗ってる」とか

言われたらしい当然僕にも言うなというようなことも言われたので

僕がクラスの女子に聞いてなければどうなっていた事か・・・

因みにその上級生の女子は別に図書委員の上級生ではない

噂で下級生で付き合ってる女子がいるとそういう事をしてるような連中



嫁はもう怖くて何も言えなかったのだろう

僕は直ぐに嫁を問いただし半泣きの嫁から詳しい事情を聞くと

担任の所へ嫁を引っ張っていき話をつけた。


僕の剣幕に話はその日のうちに片が付いた。


上級生連中は受験を控えててこんな問題を起こせばただじゃすまんとお灸をすえられた。


どうも日ごろから素行が悪かったらしい、後で噂好きの子に聞いたらその内の一人が

僕を狙ってたとかなんとか聞いたが真偽は定かではない

とりあえず帰り際、プリント貰いに行った職員室で

見かけたので思いっきり睨みつけてやった。




嫁は慣れない事があって具合が悪くなったので早退した。


僕は学校が終わって直ぐにプリントとか持って嫁の家に行った。


玄関を開けると直ぐにお母さんが迎えてくれて

先生から事情は電話で聞いてたらしく「ソウ君ありがとう」と凄く感謝された。


嫁の部屋に入ると嫁が直ぐに飛びついてきた。


「もう大丈夫だから」

「・・・・・・・・」

もう泣いては居なかったけど相当堪えたようだった。


抱き上げて包み込むようにしてやるとグリグリと頭を押し付けてきた。




1時間位そうやって抱きしめてた気がする

普通に考えればたいした事ない事かもしれないけど

喧嘩どころか他人と口論すらしたことがない嫁には

タッパのある上級生から行き成り呼び出されて囲まれて

色々言われたのはかなりトラウマになったようだ



「いいか、次こういう事があったら、相手が何を言っても俺に直ぐに言いにこいよ!」

嫁の目を見て言う

「うん」

真赤な目で嫁が頷いたので一安心した。


「俺が絶対助けてやるからな」

「うん」

嫁がギュッと捕まってくる



この事があってから暫く嫁は学校に居る間ずっと僕の側に居るようになった。


べったり隣というわけではなく

必ず僕の目線が届く場所に常に意識してさり気なく居るような感じ

そんな嫁の様子や、事の真相を知ってる一部の女子達が何かと

僕等に気を使ってくれるようになった。


上級生の乱暴な女子を彼女のためにを撃退した。

というのはかなりポイント高かったらしい

あの上級生グループは1年生入学以来どうも彼方此方で似たような事をしてたらしい

お陰ですっかり大人しくなって、皆喜んでいるといわれた。




この一件でなんか一気に凄くもてる様になって気がする

翌年のバレンタインデーにやたらチョコを貰った。


ソレまでは体が大きくて怖いと思われてたらしい

でも、さり気なく嫁を色んなところで助けてるのが徐々にばれてイメージが変わった。


そういう僕を見て嫁は不安だったらしいけど

僕は気にしてなかった、相変わらず嫁一筋だった。




嫁が元気になってから直ぐの休日

その日は、最初から嫁が甘えモードだった。


「今日は何処へいこうか?」

と僕が切り出したが、「ん・・」

と何時もの乗り気じゃない感じ

「今日は家に居るの?」

「うん」

小さい頭で大きく頷く嫁

「なにする?」

「・・・・・」

何にも言わないで胡坐をかいて座る僕の上に座ってくる

黙っていると僕の両手をとって、まるで僕の手をはっぴを着るように自分にかける

後ろから僕が抱きしめる形になる

その状態に満足すると嫁はTVを付けてくつろぎ始める

「今日はコレがしたかったのか?」

嫁が黙って頷く



2人で暫くTVを見る

「京子ちょっとヤキモチやいてる?」

僕が徐に言うと僕の手の中でTVを見てる嫁がまた、無言で頷く

「・・・・・・・・・・」

「本当可愛いなお前!!」

僕は突然嫁を抱え上げてベットに押し倒す。


嫁はビックリした反面嬉しそうにしている

「可愛いからくすぐりの刑な!」

「キャーーーw」

嫁が必死に逃げようとするのをがっちり捕まえる

嫁がどんなに抵抗しても土台無理

「ごめんなさい許して~w」

「だめw」

ひとしきりくすぐって苦しそうにしてきたので止める



「参った?」

「参りましたw」

「京子はダレの事が好き?」

「ソウ君が好き」

「一番?」

「一番好き」



嫁にキスする

「ご褒美です。


「ご褒美もっと!」

チュッ

「もっと!」

チュッ

「もっと長くがいい!」



言われたとおり長くキス、そのまま舌を入れてディープ

「ん・・」

直ぐに赤くなる嫁

「エッチw」

嫁が嬉しそうに言う

「ドキドキした?」

「うん・・・」



僕は嫁のTシャツの下から素早く手を入れて胸に手を当てる

「あっ・・」

嫁が短く驚いて咄嗟に僕のその手を掴む

「確認w本当だ京子の心臓ドキドキしてるね」

「・・・・・・・」目をつぶって恥ずかしそうにしてるが

僕の手を掴んだ手が力なく離れる

揉むわけじゃなくただ胸に手を当てただけ

「心配するな、俺も京子が一番好きだよ」

「・・・・」

また黙って頷く嫁



胸に手を当てたままもう一度キス

手を抜いてまた膝の上に抱き上げて乗せる

「びっくりした・・」

「だってお前可愛いんだもん」

「・・・・・・」



「今日は甘えたいの?」

「いっぱい甘えたい・・」

「じゃあこんな事してみる?」

僕はそういうと嫁をお姫様抱っこしてみる



というのもクラスの女子に「ソウタ君大きいからお姫様抱っことか出来そうだよね~」

と言われてたからだ、嫁もソレを近くで聞いててちょっと機嫌が悪そうだったのだ

「京子もお姫様になりたいとか思うの?」

「・・少し・・」

「ほーらお姫様だよー」

僕はそういいながら部屋の中をお姫様抱っこでうろうろする

「・・・これなんか違うw」

嫁が可笑しそうに言う

「えっ違うの?」

「どういうのがお姫様なの?」

「・・・」

嫁も解らない



「じゃあこうかな」

「はい、お姫様召し上がれ」

とテーブルの上のポッキーを一本とって嫁に食わせる

リスみたいに小さい口で必死にぽりぽり食べる嫁

可愛かったので調子にのって「姫様!」「姫様!」とやってたら3本目で怒った。


「もーそんなに食べられないよ!!」

小さい手でバシバシ肩を叩かれる



その後も色々やったテーマは甘える

いかにどういうスタイルで甘えるかという嫁による嫁のための研究

ナンバー1

亀さんスタイル、僕が寝て嫁がその上に寝るというスタイル

程よい嫁による重圧が心地よくもあるが、長時間だと流石に苦しい

ナンバー2

馬さんスタイル、僕が馬で嫁が上に乗るだけコレはしんどい

ナンバー3

恥ずかしすぎて書けない



他にも色々やったけど

やっぱり一番は、今までどおり僕が後ろから抱く形がベストという事に

「やっぱりコレがいい!」

嫁が満足そうに言う



満足気にしている嫁の後ろから手を回して嫁の胸を揉む

「あっ・・」

「嫁ばっかり楽しい思いしてずるいだろ」

「俺もこの位のご褒美欲しい」

「・・・・・」

嫁が抵抗しないので

後ろからもみもみする

大きくはないけど確実に存在する感じ「揉んだら大きくなるんだってよ?」

「本当?」

「うん、T子さんが言ってた。


「・・・・・T子さんにしたらだめだよ・・」

「うん京子にしかしない」

そう言いつつ下から上にむにゅーんと上げたり

回転を加えて揉んだりと弾力のある嫁の胸を楽しむ

「・・・・ソウ君も大きい方がすき?」

「別に?京子のおっぱいが一番好き」

手のひらに固い粒状の突起が当たる

「ふんっ・・あっ・・」声を必死に我慢する嫁

僕のが嫁のお尻に当たる、嫁も知ってか知らずかお尻を動かすので

程よい感触がさらにたまらない



「京子の乳首固くなってる?」

「だって・・ん・・・ソウ君が触るから・・んふっ・・」

「京子Hな声でてるよ?」

「もう・・なんでそういう事いうの・・んあっ・・」



「京子アソコ触っていい?」

「あん・・ダメだよ・・」

「触りたい・・・」

「や・・だめ・・」

胸を揉みつつ時たまこすれる乳首の刺激で嫁を責めつつ頼む

「さわるよ・・」

「あっ・・もう・・・」

嫁のスカートに手を入れてショーツ越しに嫁のソコを触ったらじっとりとしていた。


「京子濡れてるよ?」

「だってもぅ・・ソウ君が・・・知らない・・ああっ!」

僕が軽くソコをなぞっただけで嫁の体がビックとなった。


「どうしたの?」

「なんか凄い・・ソウ君が触ると凄い・・私・・可笑しくなるよ」

「もっとしていい?」

「・・・うん・・・して・・していいよ・・」



僕はソコを確かめるように手のひら全体で揉みこむ

片手は胸もう片方はパンツ

嫁は両方からの刺激に終始ビクビクと体を震わせて

声が漏れないように必死に我慢している



嫁のソコはドンドン湿り気を帯びてくる

「はぁん・・あっ」

僕の手はもうスポブラをズラして生で胸を揉んでいた。


下のほうもショーツがもどかしい

「京子パンツに手いれるよ?」

「もう・・一々言わないでぇ・・」

僕はそういうと嫁のパンツをずらす。


嫁が少し腰を浮かせた気がした。


生で触る嫁のソコは凄く柔らかく暖かかった。




お風呂で何度もみたけど、直接こんな風に触るのは初めてだった。


「京子気持ちいいか?」

「・・・・・・」嫁は堪らないのかウンウンと頷くばかり

僕は少しずつ割れ目の中をゆっくり優しく触る

指が嫁の中に少し入った瞬間

「ああっ!なに?!なにか! ああっ」

嫁が大きくのけ反る、その後暫くブルブル震えてぐったりなってしまった。


「京子大丈夫か?」

心配になる10秒くらいボーっとなっている嫁

「大丈夫か?」

「うん・・なんか急に真っ白になったて・・凄かった・・」

そういうと嫁はトイレに行ってくると行ってヨロヨロ部屋を出て行った。




戻ってきた時には着替えてきててその日はそれで終わり

でも最後に僕が「またしていい?」と聞いたら無言で頷いてた。


あとは2人でダラダラして僕は家に帰って自分で慰めた。


嫁はこのことが切欠で責められるのが好きに成ったらしい

身をゆだねて、されるがままになると凄く安心して愛されてる気分になると言ってた。




それからも良く休日に僕の部屋なんかでHな事をするようになった。


大抵は僕が胸を揉むのを合図に汚れる前にショーツを脱がして

直接アソコを触って嫁がイク姿を見て楽しむ

何度かしてるうちに、恥ずかしがる嫁だけど、明らかにHな事は大好きだと解った。


恥ずかしがって顔は赤くなるけど

僕が強引に始めても全く抵抗はしないし、むしろ体の力が抜けていく

触ってると段々足が開いていくし、目がトローンとなった。




僕のアソコにも余裕が出てきたのか

触ってくれるようになった。


「熱い・・固い・・」

最初はおっかなびっくり言ってたけど、

握ってると凄く安心すると言う様になった。


嫁にフェラを教えた。

舐めたりするんだよねと嫁からいいだしから

僕もフェラって如何するのか解らなかったけど

嫁と2人で相談しあって気持ち良い方法を色々考えた。


嫁は今でもフェラが好きで

要するに体のデカイ僕が自分の愛撫で気持ちよくなってる姿が萌えるらしい

当時の嫁はコンプレックスがあっていつも僕に助けて貰ってると思ってた

だから余計に僕に対して奉仕する事に喜びを感じていたのかもしれない

「ソウ君に感謝してたけど何も出来なくて、だからしてあげることが嬉しかった。


後々嫁がそう言うようなことを言ってた。




小さい口で一生懸命くわえてくれるのがビジュアル的に堪らない

精液も自然に飲んでくれた。

処理の仕方が思いつかなかったらしく

自然に飲んでしまったみたいだった。


後になって飲むことも好きに成ったらしい

嫁のフェラが気持ちよくて、お互いの部屋で2人っきりだと良くしてもらった。


隣に座って嫁の頭を無言でグッとふれると

直ぐに嫁は解ってくれて自然に体を倒して股間に顔をうずめてそのまましてくれた。


柔らかい物が嫁の口の中で小さい舌で転がされているうちに大きくなって

徐々に嫁の口の中が狭くなり圧迫される、嫁の口では亀頭部分から少ししか入らない

けど、精一杯飲み込んで気持ちよくしてくれる

やりたい盛りだったけど、だからこそ、そういう風に何でもしてくれる嫁が

本当に益々大好きになった。




会えば大体抜いてもらうのは日課になった。


この時から今現在まで殆ど毎週嫁は僕のを飲んでる事になる

まあ、此方も同じくらい嫁を気持ちよくしてるけどね

「毎回とかいやじゃなかった?」って後で聞いたけど

嫁は「私も気持ち良かったから嬉しかったよ」って言ってた。




嫌がる嫁にした事はないけど、そもそも嫁が嫌がったことがない

コレは殆ど確信に近い

結局好き者同士だったのかもしれない、他の人を知らないけど体の相性も抜群だと思う

同じタイミングでイクのが実は難しいという話を大人になってから聞いて

僕も嫁も驚いたくらいだった。


同時にイクのは当たり前だと思っていた、そんな努力した事すらなかったから



嫁も僕に対してしてあげられる事が増えて

少しだけど僕に対して意見が言えるようになってきて

寂しい反面頼もしくもなった気がした。


公私共に助けて貰う事も増えてきて益々、側に居て欲しい人になった。


将来結婚しよう内心そういう事を考え、意識するようになった。