kimamamh080400040


妻は潔癖症だ。

普段はとても優しく、かわいいのだが、潔癖症スイッチが入ると人が変わる。




H自体には嫌悪感はなく、むしろ好きなくらいなので良いのだが、プレイの内容によってはスイッチが入り、その後はずっと不機嫌になる。

今は交際期間を含めて5年になるので、何が地雷であるのかを把握しているが、新たな地雷を踏む度に苦悩する毎日だった。




妻は少しMっ気があるので、嫌がってもそのまま続けてやろうと一度試したことがあったが、やはり心底嫌だったようで、それからセックスストライキを3ヶ月やられたた。

そのため、絶対に地雷を避けるようになった。




そんな俺の願望は、妻にごっくんさせることだった。

しかし、妻にとってはフェラすら嫌悪の対象。

そんな妻に口内射精やましてやごっくんさせるなど、又吉イエスが当選するよりもあり得ない話だった。




妻ラブの俺としては、浮気や風俗など考えられないため、萌えコピを見ては羨ましいとため息をつき、もう一生口内射精+ごっくんなど自分には縁がないのだとあきらめていた。




しかし、チャンスは訪れた。




昨夜のHの最中、ピストンしながら「今日は最後に飲んでね」と言うと妻は「無理無理無理無理ぃ!!!!!」と叫び出した。

実はこのやり取りはもはや夫婦で定番となっていて、妻が本気で嫌がる寸前で止めるというギリギリの攻防を楽しむものだった。

妻としては、俺が絶対に無理やりり飲ませるようなことはしないとわかっているので、なかば安心して楽しめたのだろう。




昨夜は少しバリエーションを変えてみようと、「無理無理無理無理ィーっ!」と叫ぶ妻に対して「無駄無駄無駄無駄ァー」と叫んで続行した。







それが妙に妻にはツボってしまったようで、イキながら爆笑し出した。

その瞬間、不意に締め付けられ、射精感が一気に高まった。




俺「バッ 笑うなっ ヤバイ もう出るよ、出る」

妻「えっ? ちょ、ちょっと抜いてよ。

今日は中に出さないで。


俺「駄目だ、もう出る 限界、外に出すよ」

妻「ティッシュがないー!!! 外にも出さないでー汚さないでー!!」

俺「もうあかん 口開けろ」



咄嗟に妻が開けた口に思いっきり射精した。

ドクドクと出し、その幸福感にひたると同時に数秒後に訪れるであろう地獄を想像し、棒をピクピク、全身をビクビクさせていた。




もう勢いで土下座しかないとジャンピング土下座の体制に入ろうとした瞬間、



妻「もーっ飲んじゃったじゃない。

もう少しで買ったばっかりの羽毛布団を汚すとこだったでしょー」

俺「へっ?」

妻「もう、汚したら半殺しだからね」

俺「そっちですか?」

妻「何のこと?おえっ、初めて飲んだけどちょっと苦いね。

すっきりした?」

俺「え・・・まあ・・・」

妻「こっちも良かったよ。

オヤスミー」



羽毛布団のおかげで命拾いした