kimamamh5260335


休日出勤した。


他の社員はみ〜んなお休みで、独り朝から残務整理と翌日の下準備。


尻がデカくて色っぽいYちゃんの椅子に頬擦りする事もなく淡々と仕事をこなしていく。


お昼前に仕事も片付きそろそろ帰れるなと思っていた矢先、事務所のドアの開く音。


俺の席からはパーテーション代わりのロッカーが邪魔してドアが見えない。


俺以外に誰も来る予定は無い。

鍵閉めとくべきだったなと思いながら近づく足音に集中。


コツコツと軽やかに近づいて来ますよ。

イヤ〜ン何者ぉ〜 

俺は席に凍りついたまま相手が顔を出すのを待つだけ… 失禁する準備はできてるぜ。

来なっ!



座ったまま為す統べなく無意味に踏ん張っている俺の前に現れたのは丸顔の女。


女は言った「おはようございます」と朗らかに。

入社一年目のMちゃんだった。


俺はビビりまくってた事は臆面にも出さずに言い放った「おはよう」と。





トチ狂った取引先が休日に突然やって来るという最悪の事態は避けた事に安堵。


しかし、何をしに来たMちゃん?平静を取り戻した俺は聞く「仕事か?」

ピンクのふわふわしたセーターにジーンズ姿の丸顔が言う「掃除しに来ました」

掃除か… なるほどな。

俺に会いたくて来たとは流石に言いづらいか。

かわいいぜ丸顔。


丸顔の言い分はこうだ。


入社以来、事務所の汚なさが気になって堪らなかった。


普段から時間を見つけては掃除をしていたが平日は従業員が邪魔で思い通りには掃除できない。


そうだ!休日の誰もいない時に掃除すればいいんだ!アタシきれい好き!

でも、休日は事務所の鍵は閉まってて無理。

と思ってたら、俺が休日出勤すると小耳に挟んだ。


日曜日ゆっくり寝ていたいけど、もし早く目がさめたら掃除しにいこう!

と勝手に決めたらしい。


うん… まあ… いいだろ… 偉いな丸顔…「でも俺そろそろ鍵閉めて帰るぜ」







「えっもう帰っちゃうんですか?」「もうちょっと居てください」「いいですよね?」

私服姿の丸顔、色気は無い。

もともと美人でもない。

乳も無い。

尻も小さい。

でもちょっと好き。


丸顔のほんわかとした雰囲気。

時折見せる天然っぽさ。

俺達はこういうのに弱いだろ。


「本当に帰っちゃうんですか?」そんな切ない表情すんな。

二人きりのチャンス逃すわけね〜だろ。


俺の「う〜ん もうちょっと居てもいいかな」の声に、笑顔を取り戻す丸顔。


丸顔は「じゃあ、私汚れてもいい服に着替えてきます」と更衣室へ向かおうとする。


変な客が来ると困るので、着替える前に玄関の鍵閉めるように言う。

素直に従う丸顔。


密室完成。

俺はエロい事したいわけじゃない。

丸顔と二人きりになりいだけなんだ。

本当に…





俺は本来の仕事は片付いてしまったので、どうでもいい資料整理などをしてみる。


汚れてもいい服とやらに着替えてきた丸顔。

白い長袖Tシャツに白いパジャマみたいなズボン。


頭には赤いスカーフが巻かれていた。

汚れてもいいだろうが、酷い格好だ。


Tシャツは擦り切れていて襟元はだるだるに伸びきっている。

水色のブラが透けすぎだ。


下も水色のパンツが透けているし、ずり下がったズボンのせいで常にパンツの腰部分が見えている

見せパンと言うやつか?机の拭き掃除をはじめた丸顔に思い切って聞いてみる。


「Mちゃん、腰の所から水色のパンツ見えてんだけどさ、それ見せてもいいパンツ?」

「どこ見てんですか!」叱られた… 俺が見てんじゃね〜よ お前が見せてんだろ…

丸顔はズボンを引っ張り上げ腰の紐をきつく結ぶ。

見せちゃいけないパンツだったようだ。





叱られはしたが、軽蔑されたわけではないようだ。

雑談の雰囲気は悪くない。


俺の視姦目線を気にするそぶりも無く、丸顔はスケスケ衣装で掃除を続ける。


だるだるの胸元からはブラが丸見えで、胸を通り越して腹まで見える。

それ以上にさっき、

ズボンを引っ張り上げたせいで食い込み具合が尋常じゃない。

乳より尻が好きな俺にサービスか?

小ぶりな尻とはいえ尻は尻。

しゃがんだ後ろ姿なんか誘ってんのかと思い違いしたくなるほど。


丸顔が俺の脇に立って言う「ちょっと横にどいてて下さい。

」机の掃除は残す所俺の席だけに。


資料を手に持ち椅子に座ったまま脇にどく。

横から丸顔のスケスケ姿をまじまじと見る。


尻をさわりて〜 さわりて〜 さわりて〜 さわりて〜 思ってたら触ってしまった。




丸顔の動きが止まる。


俺は慌てて手を引っ込めながら「おわ〜 間違った! ごめん 間違い ごめんなさい」

「何してんですか!? さわりました?」驚いているね。


「うん だからごめんなさい 間違ってさわりました」必死で謝る。


「間違いってどういう意味ですか? なんでさわったんですか?」怒っているね。


「ごめん 手が間違って動いた 本当にごめん」

「わからない わからない 間違いって?」呆れているね。


「だから 尻見てたら、つい手が動いて…」

「さわっちゃ駄目ですよね? わかってますか?」俺を追いつめる気なのか…

わかってるよ。

もううるせ〜な めんどくせ〜 ちょっと触れただけだろ…



追及は終わらない。

俺は謝り続けながら丸顔のTシャツを見ていた。


擦り切れた汚いTシャツにプリントされた文字を見ていた。

”PLAYWITHME”

わざとか?わざとなのか?。

笑いを堪える。

今笑ったらヤバイよな。


売女Tシャツ着た半裸の女の尻さわって叱られている俺。

でも笑ったらヤバイよな。


「なに笑ってんですか!?」

ごめん 笑ってた…「笑ってないよ。

掃除手伝うから許して」もう勘弁してくれ。




その後、お昼を買いに出た時にケーキを買ってきてあげたらちょっと機嫌を直してくれた。